土曜日の吉祥寺の居酒屋は結構混んでいる。ただ、コロナ前から変わったことは8時近くなると空席が目立ち始めるのである。私が店を予約したのが午後6時、ほぼ満席である。この店に来るのも半年ぶり、美味い魚が食べられるので楽しみにやってきた。
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まずは生ビールで乾杯、つまみは梅水晶、サメの軟骨を梅で和えた一品、空きっ腹に丁度いい。
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最初に登場したのは刺身がわりに頼んだ『カワハギの肝あえ』『鱈の白子とあん肝の酢の物』である。カワハギはやはり肝醤油かなと思うが、肝和えをポン酢で食べるのもいい。
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さらに白子、あん肝とくればやはり日本酒、連れには飛露喜(福島県会津坂下町)、私は日高見(宮城県石巻市)の搾りたてにする。店の人に教えてもらったのだが、普通のラベルの下に握り寿司ラベルがあるのだという。早速剥がして見せてもらう。この肝と白子は酒にピッタリである。
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続いて『オコゼの唐揚げ』、丸揚げと思っていたが、身と皮を硬い中骨から外して油で揚げてある。こちらもポン酢だが、酢の味が好きな我々は問題なし。酒は紀土(和歌山県)にする。淡白な白身とコラーゲンたっぷりの皮、中落ちの一部はカリッとした食感が堪らない。
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メインの煮付けは最初メバルを考えたが、『鯛のカブト』があるのでこの煮付けに変更。これが正解、大きな天然物の鯛のカブト煮、身も多く、唇や頬などコラーゲンも豊富。この店の煮汁は酒を意識したギリギリの甘さに仕上がっていて素晴らしい。
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酒は東北泉(山形県)にする。鯛カブトの解体には自信があり、丁寧に行うが魚が大きいので食べでがある。
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追加注文したのは『桜海老の落とし揚げ』、まあかき揚げである。揚げたてを塩で頂くのだが、サクサクした食感で意外に軽い。最後の酒は柔らかい来福(茨城県)。
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締めにはネギトロ巻、お茶をいただき帰途に。ほぼ魚のみだが、満腹となりました。ご馳走さまでした。
魚真 吉祥寺
武蔵野市吉祥寺本町2ー18ー8
0422232039
武蔵野市吉祥寺本町2ー18ー8
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