hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

とりすけ〜八丁堀ランチグルメ

2019-03-10 05:00:00 | グルメ

3月に入るとさすがに忙しくなる。その合間を縫って幕張メッセに新たな広告素材を探しに行くのだが、イベント会場近くでランチはかなり危険である。そのため、乗換駅である八丁堀駅近くでランチの店を探す。

いつものように店を探す間も惜しいため、近くにある店をみるが、ピンとこない。すると焼き鳥屋のランチに『大山鶏』の字を見つけて入店。直近に焼き鳥丼を食べたため、悩んでいたが、たまにはがっつりと『鶏の唐揚げ定食』(800円)を選択。するとマヨネーズ・おろしポン酢・あんかけのどれにと言われ、マヨネーズにしてしまう。

ご主人がおもむろに鶏に衣をつけて揚げ始める。それから5分ほどで到着。ハイカロリーの唐揚げ定食には大ぶりの唐揚げが5つ、よく挙っていてかなり色も濃いめ。

一口食べると揚げたてのため、脂がじわっと出てきて美味い。ご飯も熱すぎるほどの炊きたてごはん。ここで先に食べなきゃと思っていた野菜サラダを慌てて食べるが、ワサビドレッシングがいい。


その後は唐揚げ→ごはん→唐揚げ→ごはんと行く。汁物は味噌汁ではなく、鶏のスープに麩が浮いている。野沢菜もついていて、ごく普通の唐揚げ定食だが、揚げたての鶏と炊きたてごはんならまずいわけがない。いつも我慢しているが、疲れた週の後半はたまにはいい。という言い訳をして完食しました。ご馳走さまでした。

焼き鳥とりすけ
中央区八丁堀4ー9ー13 地下1階
05055968286

東急バス反01完乗記

2019-03-09 05:00:01 | バス

『バスシリーズ』その20。県境を越える定期バスその第5弾、東京都・神奈川県境を越えるバスで尤も有名かつ本数が多いのは五反田駅〜川崎駅ラゾーナ広場の東急バス反01系統であろう。

今回は同系統に五反田駅西口から終点まで完乗してみた。このバスは乗車する際には降りるバス停を申告することになっていて、多摩川大橋までは210円(ICカードは206円)、都県境を越えると260円(ICカードは258円)である。

五反田駅西口のバス停から11時48分発のバスに乗車、乗っているのは10人あまり、バスは左にウインカーを出して第2京浜をひたすら走る。


道が広いためスムーズに進むが意外にすぐ下車する人も多い。戸越駅、中延駅前を通過、当たり前だが西馬込駅までは都営浅草線と並行して走る。


荏原営業所では乗務員が交代。それなら高い料金は選択しない方が賢明ということになる。というのは乗車時と下車時が違う運転手ならば乗車時に『都内で下車』と申告して『川崎で降りる』ことをしてもわからないのである。


多摩川大橋のバス停は都内側にあり、ここでいよいよ多摩川を渡る。因みに多摩川大橋を渡るのはこの系統のみである。

川崎市に入ってからは乗る乗客が増える。戸手2丁目のバス停の先、遠藤町の交差点を左に曲がるが、このバスが曲がったのはまだ2回目、ここから先は府中街道を走る。

川崎駅近くの河原町団地の横を通過して川崎駅近くで右折、さらに左に曲がり、ラゾーナ広場の終点に滑り込んだ。川崎駅到着が12時30分、つまり42分のバス旅。


川崎駅で降りる人は荏原営業所あたりから急に増えた気がした。

グリルエフ〜五反田ランチグルメ

2019-03-08 05:00:10 | グルメ

ハヤシライスは私が大好きなメニュー、五反田で仕事を終え、ランチの店を調べると駅からすぐのところに老舗洋食店を発見、この店の名物はハヤシライスと書いてあり、早速店を探す。

しかし、なかなか見つからないと思ったら、駅前ロータリーから少し入ったところに発見。五反田駅西口の正面にあるバルの裏あたりというのがヒント。

店の名前は『グリルエフ』、店構えはかなり古そうである。開店2分前のため、一人で並んでいる女性の後に付くがすぐにオープン。中に入るとコロニアル風に天井では回転扇が回っている。取り敢えずメニューを見るが、前菜からデザートまでその種類の多さには驚く。ただ、注文は入店前に決まっているハヤシライス(1300円)、後から入店する人も異口同音にハヤシライスである。

厨房ではベテランコック2人が忙しそうに働いていて、1人が鍋をかき混ぜている。注文後にはまずは薬味セット(福神漬、ラッキョウ、紅生姜)、グレービーポットを置く皿から運ばれてくる。


次に皿に盛られたライス、最後に運ばれてきたグレービーポットには溢れんばかりのルーが運ばれてくる。ルーはあまり汁がなく、玉ねぎと肉がたくさん入っていて、上にはグリーンピースが7粒。グリンピースを転がさないようにルーをライスに掛けるかを悩んだが、妙案はなく、少しずつ、しかし全てを掛けることにする。流石にもう少しソースがあるかと思ったが汁気は少ない。

ちょうど玉ねぎたっぷりのドミグラ丼のようでする。さらに薬味を周りに載せて食べ始める。玉ねぎは適当に炒められてあり、シャキシャキ感は多少残りながらもシットリ。シャンピニオンも入り、肉はよく煮込まれていてこの対照がおもしろい。また、ドミグラスソースが少しほろ苦さを感じるほど香り高く、一口ずつよく味わいながら食べ進める。今まで食べたことのないタイプのハヤシライスだが、人気の通りの旨さで最後まで続く。大変美味しく頂きました。
ほかのメニューも興味深く、是非再訪したい店。昭和25年創業の静かでクラシカルな雰囲気も最高、気がつけば満員に。ホール担当の女性も実によく気が利いて、伝統にあぐらをかかない素晴らしいお店、ご馳走さまでした。
グリルエフ
品川区東五反田1ー13ー9
0334412902

五反田駅

2019-03-07 05:00:49 | 日記

『メトロに乗って』その105。都営浅草線五反田駅で降りて西口方面を歩く。五反田というとついつい飲みに行く東口ばかり行ってしまうが、駅を背に右斜め方向は昔から高級な住宅地であり、小高くなった土地には池田山とつけられている。

花房山、島津山、池田山、八ツ山、御殿山を城南五山と称するが、このうち池田山、現在の東五反田4丁目を中心に今回は歩いてみる。


五反田駅前のケンタッキーフライドチキンの裏手にある道から右に石畳の坂道を行く。結構な上り坂だが、車道はなく、周りには花壇もあり、水仙やムスカリが美しく咲くのを見ながら上るのは気持ちがいい。登りきったところを左折、池田山と付くマンションの向かいにある一見寺院に見えない瀟洒な建物が薬師寺東京別院である。


入口の像は高田好胤和上の銅像、優しい目元は健在である。建物の中に入り、2階で朱印を頂くとお参りもできるとのこと。奥の扉を開けると中には三尊像。脇侍は芸大が最近制作した新しい日光・月光だが色彩が美しい。

真ん中の薬師如来像は鎌倉時代の仏像で私の他には人もおらずゆっくりお参りすることができた。また、係の人に聴くといつでも写経ができ、時間によっては講話を聴きながらも可能とのことであった。


少し元来た道を戻り、今度は左へ、突き当たりをさらに左に曲がると『ねむの木の庭』という小さな公園。梅の花が綺麗に咲いている。中の説明板には美智子皇后のご実家である正田家の住宅跡とのこと。

現在は品川区に寄贈され、公園として管理されている。立派な門はそのまま残されていた。


この辺りには低層のマンションや新しい邸宅が多いがかなり歴史のある洋館がまだまだ残されていてこれを見て歩くだけでも楽しい。


前の道を左へ、弧を描くように10分ほど歩き、坂を下り始めた右側に池田山公園が見えてくる。この公園は池田山の由来ともなっている池田岡山藩主の上屋敷にあった庭園跡。坂の上の入口から入ると眼下に池が見えてくる。かなりの段差があり、池には橋が架かっている。


池の中を見ると緋鯉や真鯉の大きいのがたくさんいるが水温が低いのかあまり動かない。さらに坂を下るともう一つの入口に付く。ここには大きな井戸が掘られている。JR山手線からわずかなところにあるとは思えない静けさ。これが高級住宅街である池田山と実感した。

公園を出ると大学や関東労災病院などの建物が並び、少し歩くと第二京浜、わずか5分ほどで五反田駅まで帰り着く。アップダウンは多いが素晴らしい街並み、散歩であった。

くにまつ〜人形町ランチグルメ

2019-03-06 05:00:59 | グルメ

人形町には坦々麺が激戦区化してきている。最初からあった『博』が閉店、新たに『寿限無』と汁なし系の『ピリリ』が追いかけているかと思いきや、『博』の跡地に『くにまつ』が2月にオープン。よくこれだけ人気が出るのかなと不思議な気がする。『くにまつ』は広島では有名な『國松』の東京進出第2号店ということからも人形町のプレゼンスの高さが感じられる、といった話はどうでもいいが、まずは入店。

券売機で汁なし坦々麺2辛(650円)を選択、さらに増しネギ(100円)も併せて購入。厨房の中は1人、開店から間がないからかひっきりなしに人がやってきて大忙し。ただ、カウンターのみ8席しかないのでピークは待たされそうである。

麺を茹でて、湯を切り、器に乗せ、タレをかけてトッピングのネギとそぼろをかけるという単純な工程のため、意外に坦々麺は早く到着。

よく混ぜてと言われ、一生懸命に混ぜて、一口。花椒がピリリと効いているが、それほど辛くはない。タレはゴマ風味が効いていてそぼろも薄味だがなかなかいい。

増しネギはたくさんの青ネギ、元から入っているのは絞った白ネギなのが不思議な気もする。少し食べたら、さらに花椒を追加、さらにタレを足し、ラー油をかけて食べる。他にも酢や黒酢もあり、味を変えていくことは必須。細い縮れ麺は具と相性もよく、私は好みである。

辛いもん好きのためにメニューにはさらに辛く、ゴマ風味が控えめなKUNIMAXも用意されている。ご馳走さまでした。

くにまつ人形町店
中央区日本橋人形町3ー3ー2


日本橋川沿いの橋を巡る(4)

2019-03-05 05:00:04 | 川と橋

『ぶらり橋めぐり』その79。前回に続き、日本橋川に架かる橋に沿いながら下流を目指す。道の反対側に渡り、川沿いに歩くと神田橋門石垣跡がある。新たなビルができたため、遊歩道となっているが、寒いからか歩く人もいない。


しばらく歩くと鎌倉橋が見えてくる。外堀通りが通るこの橋はやはり関東大震災の復興橋の1つであり、1929年4月に完成した。名前の由来は江戸城建設にあたり、鎌倉から石材を運びこの地で荷揚げした鎌倉河岸があったためについたもの。


欄干には太平洋戦争の機銃掃射の弾の後も残る。長さは30.1m、幅は22.0mある。橋を渡ると荷揚場の跡の遺跡もある。

このまま遊歩道をまっすぐ行くと川と離れてしまう。その先のJR高架橋の下を通り、少し戻るように歩くと新常盤橋に出る。この橋は1988年3月に作られた新しい橋であり、先には常盤小学校が見える。


橋を渡り、右手に歩いていく。工事中で歩きにくいが三越前の地下鉄の入口の横に常盤橋がある。


この橋の親柱は立派であるが、なぜか隣にはおでんの屋台が止めてある。その先には一石橋、さらに西河岸橋、日本橋と続くが、以前にブログに書いたので今回は略することにする。

ペペロッソ〜三軒茶屋グルメ

2019-03-04 05:00:53 | グルメ

今回ご紹介する店は〝めんどくさい〟けど〝美味い〟店である。三軒茶屋はそもそも我が家から距離近いが、行きづらい。井の頭線明大前乗り換えで下高井戸から東急世田谷線、井の頭線渋谷乗り換えで東急田園都市線が一般的だが、私は井の頭線下北沢駅で降りで小田急バスで行くことが多い。休みの夕飯に’peperosso'に40分以上かけて到着。

三軒茶屋駅から5分ほど。店の入口には本日は予約で満席と書いてある。入店してまずはスープカップから選ぶところから始まる。

ボコボコと棘があり、顔がついたカップを選ぶと席に通される。次に飲み物メニュー、私たちはライムビールと3杯で2980円のワインをお願いする。しかし、イタリア産クラフトビールだけでも20種類以上、さらにグラスワイン、スプマンテなど1冊のメニューにはたくさん書かれていて、ワインを選ぶよりマリアージュしてもらうことにする。

次が尤もめんどくさい、しかし楽しいメニュー選び。この店のメニューの選び方は3種類あり、お任せ、アラカルトとプリフィックス。プリフィックスを選ぶとテーブルベースで2種類の前菜と2種類のパスタ、1種類のメインを頼み、あとはデザート1品、コーヒーで5000円弱である。

プリフィックスにしたのは良いが、まずはパスタの見本が3段重ねで登場。メニューも種類がそれぞれに多く、またテーブルで意見集約しなくてはならない。

我々は前菜に『ニジマスのミルクソース、ホースラディッシュ風味』『トリッパのトマト煮込み〇〇風』、パスタは『ウニのパスタ』『牛肉ラグーの太めのパスタ』、メインは『大アナゴのフリット』、ドルチェは『カスタードクリームのフリット』にようやく決めた。


まずは食前のビール、今回はライム風味のイタリア生ビール、爽やかである。パンはイタリア産の小麦で焼いた普通のパンと栗の風味のパン。これが皮がカリカリで香ばしく何とも美味い。十分ビールのつまみになる。

食前のスープ、入口で顔のついたカップを選び、中身は『タコの墨と人参のジェラート』。イカ墨をあっさりさせた中に甘いジェラートが入っている感じ、温度差が面白い。


ワインはマリアージュでお願いしたが、まずはワイン。産地は聞いたが覚えていない。ニジマスのミルクソース添えはとにかく優しい味、もう少しピメントかホースラディッシュが効いた方がいいが、スタートの一皿としてはいい。


名物のトリッパは流石に美味い。赤ワインが進んでいけない。


パスタの一皿目は耳の形をしたパスタにウニソースをかけたもの、少し塩味がする硬めのパスタとウニの甘みがマリアージュ。お皿も古いイタリアのレストランのものとのこと。


もう一つのパスタは牛肉ラグーと手で伸ばしたウドンのように見えるパスタ、塩味だが、牛肉がイタリア産で噛めば噛むほど味が出る。


メインは大アナゴのフリット、量が多い。カリッと揚げてチョコレートとバルサミコのソースをつけるが、瓶熟成の白ワインによく合う。

ドルチェはカスタードクリームをフライにして粉砂糖をかけたもの。そしてコーヒー、これだけいただくのに2時間20分。


美味しかったが、私には食材や器の薀蓄が多すぎた気がする。ただ、料理の腕は確かで大変美味しかった。ご馳走さまでした。また、長いブログ、読んでいただき深謝。
ペペロッソ
世田谷区太子堂1ー12ー23
05055921203

小島新田駅

2019-03-03 05:00:43 | 日記

『鉄道シリーズ』その227。産業道路駅から再び電車に乗り、小島新田駅へ。産業道路駅を出るとすぐに単線化して、周囲には工事中の立札がたくさんある。しばらくいくと再び複線化し、小島新田駅のホームに電車は滑り込む。


駅は突き当たりが出口となっていてタクシー乗り場らしきものはあるが、客待ちは皆無で降り遅れたサラリーマンたちはたぶん周囲の日本冶金や日本ゼオン、旭化成ケミカルズなどの工場を目指すのだが、駅前広場はタクシー1台分といかんせん狭く、頼みのタクシーは行ってしまうと中々来ない。嬉しいのは降りたところからすぐに売店とトイレがあることくらい。


駅を降りて左手に跨線橋の階段があり、これをを上ると神奈川臨海鉄道の貨物線が左右両側に大きく広がっている。あまり貨車は多くはないが、さらに奥を見渡すと工場群や港まで見渡せる。少し戻って見ると相変わらずタクシーはやってこないようで5、6人が寒空の下で手持ち無沙汰にしていた。


再び、ホームに戻ると10分おきに来る電車を待つ人は結構いる。あまり、終着駅らしくない駅だが、元の小島新田駅は300mほど先にあり、右に曲がり、JRの貨物駅のある塩浜地区まで伸びていた。(それ以前はさらに伸びていたが、この部分は川崎市交通局に売却)近時、大師線を対岸の羽田空港まで伸ばす案も出ていたが、中止となってしまい、中々実現できそうもないことが残念だが。


産業道路駅

2019-03-02 05:00:58 | 日記

『鉄道シリーズ』その226。来たる3月3日に一部地下化が行われる京急大師線の先端部に行く。今回の改良は終点から3駅前の東門前駅の先から地下化を行い、産業道路駅を地下駅化し、また、終着である小島新田駅の直前に地上に出てくるというものである。


産業道路駅は1944年に当時の東急電鉄(戦時下の企業統合時代の大東急)の駅として作られたもので、駅のすぐ先には産業道路が通っているが、産業道路はこの先の地下トンネルで東京と結ばれている。


大師線の踏切が産業道路の渋滞の原因となるため、駅を地下化して踏切を廃止し、道路のスムーズな通行を確保することを主眼とした改良工事である。

また、産業道路駅は京浜急行120周年を記念して改名される4駅のひとつであり、来年3月末をもって大師橋駅に変わることが決まっている。私は産業道路の前にある駅なのだから産業道路駅で良いのではと思うのだが。


地下化の工事が進んでおり、東門前駅のすぐ先から既に地下に降りていく線路は作られていてその上にある板張りの仮線路の上を電車は走る。既に駅名板も簡易なものに変わり、駅自体も工事中である。

駅が変わる前の見納めとやってきたのだが、鉄道マニアは皆無であり、駅工事の警備の人が暇そうに誘導をしていた。駅前にある踏切は確かに交通量も多く、すぐ横には首都高の大師ランプがある。とにかくトラックが多く、この改造の必要性は十分に感じられた。

ときわ〜茅場町ランチグルメ

2019-03-01 05:00:02 | グルメ

それにしても人形町・茅場町周辺は焼き鳥激戦区である。ランチの店を探して水天宮前駅を降りて歩いていたら以前お邪魔した煮物丼を出す寿司屋『都寿司』の隣に焼き鳥屋を発見。

店の名前は『ときわ』。ランチメニューを見ると親子丼、焼き鳥丼、唐揚げ定食の黄金メニューが揃っている。

のれんをくぐるとまだ半分くらいしかお客さんがいない。時間は11時45分、どれにしようか悩んでいたが、焼き鳥丼はつくね串1本付きと書いてあり、これに惹かれて注文。待っている間に周囲の客を見ると唐揚げ定食はすごいボリューム、大きめの鶏の唐揚げが5つほど、これも中々いい。ただ、中々ランチは出てこない。

奥に焼き場かあり、10分ほど待っていると黒い塗りのお重に入った焼き鳥、上から見るとつくねの串が外に飛び出している。ほぼ正方形のお重に縦にねぎまの焼き鳥が串を抜いて縦に3本、その上にシシトウが2つ、さらにつくねの串が1本と850円にしてはボリュームあり。

タレ焼きの焼き鳥には山椒、塩焼きのつくねの串には七味をかけて食べ始める。つくねの串からいくが、焼きたてでふわっとしている。齧ると肉の甘みと細かく叩いた軟骨を感じる。これは米よりビールか日本酒である。続いてタレ焼きの焼き鳥、色は黒いがそれほどタレは濃くなく、ご飯には最適。山椒の効きが悪いのはやや残念だが、とにかく鶏がジューシーでしかも焼きたての熱さである。

ご飯はやや少ない目であり、健啖家には少し少ないか。ワカメの味噌汁や漬物は普通だが、とにかく鶏肉が弾力があり、美味い。やはり人形町のランチは鶏がベストかも知れない。ちなみに唐揚げ定食の小もあるみたいだ。タレと鶏が美味い店であった、ご馳走さま。

ときわ
中央区日本橋蛎殻町1ー6ー5
0336681515