『ぶらり橋めぐり』その81。西十間橋を越えても運河はまっすぐ、この辺りの橋はサイズも大体20m程度である。
次が十間橋だが、ここで右側から横十間川が合流してくる。運河のため、ちょうどT字路のように交わる。この辺りまで来ると観光客は減り、地元の人や通学の学生が増加するが、平坦であるため全ての人が自転車を飛ばしてくる。
十間橋は上を十間橋通りが通り、振り返ると川の上には大きなスカイツリーが生えている。合流地点とはいえゆったり流れる運河のため、白波などは立っていない。
川には標識があり、曲がると横十間川、これを遡ると亀戸の方に行く。まっすぐは北十間川で遡ると旧中川に行きつく。
次の橋は柳島歩道橋、これは歩道橋ではあるが、北十間川から浅草通りまで跨いでしまうスーパー歩道橋である。もちろん真ん中(北十間川の対岸)でも降りることができるが。
ここで折り返し、十間橋を渡って横十間川の方に行く。横十間川は1659年に開削されたもので、川の名前の『横』は江戸城に対して横に流れているから、また幅が『十間』、つまり18mであったため、つけられた。
浅草通りを歩くとお寺の横にすぐ柳島橋が出てくる。親柱とその上につく水銀灯が特徴のある橋ですぐ横には管が通っている。長さは44m、幅員は19mある堂々とした橋である。
さらに遡ると次が神明橋、1981年に作られた比較的新しい橋。横十間川がまっすぐのためか上流を見ると総武線の鉄橋まで見渡すことができる。この橋の名前は亀戸神明宮にちなんだものである。