hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

シャトル7に乗って

2023-09-15 05:00:00 | バス
『都県境を越える路線バス』〜千葉・東京part3。バスシリーズ㉘となる。千葉県と東京都の境を越える路線バスを今まで2件紹介してきた。うち1路線は京成タウンバス新小52(市川駅〜小岩駅〜新小岩駅)、もう1路線が京成バス瑞75(江戸川スポーツセンター〜今井〜南行徳駅〜新浦安駅)である。

しかし、今回ご紹介するのは京成バス・シャトル7(環七シャトル)という急行バスでJR小岩・亀有・新小岩駅〜一之江駅〜葛西駅〜葛西臨海公園駅〜TDL〜ディズニーシーという路線。日中は1時間に3〜4本運行されている路線バスである。



乗車したのは葛西駅、通常の路線バス同様ロータリーの10番乗り口に列ができる。スタートは小岩駅などであり、葛西駅は途中のバス停のため、多少遅れたりはするが、始発のようにずっーと止まっているわけでもなく、前の方に並ばないと座れない。

13時49分発のバスは定時4分前に到着、4人目に並んでいた私は座ることができた。というのもTDL線とはいえ葛西駅で降りる人も多い。さらに葛西駅で並ぶ人にも観光客は殆どおらず、外国人は全くいない。

葛西駅を定時に出発、少し立っている人もいる程度の混み具合。名前の通り、環七通りを南下する。途中にバス停はあるが、このバスは『総合リクレーション公園』まではノンストップである。

(角野英子文学館)

バスの中には大型モニターがあり、江戸川区のニュースが流れていて、魔女の宅急便で有名な角野英子さんの文学館が11月に総合リクレーション公園内のなぎさ公園にできることを放送していた。

バスはさらに南へ、京葉線の高架を越えて突き当たりを右に曲がる。海岸はすぐそばで通り沿いに植えてある椰子の木が印象的。南に来たことを実感する。



少し走ると大きな観覧車が近づいてきて不意にロータリーを右に曲がっていく。ここが京葉線の駅もある『葛西臨海公園』バス停である。ここでかなりの人が下車する。

バスは定時まで待ち、元来た道を戻る。京葉線の高架を越え、湾岸道路との交差点を右に曲がる。

急にあたりが開け、舞浜大橋をひた走るが、この橋が都県境。橋を降りると左に周り、再び京葉線を越えて左に。するとTDLのバスターミナルはすぐ。



14時10分に無事到着。乗っていた時間は20分程度、バスは一旦止まり、終着のディズニーシーに向かったが、残った乗客は1人のみ。さらにここまでの乗客にも1組3名の外国人を除くと殆どいなかった。



環七シャトル(シャトル7)は元々メトロセブン構想に端を発している。環七通りを活用した『環七高速鉄道』促進協議会が葛西臨海公園〜亀有〜赤羽、さらに環八を使ったエイトライナー、赤羽〜荻窪〜田園調布〜羽田空港の整備を呼びかけ、推進している。ただ、採算など問題もあり、今後の検討課題の一つといった状況にある。


私はバス停から舞浜駅に向かった。