hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

春の農業公園を歩く

2019-03-20 05:00:13 | 日記

いよいよ春本番を迎えつつある。いつものことだが新川大橋から仙川を見ると川が蛇行するため菜の花が河岸に群生していて黄色い絨毯を敷いたように見える。黄色の色の濃さを見ると季節を感じることができる。


いつもの三鷹農業公園はまだまだ木の花は蕾も硬いが、下を見ると色々な花が咲き始めている。その中で一番多いのノゲシ、葉がギザギザがあり、黄色いタンポポに似た花を咲かせる。

同じように黄色い花を付けているのが、ツワブキ。葉が丸く、背も低い種類である。

いつものオオイヌフグリの周りが青く、中は白い花。1つずつは小さな花だが、これだけ群生すると美しい。

カラスノエンドウのピンクの花も咲き始めている。これからは次々と花をつけていくのだろう。まだ、露地植えのチューリップは小さいが、半月もすればソメイヨシノ、さらにハナミズキと次々に花をつけていくのである。


やきやき三輪(再訪)〜広尾グルメ

2019-03-19 05:00:47 | グルメ

お好み焼きも立派なディナーになる。関西にいた頃お馴染みにしていた『やきやき三輪』などはその典型である。大阪では新梅田シティの地下に店があったのだが、現在は堀江本店のみ。東京は一時は銀座と天現寺に店があったが、現在は広尾一店しかない。

店の位置は広尾学園の向かいあたりで少しだけ奥に入ったところにひっそりと看板が出ている。中に入ると大きな鉄板が3方に広がり、目の前で調理をするところが見える。


まずはビールで乾杯、あてはキュウリのたたきと決めていて、酸っぱい味がビールによく合う。

注文はいつもと同じ、まずはコロコロ焼きから。これはもやし、たまねぎ、ピーマン、ニンジンなどを炒め、肉と豆腐も別に焼いてアルミホイルに乗せて出てくる。

これを大根おろしとポン酢でいただく。シャキシャキの野菜と脂の乗った肉、これをポン酢の爽やかな味でいただくのである。


ビールに替えてレモンサワー、次はスジ入りねぎ焼き。ねぎ焼きは家でもよく作るがプロが作るとしっとり、あっさりしていていくらでもいけそうである。

次に豚玉、私はこの店のお好み焼きソースの味が好きで通っていると言っても過言ではない。中はふわふわ、周りはカリッと焼いてマヨネーズと特製ソースの味は絶品である。

今日は頑張って最後はスジ入りソバメシのハーフサイズも注文。これも東京ではなかなか出す店がないが、醤油とソースの混じったコメとソバの融合体は締めにはもってこい。

もちろん、ステーキや牡蠣、白子、アワビなど高級食材もあるが、私は敢えて大阪の地元の味を頂くことにしている。チョイスは外れることなく満腹になった。ご馳走さま。

やきやき三輪
港区南麻布5ー2ー35
0334481858

北十間川付近の橋(2)

2019-03-18 05:00:24 | 川と橋

『ぶらり橋めぐり』その81。西十間橋を越えても運河はまっすぐ、この辺りの橋はサイズも大体20m程度である。

次が十間橋だが、ここで右側から横十間川が合流してくる。運河のため、ちょうどT字路のように交わる。この辺りまで来ると観光客は減り、地元の人や通学の学生が増加するが、平坦であるため全ての人が自転車を飛ばしてくる。


十間橋は上を十間橋通りが通り、振り返ると川の上には大きなスカイツリーが生えている。合流地点とはいえゆったり流れる運河のため、白波などは立っていない。

川には標識があり、曲がると横十間川、これを遡ると亀戸の方に行く。まっすぐは北十間川で遡ると旧中川に行きつく。

次の橋は柳島歩道橋、これは歩道橋ではあるが、北十間川から浅草通りまで跨いでしまうスーパー歩道橋である。もちろん真ん中(北十間川の対岸)でも降りることができるが。

ここで折り返し、十間橋を渡って横十間川の方に行く。横十間川は1659年に開削されたもので、川の名前の『横』は江戸城に対して横に流れているから、また幅が『十間』、つまり18mであったため、つけられた。


浅草通りを歩くとお寺の横にすぐ柳島橋が出てくる。親柱とその上につく水銀灯が特徴のある橋ですぐ横には管が通っている。長さは44m、幅員は19mある堂々とした橋である。


さらに遡ると次が神明橋、1981年に作られた比較的新しい橋。横十間川がまっすぐのためか上流を見ると総武線の鉄橋まで見渡すことができる。この橋の名前は亀戸神明宮にちなんだものである。

干物まる〜日本橋ランチグルメ

2019-03-17 05:00:08 | グルメ

たまにはうまい干物でもとcoredo室町の地下にある『干物まる コレド室町店』にお邪魔した。この店は干物の販売がメインだが、販売している干物を焼いてランチにして食べることができる。種類もトロアジ、ムロアジ、キンメ、サバ、アナゴ、サンマ、ノドグロ、果ては伊勢海老まである。

今回はムロアジとトロアジで悩んだが、脂のノリがいいトロアジ(通常1380円、ランチは1180円)、干物以外にお茶漬けセットのミツバや梅干し、べったらが2枚、カツオのふりかけ、甘酒、お茶漬け用のダシがつく。


待っている間にウニ汁を試飲させてもらうが、磯の香りがして美味い。

焼いているのでかなりかかるかと思っていたが、8分ほどで登場。トロアジは結構大きい。運んできた店の人に半分くらいご飯と干物を残してお茶漬けにするのもいいと教えてもらう。


アジを少しずつさばきながら食べるが、脂がのっている。焼き方もさすがにあまり焦がさず、ふんわり柔らかく、実にうまく焼けている。中骨を外し、身と骨の間の薄皮を食べるがこれが香ばしくて実に美味い。

だいたい半身を食べたら次はお茶漬け、身をほぐして、ワサビと少し塩、三つ葉を加えて出汁を掛ける。比較的薄味の干物だが、脂のノリが良くパサつかない。

添えてあるべったらを齧りながら最後は頂く。至福のとき、周りを見ると満員になっていた。日本人はやっぱり魚が好きなんだ。ご馳走さまでした。

干物まる
中央区日本橋室町2ー3ー1コレド室町2 B1
0362623288


北十間川付近の橋(1)

2019-03-16 05:00:18 | 川と橋

『ぶらり橋めぐり』その80。今回は東京スカイツリー駅で降りて北十間川に沿って歩く。とうきょうスカイツリー駅は東武線で浅草駅を出て、隅田川を渡るとすぐのところにある。

スカイツリーができる前は業平橋駅といったが、東武線の始発駅の時期もあった。今はスカイツリー観光の人くらいしか利用しないが、以前は東北地方などから東武線を使って貨物を輸送し、ここで船に積み替え、北十間川から隅田川を使って運搬する拠点であった。


駅を降りると江戸時代に開削された運河である北十間川が前を流れる。目の前に河津桜が2本満開だが、ここから河津桜とスカイツリーの写真を撮ろうとする人で賑わっている。そして、その横にある橋が東武橋である。

橋の由来はここにかつて東武鉄道本社があったためで、橋を渡って左に坂を下ると川沿いを歩くことができる。ちなみに浅草方向は一旦暗渠となるため、行止りとなっている。


川を遡って行くとすぐにフロート橋、親水テラスなどが並び、さらにスカイツリーができた際に整備されたおしなり橋という人道橋が見えてくる。


かつてイベントでスカイツリーに働く人が見えるような橋全体をキャンバスに絵を描いたことがあったようだ。


次の橋が京成橋、上を四つ目通りがはしるが、由来は近くに京成本社があったため、付いた名前である。橋の真ん中あたりにはステンドグラスがつけられていて美しい。

川に沿って行くと次の橋の手前で川沿いの道は工事中のため、先に行けなくなる。


見える橋は西十間橋、橋の両側には花のレリーフがあり、また橋に沿って青く塗色した太いパイプも渡されている。この橋からライトアップされたスカイツリーを見るのが一番いいところガイドブックには書かれているが、昼間、とくに冬は逆光がきつくて写真は撮りにくい。(以下、次回)

変わる下北沢駅

2019-03-15 05:00:18 | 日記

『鉄道シリーズ』その228。下北沢駅は面白い構造になっている。小田急線と京王井の頭線がぼぼ垂直に交差している。ただ、別な会社の路線が垂直交差することは例えば登戸駅(小田急線とJR南武線)、柏駅(東武野田線と常磐線)のように珍しい訳でないが、下北沢駅の場合は改札を通らず2つの私鉄の駅を行き来する、逆にいうと小田急線下北沢駅と井の頭線下北沢駅の分かれ目がはっきりしていなかったという点は変わっている。

これと少し違うかもしれないが、かつてJR荻窪駅から西船橋駅まで行く際に改札を通らないため、JRを乗り続けても中野駅から地下鉄東西線で行っても同じ改札口を通るため、安い方の運賃(東西線経由)で乗ることができた例もあったが、さすがに現在では改札が別になっている。

下北沢駅に話を戻すが、なぜこんなことが起きているのか、これは井の頭線は元々は小田急の子会社で(一時は小田急帝都線と言われた時期も)あったという戦前の出来事が原因である。

井の頭線は利光鶴松という人が作ったのだが、利光は鬼怒川水力発電の社長でもあり、第2山手線計画、つまり山手線の外を回る東京山手電鉄を企図していた。しかし、昭和恐慌で資金が集まらず、まずはと渋谷急行電鉄という会社を買収、持っていた井の頭線のルートの開発の免許を使い、1934年に帝都電鉄井の頭線を開業する。

その後、鬼怒川水力発電が小田急(当時は小田原急行電鉄)を買収したため、帝都電鉄も合併、小田急となった。戦時の企業統合で東急、小田急、京浜急行、京王が合併していわゆる大東急となったが、戦後大東急が再び分割し、元に戻す際に帝都線が京王の傘下になったのである。このため、井の頭線は戦前は小田急、戦後は京王、その接続駅の下北沢駅内は通り抜けができるという不思議な駅として残されたのである。かなり古い話だが、自動改札機が普及する前は井の頭線の階段上に臨時改札口を設けてキセル乗車の取締りをしたこともあった。

3月16日始発から下北沢駅が小田急中央口、京王中央口をそれぞれの出口に設け、ようやく2つの路線が独立する。このため、改札を通らずに小田急から井の頭線に乗り換えられたのが、一旦小田急の改札を出て、改めて京王の改札を通り、井の頭線に乗り継ぐことになる。

一見不便な点だけかと思うかもしれないが、例えば東京メトロ千代田線表参道駅から乗車して小田急を通り、下北沢駅で井の頭線に乗換え、久我山で下車すると自動改札機が通過出来なかったが、その不便はなくなるのである。(自動改札機は3線またぎ、この場合は千代田線、小田急線、井の頭線は自動改札機が認識できない)

これも下北沢駅の長くかかった工事がようやく完成が近づいたことの証拠のようなものである。3月16日から変わることを忘れないでください。また、新しくなったら訪問する予定です。

ブッチャーズ八百八〜人形町ランチグルメ

2019-03-14 05:00:01 | グルメ

新たなお店の開店の裏に前のお店の閉店が付いて回る。近年そのスピードがより速くなって来たような気がする。我が事務所の周辺でも一時は毎日のように足を運んでいたうどん屋や客の入りがあまり良くない天丼の店、つい先日のブログに載せた坦々麺の店などかなりの数に及ぶ。事務所から少し遠くなった洋食ジローに行こうとしたら、いつのまにかステーキ屋に模様替えをしているではないか。まあ、それならばとお邪魔してみた。

店の名前が『ブッチャーズ八百八屋』、どうもチェーン店のようである。メインはステーキだが、ランチはやはりハンバーグ定食。目玉の松坂豚ハンバーグ780円は120g、980円は180gで悩んだが、後悔しないように180gを選択する。内装はあまりジローの頃とは変わっていないが、黒板がいくつか置かれていて牛の肉の部位がチョークで書かれているのは面白い。

まずはコールスロー、千切りキャベツにドレッシングをかけたものだが、ドレッシングが中々美味い。それから8分ほどで牛をかたどった鉄板にハンバーグとフレンチフライ、さらに焼いた石・ペレットが乗っている。ライスは皿に乗せてある。

ドミグラスソースがかかっていて、ナイフで切り、ペレットに付けると音がして脂がはねる。紙エプロンは正解である。熱々を一口、断面はふんわり、周りはカリッと焼けていて特にペレットに付けたため、香ばしく香る。中からは肉汁がたっぷり流れ出す。熱いが最初の一口目は素晴らしい。

フレンチフライは普通だが、付け合わせにはちょうど良い。丸いハンバーグを切ってペレットに付けながら食べると冷めないので具合がよい。

この店のもう一つの売りはパスタ、シラスをパスタの上に盛り放題もやっている。ランチでステーキを食べることはあまりないが、ハンバーグがちょうどいいかもしれない。ご馳走さまでした。


ブッチャーズ八百八屋水天宮前店
中央区日本橋蠣殼町1ー28ー4
05055953098

日常の風景が変わる寂しさ

2019-03-13 05:00:44 | 日記

最近、我が家の周りはスクラップアンドビルドが進んでいる。その平凡な日常の風景に変化があると何となく落ち着かなくなる。


以前にもブログに書いたが、斜め前にあった庭の美しい家も住んでいらしたおばあさんが亡くなって、手入れのよく行き届いた庭も草木が生え放題、梅やボケは相変わらず綺麗に咲いていたが、気がつけば庭は荒れ果て、更地にされて2年ほどで相続のために売却となった。


そして、昨年話題のシェアハウスになってしまった。ただ、『かぼちゃの馬車』の問題が発生したことが原因かはわからないがいつまでたっても入居者ゼロ。ところが今年になって沢山のフィリピンの女性が入居してきた。話を聴くとある清掃会社が借り上げて従業員寮のようにしたらしい。灯が一つもつかない建物よりは良くなったのかもしれないが。

我が家から少し歩いたところに2棟のアパートがあった。こちらもかなり広い敷地であったが、ふと気づくと真っ暗になり、住人が居なくなっていた。アパート自体には興味はなかったが、気になっていたのが土地の真ん中に生えていたセコイヤの木。落葉樹のセコイヤは春から葉が生えてきて繁る。その状態ではかなり大きく感じるが、11月後半から葉が茶色になり、葉を落とす。(これは2016年11月)

冬の間は枝だけになり、かなり寂しい。(2019年1月)しかし、また新芽を出すという繰り返しで通勤路の途中ということもあり、四季を感じていた。

しかし、あっという間にセコイヤは切られてしまったのである。セコイヤに何かの縁があった訳ではないが、毎日見ていた大きな木が失われたことはいつもあったものを失ったような寂しい気分になった。ただそれだけのことだが。

すする坦々麺〜水道橋ランチグルメ

2019-03-12 05:00:31 | グルメ

別に『坦々麺いのち』というほど坦々麺にこだわるわけではないが、続くことはある。水道橋駅で昼飯となった時に東京ドーム付近の店はとても落ち着いて食べられる訳ではないし、三崎町付近は休日で行列のできるラーメン屋さん以外は皆休業だしと困った時に水道橋駅駅前の歩道橋を降りたところ、ガード下にすき家とこのお店を見つけた。

店の名前はずばり「すする坦々麺」。ガラス張りでラーメン屋さんにしてはモダンな感じ。店に入ると券売機で食券を買うシステム。汁なしは避けて、今回は「パイコー白ごま坦々麺」(1150円)にしてみる。

カウンターに座るとお姉さんに辛さとサービスライスを聞かれ、「辛口で半ライス」をお願いする。オープンキッチンでカウンターの中には調理人が1人、接客が2人でやっている。

注文後、7、8分して到着。白いスープに赤いラー油が浮いていてかなり辛そうな感じ。まずはスープから一口、意外に辛くなく、甘い感じもある。目の前にある花山椒のミルをゴシゴシと回しかけると痺れるような辛味がやって来てこれがいい。

麺は細いストレート麺で喉越しもよく、パイコーも揚げたて。そのカリカリ感も麺のしっとり感との対比が面白い。また、ピーナッツやカシューナッツ、干しエビなども使い、スープも辛いだけでなく風味がある。

隣の女性が汁なし坦々麺を頼んでいたが、一口食べて咳き込んだのには驚いた。ラー油は辛くないと見て、ひたすら花山椒をかけて美味しく頂きました。ご馳走さまでした。

すする坦々麺
千代田区神田三崎町1ー4ー26
0352800036

大田区役所

2019-03-11 05:00:00 | 区役所

『区役所に行こう』その3。今回は大田区役所に行く。大田区は旧大森区と旧蒲田区が統合してできたもので大森の『大』と蒲田の『田』をつなげたネーミングである。このため、太田ではなく大田と覚えておくと良い。

この地に区役所が移転したのは平成10年。それまでの区役所は現在は大田文化の森として図書館等になっているが、大森駅から徒歩16分、池上駅から徒歩23分とともかく不便なところにあった。ところが現在の区役所は蒲田駅のすぐ横、140mほど歩いた所に移転した。これはかなりいわくつきのビルだからである。

もう古い話となるかもしれないが住専問題の渦中にあった桃源社という企業がJRの土地の払い下げを受けてオフィスビルを建設したものの、バブル崩壊により倒産。幽霊ビルとなった蒲田駅前のオフィスビルを数年かけて一部改装、すったもんだした上で区役所にしたものである。

地上11階建で最上部はドーム型となっていて現在は区議会の議場として使われている。ただ、今まで伺った区役所と違い展望室や屋上庭園となっていないため、見学はできなかったが。

正面には大小いくつかの黒いオブジェがあり、何となく親子のように見えるが、本当は何をあらわしているのだろう。オブジェも吹き抜けの1階も大理石のフロアにしても桃源社作のビルだからかもしれない。


また、中に入ると天井から大きな金色の鈴と小さめの銀色の鈴がぶら下がっているが、これは『希望の鈴』。地元の北嶋絞製作所が最先端技術で作ったもののようである。

大田区には観光課もあってきちんと区の普通の地図やイベント、散歩地図、坂道など私のようなものにはありがたい刊行物が沢山ある。同じ6階には空港まちづくり推進課や多文化共生推進課など特色のある部署もある。

このビル取得において議会はかなり紛糾したようであるが、蒲田駅からわずか1分の地に区役所を立地させたことは大英断ではないかと思う。駅前の区役所もない訳ではないが、多分一番便利な区役所だからである。