hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

リトル泰興楼Fei店〜八重洲ランチグルメ

2018-02-08 05:00:49 | グルメ

八重洲のジャンボ餃子と言えば泰興楼だが、日本橋にも雰囲気をカジュアルにした『リトル泰興楼Fei店』が八重仲ダイニングB1にある。店の作りは中国や香港の路地裏にあるようなオープンな作りで迎えてくれる。スタッフも中国人が多く、雰囲気を盛り上げる。

メニューを見ると日替わりランチは31通りあり、今日のランチは名物ジャンボ餃子2個とエビチリ卵和え、ライス、スープ、ヅァーサイ(1000円)で餃子が食べたいが量が多すぎると思案していたこともあり、2つが適量とすぐに決める。

店は11時40分で先客は4人ほど。しかし、5分ほど経つと来るわ来るわあっという間に満席、外には待つ人もでてくる。

まずはジャンボ餃子が2つ登場、流石にでかい。テーブルにあるC八醬という香味野菜と唐辛子・にんにく・ごま油などを混ぜた激辛調味料に醤油・酢を混ぜてつけだれにする。辛味も強いが風味もあり、これにカリッと焼き目のついたモチモチ餃子を付けて食べるが流石に美味い。炭水化物+炭水化物だが、ご飯も進む。

また、次にエビチリ卵などが来るが、甘い中に辛味があり、エビもプリッとしていて美味い。辛いのだが、これを卵がマイルドにしてくれて、どんどんライスが入っていく。餃子とエビチリを交互に食べ、スープを飲み、ヅァーサイを齧り、とにかく止まらない。

ゆっくり食べるつもりだが、10分もかからず完食、周りでは担々麺や牛バラそば、チャーハンが人気のようである。まるで現地にいるようで、夜も気楽に行くことが出来そうな楽しい店である。



リトル泰興楼Fei店
中央区八重洲1ー4ー16八重仲ダイニングB1
0362651837

すみっこぐらし

2018-02-07 05:00:43 | 日記

『すみっこぐらし』というキャラクターをご存知だろうか?数年前からサン・エックス(San-X)が出しているキャラクターの1つで、テーマが『落ち着くんです』。2012年に登場、作家は入社から間もない女性デザイナー。ちなみにサン・エックスのキャラクターはリラックマやたれぱんだ、こげぱんとサンリオとは違い、単なる可愛いキャラクターとは一線を画した、特徴のある奴が多い。

メインキャストはしろくま、ペンギン?、ねこ、とんかつ、とかげの5つというか5匹というか、がいる。『しろくま』は寒がりで南に行けばあったかいと『本物のペンギン』に言われて南にやってきた。『ペンギン?』にはなぜ『?』がついているかというと本当はカッパなのだが、頭の皿が割れて、その上自信もなくて、身体の色が緑のくせに自らをペンギンと呼んでいる。

しかし、カッパだけにやはりキュウリが好きなのである。『ねこ』は弱虫で目立たないようにこっそり生きている。『とかげ』は本当は恐竜なのだが、嫌われたり恐れられるのがいやでとかげと嘘をついている。そして、『とんかつ』は切ったとんかつの端の部分で脂が多く、残されてしまった。こうした地味なキャラクターが壁でも、部屋でも、電車でも『すみっこ』が好きと集まっているのである。

電車の席も端に座りたがり、広い部屋でも端に固まる。さらに会議でも後ろに陣取るという日本人の特性をよく表した、そして最近の目立たないようにひっそりと暮らすのが好きという若者の嗜好にうまく合っているため、子供だけではなく、大人にもヒットしている。

私もキャラクターのぬいぐるみとは20年以上縁がなかったが、孫が生まれてからついつい見に行くようになった。その中ではキティーやミッキーマウス、ミッフィもいいけど、なんとなくこのキャラクターに惹かれてしまう。メインはぬいぐるみなどのファンシー雑貨だが、それとともにゲームも発売されていて、歌もある。この歌も聴いているとついつい共感してしまう『すみっこ、すみっこ、すみっこぐらし。』『落ち着けるのはすみっこなんです。部屋でもカフェでも電車でも。』『寒がりで弱虫で、自信がない。人見知りで、嘘ついて、残されちゃった。目立ちたくないから、ひっそり暮らしてる』と何となく口ずさんでしまうのである。もしかしたら、自分にもすみっこ的要素が結構あるのかもしれない。

兎屋〜人形町ランチグルメ

2018-02-06 05:00:24 | グルメ

今日は人形町のラーメン店でもかなり評価の高い『兎屋』にお邪魔した。場所は人形町交差点のすぐそば、有名な刃物店『うぶげや』さんの隣といえばすぐわかるかもしれない。開店は昨年4月だから新参者のうちに入るが固定客もつき、昼時は12時前から行列必至である。

店の前に食券の販売機があり、初回のため『小ラーメン+メンマ』(900円)を選択、11時45分だったが、最後の1席に滑り込んだ。
メニューは大まかにラーメンとつけ麺の2種類であるが、注文はほぼ半々の様子。麺は開花楼の太麺を使っている。

7、8分待ってラーメン登場。スープは説明書きがあるが、比内鶏のガラと丸鶏それに豚のゲンコツを入れたトロッとしたものだが、最初に感じるのは煮干しの香り。少し濃いめで脂のせいか、コラーゲンのせいかはわからないが、全く冷えない。

麺はモッチリ、食べ応えがあり、メンマは甘めの味付けのため、一緒に食べると美味い。また、小松菜がシャキッとしていて存在感がある。ほかにナルトとチャーシューだが、どちらも美味いが特徴はない。

つけ麺は柚子こしょうを入れて食べることを推奨しているが、このしっかりしたスープならばうなづける。

なるほど、列ができるだけあって完成度は高い、個人的にはあ少し味か濃くて煮干し味が強すぎるようにはかんじるが。

兎屋
中央区日本橋人形町3ー9ー2
0368648490

北千住駅(3)

2018-02-05 05:00:31 | 日記

『メトロに乗って』その75。今回は東京メトロ日比谷線・半蔵門線北千住駅を再び訪問してみた。北千住駅西口に降りてペデストリアンデッキを降り、少し行くと旧街道に出る。

前回は右に曲がって宿場町商店街を歩いたが、今回は左に曲がり、本町商店街に沿って歩く。


こちらの商店街も賑わっていて、昔ながらの総菜屋さんや団子屋さんなども残っているが、特に佃煮専門店『鮒秋』は1917年創業の渋い店構えである。

少し行くと左側で大規模なビルが建築中だが、ここは元はスーパートポスと足立都税事務所があった。しかし、再開発中のため、石碑を見ることができないが、建築中の壁面に詳細が書いてあった。それによると鷗外の父静男は明治維新後に上京、東京府から郡医を委嘱され、その後職を辞して橘井堂医院をこの地に開業したという。鷗外も陸軍軍医の頃はこの地に住み、渡欧するまでの4年間ここに住んでいたとのこと。

商店街を先に行くと右側に21階建の東京芸術センターが現れる。せっかくだから登るが、最上階には行けず、20階から外を眺めてみる。


高い建物もなく、目の前にはスカイツリーが見え、他の方向には隅田川の流れがよく見える。


また、この辺りには江戸時代に問屋場と貫目改所があった。ほかにも反対側には一里塚跡、高札場の跡などの碑もある。

次の角を曲がると東京芸術大学千住キャンパスがあり、意外にもというと怒られるかもしれないが、芸術の香りがする一角である。


その先には千住警察署、さらに地元では大踏切と呼ばれているJR、東武線などの踏切がある。先ほどの商店街をまっすぐ行けば千住大橋、かつて松尾芭蕉が歩んだ道にはまだまだ風情が残っている。





















マホニア・チャリティ

2018-02-04 05:00:29 | 日記

よくこのブログで植物のことを書いているが、この季節、厳冬期にはなかなか花が咲いていない。我が家の庭にはビオラやガーデンシクラメンがプランターの中で寒そうに咲いて入るし、なんとかヒメツルソバの丸い小さな花が咲いているだけで、昨年植えたフクジュソウも出てこない。

こんな時期はどんな花が咲くのかとまた三鷹農業公園に行ってみる。公園の畑ももう大根も全て抜いた後、花壇の皇帝ダリアは来年に向けて茎が切り分けられている。彩りがあるのは柑橘類の実とハボタンを除くと何もないのか、と諦めかけた時に黄色い小さな花をたくさん付けた低木を見つけた。

名前はマホニア・チャリティ、これはヒイラギナンテンとマホニアロマリーフォリアを掛け合わせた種類で年末から厳冬期にかけて鮮やかな黄色の花を付ける園芸植物である。ヒイラギナンテンの特徴である棘のある葉、あまり日が無くても強い種類とのこと。花は芳しく、庭に植えてみるのも良さそうである。

サザンカの花も流石に落ちてしまった中で誇らしげに咲いているのもなかなかいい。ただ、値段は12000円と結構高価な樹ではあるが。

SCHMATZ〜吉祥寺グルメ

2018-02-03 05:00:50 | グルメ

今日は吉祥寺の『SCHMATZ』というビアホールにお邪魔する。吉祥寺には老舗の『戎ビアホール』『キリンシティ吉祥寺店』に加えて『Yona Yona Beer Works 吉祥寺店』『銀座ライオン吉祥寺店』が最近、中道通りにオープン。知っている限りでは5軒目のビアホールになる。夏などは結構満員で断られたこともあるだけに、新店オープンは嬉しい。

入口で一杯目のビールがタダになる券をもらい、入店。地下に降りると意外に広く、80席以上。まずは無料でこの店オリジナルの 吉祥寺ピルスナーから頂く。

お通しはビアホールにしては珍しいが、鴨肉の燻製は嬉しい。まずはビールを一口、爽やかで苦味が少ない。鴨肉も美味しく、付け合わせの野菜もいい。

最初に『ジャーマンポテト』『エビのフリット』『カリーブルスト』を注文。まずはジャーマンポテトが登場、熱々のポテトはまずは量がちょうど良い。


ポテトがカリッしていて、玉ねぎとベーコンがシットリ。ビールが進む。エビのフリットも衣が軽く、ピリ辛が引き立つ。

2杯目ビールはベルグバウム、苦味があると書いてあったが、軽くて口当たりがよく、苦味も程よい。自社製品が5種類、ドイツから輸入が3種類あるが、味のマップがメニューにあり、選びやすい。

カリーブルストは長いソーセージにザウエルクラウトを引き、上にチリソース、さらにカレーパウダーがかかっている。ドイツ伝統料理だが、ソーセージの食べ方としてはさすがという感じ。ビールが進む。


3杯目はハッフェンストッフという黒ビール。味はコーヒーやチョコレートのような香りと書いてあったがまさにその通り。ただ、あまり重くなくてハーフ&ハーフ程度。『タルタル唐揚げ』を追加するが、胡椒・パプリカ・カレーパウダーがかかっており、見た目も美しい。

締めにはオススメのマッシュルームリゾット、これは大変美味しい。ついつい、シュタインヘーガージンバックまで追加してしまう。

いやはや飲み過ぎである。若くて可愛いらしいスタッフが親切に教えてくれ、気持ちもいい店でもある。満足でした。

SCHMATZ 吉祥寺店
武蔵野市吉祥寺本町2ー2ー2ルルビルB1
0422271288

京成金町線(2)

2018-02-02 05:00:29 | 鉄道

『鉄道シリーズ』その198。京成金町線で柴又駅で降りて見る。唯一の中間駅だが、駅の中だけが複線となっているため、必ず交換がある。

ホームに降りて歩くと真ん中あたりに自立式の駅名標が残されていて、さらに電車が行かないと金町方面のホームからは降りることができない。構内の踏切が開いて線路をまたぎ降りていく昔ながらの駅である。電車は待たねばならないが、跨線橋も階段もなく、楽である。

改札口を出ると寅さんの銅像がお出迎え。ちょうどカバンを持ち、振り返って柴又を出て行く格好であるが、その目線の先には妹のサクラがサンダルで見送っている像も新たに作られている。


ホームに戻り、金町行きを待つが、15分間隔は結構時間がある。そしてまた両側のホームに電車がやってきて、ようやく発車。京成金町駅はホームが一つで常磐線のホームははるか先に見える。


改札口を出て、駅前広場を半周、常磐線に乗り換えるが、かつてここから柴又駅まで人車軌道が走っていたことは想像もつかない。
















ちょうさ〜人形町ランチグルメ

2018-02-01 05:00:12 | グルメ

会社の昼休みにうどん談義を中国地方出身のOくんとしていた際に人形町No1のうどんはどこだろうという話になった。彼曰く、谷や(水天宮前)、おにやんま(最近開店)、寿ゞ木屋(きしめん専門店)もいいが、出汁はやはり『ちょうさ』ですね、とのこと。しかし、私はその店を知らない。これは早速行かなくてはと場所を聞いてすぐに訪問。

場所は人形町駅出口から2分ほどの裏通りにある。店の入口には『讃岐うどん、香川県観音寺、瀬戸内伊吹島のいりこだし』とあるからすぐわかる。店内は12時前なのでお客さんは半分くらい、奥のカウンターに通されて、お冷とお手拭きがすぐに運ばれてくる。注文は『かけうどん』(450円)と『ちくわ天』(150円)をお願いする。

2つ隣の席の若者にすぐに注文品がやってきて、彼も『かけ+ちくわ天』、やはり王道なのかもと嬉しくなる。7、8分待って、私のうどんも到着。うどんとちくわ天は別盛り、これは嬉しい。まずは香り、いりこだしのいい香りである。一口飲むとなかなか沁みる味。

次にちくわ天をそのままガブリと一口、カリッとした食感、少し甘いちくわ、揚げたてで軽くて美味い。うどんに行くが、太さは普通、そんなにコシも強すぎず、好みの硬さである。それにしてもツユが美味い。

よく人形町にこれだけ美味いうどん屋が集まって来てくれたのかと感心する。ちくわ天はツユに付けず、食感を楽しみ、うどんを食べる。


ちくわ天がなくなったら、テーブルにある揚げ玉をスプーンで二杯、少し待ってからツユを飲むが、揚げ玉の油が溶けてツユが奥深くなる。この変化を楽しみ、完食。

足りない人向けには大盛りもバラ寿司のようなサイドメニューもあり、十分応えられるが、この店はこの手の店にしては女性が多い。座って食べられることと、女性店主のきめ細やかな店づくりが功を奏しているのかもしれない。食べ終わる頃にはほぼ満席、美味い店にはお客はつくものだ。

ちょうさ
中央区日本橋人形町3ー10ー7
0336625330