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『ぶらり橋めぐり』その82。以前は水道橋近くの日本橋川に架かる橋を書いたが、今回は日本橋川と神田川の合流するあたりの橋を渡って見ることにしたい。
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前回は新川橋から歩きはじめたが、今回は日本橋川に架かる橋の中でさらに1つ上流の新三崎橋からスタートする。現在の橋は平成14年1月と比較的最近に架け替えられたものだが、元の橋は大正14年1月に架けられたもの。そのネーミングは隣の三崎橋より新しいため、この名前となった。
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そばには土地区画整理組合の竣工記念のレリーフと土に埋もれた機関車の車輪、この辺りは再開発前は飯田町という貨物駅があった場所であり、これらを記念して残されているのであろうか。
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新三崎橋からわずか50mだが、JRの高架を越えた先にあるのが三崎橋であり、日本橋川となって最初の橋である。橋の先を辿ると神田川に行き当たり、この辺りで2つに分かれている。また、神田川に架かる小石川橋とは垂直という位置関係にある。
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次は神田川に架かる小石川橋に向かう。この付近には外堀の外郭門の一つである小石川門が1636年に岡山藩池田光政により作られ、明治維新後に取り壊された。
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小石川橋も門と同じ時期に作られたが、明治時代に門の取り壊しに合わせて木橋につくり変えられた。しかし、関東大震災で被災、その後に鋼橋に架け替えられた。小石川橋からさらに上流に行くと隣の飯田橋で右は神田川、左は外堀にわかれているのである。(以下、次回)