hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

ペペロッソ〜三軒茶屋グルメ

2019-03-04 05:00:53 | グルメ

今回ご紹介する店は〝めんどくさい〟けど〝美味い〟店である。三軒茶屋はそもそも我が家から距離近いが、行きづらい。井の頭線明大前乗り換えで下高井戸から東急世田谷線、井の頭線渋谷乗り換えで東急田園都市線が一般的だが、私は井の頭線下北沢駅で降りで小田急バスで行くことが多い。休みの夕飯に’peperosso'に40分以上かけて到着。

三軒茶屋駅から5分ほど。店の入口には本日は予約で満席と書いてある。入店してまずはスープカップから選ぶところから始まる。

ボコボコと棘があり、顔がついたカップを選ぶと席に通される。次に飲み物メニュー、私たちはライムビールと3杯で2980円のワインをお願いする。しかし、イタリア産クラフトビールだけでも20種類以上、さらにグラスワイン、スプマンテなど1冊のメニューにはたくさん書かれていて、ワインを選ぶよりマリアージュしてもらうことにする。

次が尤もめんどくさい、しかし楽しいメニュー選び。この店のメニューの選び方は3種類あり、お任せ、アラカルトとプリフィックス。プリフィックスを選ぶとテーブルベースで2種類の前菜と2種類のパスタ、1種類のメインを頼み、あとはデザート1品、コーヒーで5000円弱である。

プリフィックスにしたのは良いが、まずはパスタの見本が3段重ねで登場。メニューも種類がそれぞれに多く、またテーブルで意見集約しなくてはならない。

我々は前菜に『ニジマスのミルクソース、ホースラディッシュ風味』『トリッパのトマト煮込み〇〇風』、パスタは『ウニのパスタ』『牛肉ラグーの太めのパスタ』、メインは『大アナゴのフリット』、ドルチェは『カスタードクリームのフリット』にようやく決めた。


まずは食前のビール、今回はライム風味のイタリア生ビール、爽やかである。パンはイタリア産の小麦で焼いた普通のパンと栗の風味のパン。これが皮がカリカリで香ばしく何とも美味い。十分ビールのつまみになる。

食前のスープ、入口で顔のついたカップを選び、中身は『タコの墨と人参のジェラート』。イカ墨をあっさりさせた中に甘いジェラートが入っている感じ、温度差が面白い。


ワインはマリアージュでお願いしたが、まずはワイン。産地は聞いたが覚えていない。ニジマスのミルクソース添えはとにかく優しい味、もう少しピメントかホースラディッシュが効いた方がいいが、スタートの一皿としてはいい。


名物のトリッパは流石に美味い。赤ワインが進んでいけない。


パスタの一皿目は耳の形をしたパスタにウニソースをかけたもの、少し塩味がする硬めのパスタとウニの甘みがマリアージュ。お皿も古いイタリアのレストランのものとのこと。


もう一つのパスタは牛肉ラグーと手で伸ばしたウドンのように見えるパスタ、塩味だが、牛肉がイタリア産で噛めば噛むほど味が出る。


メインは大アナゴのフリット、量が多い。カリッと揚げてチョコレートとバルサミコのソースをつけるが、瓶熟成の白ワインによく合う。

ドルチェはカスタードクリームをフライにして粉砂糖をかけたもの。そしてコーヒー、これだけいただくのに2時間20分。


美味しかったが、私には食材や器の薀蓄が多すぎた気がする。ただ、料理の腕は確かで大変美味しかった。ご馳走さまでした。また、長いブログ、読んでいただき深謝。
ペペロッソ
世田谷区太子堂1ー12ー23
05055921203