hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

久我山散歩③〜春の到来を告げる植物編

2021-03-08 05:00:00 | 日記
啓蟄も終わり、いよいよ久我山も春の風物詩が一気に増えてきた。駅まで行く途中には寒緋桜(カンヒザクラ)が満開。かなり濃いめの花がたくさん木を賑わせている。





名前の通り、寒い時期に他の桜より先んじて咲く種類で1番の特色がホタルブクロのように、花が下を向いて咲くところ。普通に考えると花粉を媒介する虫たちが蜜を吸いにくいのではと考えるのだが。このため中国語では『鐘花櫻花』と呼ぶ。お隣には源平咲の椿、こちらも盛りでピンクの蕾も多数ついている。



駅で踏切を渡ろうとするとA線とB線の間に菜の花が黄色い花をつけて咲いている。よくみると反対側にもかぶがあり、しばらくは楽しめるようだ。

駅近くの路傍を見るとタチツボスミレが健気に沢山の花をつけて咲いている。日当たりの良い道端によく見つけることができるが、小さい株にも関わらず10個以上の花を付けているのも珍しい。



さらに神田川に沿って富士見ヶ丘方面に歩く。実は先週見た時にはまだ土筆(つくし)はなかった。しかし、今日はもう沢山のつくしんぼが顔を出してくれている。なぜか、検車区の敷地ばかりに生えていて中には線路の真ん中に生えている大胆なものもある。うまく線路や車両と重ねて写メを写そうとするが、土筆が小さ過ぎてなかなか難しい。



半月前に歩いた際には水仙とホトケノザくらいしか花がなかったが、ここのところの陽気で一気に春到来である。今週末には開花宣言、楽しみである。