『朧月夜(おぼろづきよ)』という唱歌にも歌われているが、菜の花が一面に咲いているのは美しい。いつものことだが、桜が終わりかけるこの時期によく三鷹市の仙川の河岸が菜の花畑のようになる。
場所は仙川(河川)と東八道路が交差する新川大橋から隣の橋までの河岸である。いつもこの辺りは3月中旬には菜の花が咲き始めるが、このピークが4月中旬頃になる。
(3月10日撮影)
新川大橋から隣の長久保三之橋までを歩くが、両側が黄色い絨毯を引いたようになる。その中に少し紫色の大根の花が咲いているのを見つけるのも楽しい。
ついこの間までは花を探すのに苦労するくらいであったが、ナガミヒナゲシのオレンジ色の花やカラスノエンドウのピンクの花、スミレの紫の花などでかなり賑やかになりつつある。
長久保三之橋でバス通りに出ると左右には白い花をつけるハナミズキがほころびかけていて、その先の桜の花びらが散っているのとは対照的である。これからはどんどん暖かくなる、はずである。