hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

魚真 吉祥寺店〜90日ぶりの居酒屋

2021-03-24 05:00:00 | グルメ
居酒屋が趣味と言っても過言ではない私が年末に最後に飲みに行ったのが12月23日、そこから約90日ぶりに飲みに行った。もちろん、宣言が解除されたとはいえ、ルールを守り、早く飲みに行き早く帰ること、一緒に行くのは連れ合いだけ、としたのだが、やはり居酒屋はいいものである。

お邪魔したのは吉祥寺の『魚真』、もう10年以上通っている日本酒の美味いお店。店に到着したのは予約通り17時30分、店は八割くらいの入りで店員さん達は忙しそうに掛け回っている。



まずは生ビールで乾杯、肴は『あん肝ポン酢』『なめろう』から行く。生ビールの旨さには声も出ないし、あん肝ポン酢と合わせると幾らでも飲めてしまう。



なめろうはオーソドクスにアジ、海苔で巻いてももちろん美味い。

さらにこの店のお得な定番メニュー『魚の骨せんべい』が到着。アジを中心とした中落ちをカラッと揚げて、ビールにはもってこいである。

ここで日本酒に移るが、まずは薄濁りに惹かれて相模灘(神奈川県)をお願いする。するとメイン『キンメの煮付け』もやってくる。皿の端まであるキンメは赤くキラキラしていてテリもすごい。

鰭を外して中骨を外すと真っ白な身が現れるが脂がのり、さらに店自慢の煮汁を付けるとなんとも言えない旨味を感じる。これは家庭では中々出せない塩梅である。

『小鮎、ホウボウ、筍と春野菜の天ぷら』、小鮎を少し塩をつけて頭からいくとほろ苦さと甘さが混じり、これぞ春。もちろん、ほうぼうや筍、うどなども春を感じる。酒は東北泉(宮城県)、賀茂金秀(広島県)と次々に頼むが、進みすぎていけない。

魚ばかり食べてきたのでこの辺りで『牛すじの煮込み』と陸奥八仙(青森県)を注文。野菜と豆腐がたっぷり入り、やや薄めの味噌味で炊いた牛すじも堪らない。あまりゆっくりもできない気もしてややペースも早く、締めにうつる。



細巻(トロタク、梅きゅう)を頂き、最後はお茶を飲んで本日は終了、気がつくと1時間10分程度。急げば何とかなるものである。それにしても7時直前まで新規のお客がひっきりなしにやってくる。急いだ飲み方をしても、やはり居酒屋は素晴らしい。ご馳走さまでした。

魚真吉祥寺店
武蔵野市吉祥寺本町2ー18ー8キタガワビル2階
0422232039