hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

にぎにぎ〜日本橋ランチグルメ

2019-07-11 05:00:44 | グルメ

日本橋で昼を迎えたが、実はこの辺りは人形町と違い、食べに行く人の数の割には店が少ない。取り敢えず、ビルの中にあるT楼に行くがもう長蛇の列ができて断念。となりの稲田姫にしようかとも思ったが、そばが続くと向かいの寿司屋のメニューを見る。

限定3食の『バラちらし』(900円)が魅力的と入店。店の名前は『日本橋にぎにぎ』というやや変わった名前。店の人に『バラちらしまだある?』と聞くと『大丈夫です。』と答えが。2人なので2つ頼めばもう1つなんていいながらも注文。

すぐに冷たいお茶とミニサラダを持って来てくれる。サラダを食べながら待つが、次に入店の男性もその次の女性2人組もバラちらしを注文、つまり看板倒れである。

なんて話をしているとバラちらし登場。おろしワサビが付いていて、醤油で溶いて、丼に掛ける。白身やマグロ、貝、カツオ、キュウリ、卵焼きなどが賽の目に切って、いくらと海苔がかかっている。

食べると甘酢生姜も刻んであり、冷たいのでワシワシと食べられる。外が暑いこともあり、酢が効いたすし飯もいい。あまり、ワサビは効かないが風味は感じられ、中々の味。

味噌汁は甘エビの頭で出汁をとっていて、香りが漂う。汁の中には頭が3つ、中を食べようかとも思ったが、手も汚れるので今回は断念。

昼飯にはちょうど良い量で満足できました。ご馳走さま。

にぎにぎ
中央区八重洲1ー4ー16東京建物八重洲ビルB1
05055895548

『1丁目1番地1号』門前仲町編(3)

2019-07-10 05:00:47 | 日記

『1丁目1番地1号』その19。佐賀1ー1ー1を見つけた後、永代通りに平行に歩くと再び大島川西支川を渡るのだが、御船橋はちょうど架け替え中。


仮橋を渡ると川下には福島橋、川上には緑橋が見える。特に上流の緑橋は名前の通り緑に塗装された可愛らしいトラス橋、1929年に架橋されたもので長さは23mしかないが、フォルムは美しい。


御船橋を渡ると『福住』に変わる。川を渡ったところにあるビルが『福住1ー1ー1』である。その隣の居酒屋の看板を見ると『福住1丁目1番地』、こんな店もあるのだ。

そのまましばらく歩き、左折すると清澄通りと葛西橋通りの交差点となるが、ここが、『江東区深川1ー1ー1』である。


そのまま葛西橋通りを行くとお寺が多くなる。冬木弁天堂の手前を右に曲がるとかつて油掘川に架かる和倉橋の親柱があるが、この辺りが『江東区冬木1番地』である。


因みに冬木は住居表示がなされていない。また、その名前はこの土地を徳川幕府から買い取った材木商冬木屋に由来する。


門前仲町付近の1丁目1番地1号を訪ねて歩いたが、富岡、古石場、牡丹、永代、佐賀、福住、深川、冬木と8カ所を巡ることができた。さらに橋はその数に負けないくらいあり、橋めぐりも楽しむことができた。それにしても平坦な道は歩きやすい。


どんぶり丸福〜神保町グルメ

2019-07-09 05:00:28 | グルメ

神保町には美味いものがあるというのは予備校時代からの本能のようなものかもしれない。カレー、洋食、冷やし中華などもいいが、神保町からの連想では私はやはり天丼となってしまう。これは惜しまれながら閉店した『いもや』の影響だろう。夏でも大きな鍋に油がグラグラわき、職人が次々にネタを放り込む。カウンターに座ると次は俺のはず、なんて勝手に考えていた。

いもや亡き後も結構天丼の店は多く、先日お邪魔した『はちまき』『はなび』。リーズナブルなのは『いわもとQ』も近くにある。神保町交差点から駿河台下に向かう途中に新たに天丼の店が開店『どんぶり丸福』という。

中に入ると券売機があり、多少悩んだがオーソドックスな天丼の真ん中(竹、880円)にしてみる。因みに最もリーズナブルな梅は天ぷらが海老2、イカ、蓮根、獅子唐、茄子、海苔の7点で650円、竹は蓮根、獅子唐の代わりにカボチャ、インゲンさらに舞茸、卵というラインナップである。

席に着くとすぐに取り掛かるようで5分程度でどんぶりが到着。赤だしも付いている、具は青ネギだけだが。机の上には胡瓜の漬物と甘酢生姜、これをまず小皿に取って準備完了である。

丼は天ぷらで満載、手前のインゲンから頂く。カラッと揚げてあり、タレも若干濃い目だが、ご飯が進む。海老もイカもなかなか質が良く、卵は半熟。金子半之助を意識しているのかもしれない。

メインよりももっと美味かったのが、茄子と舞茸、なかなかのものである。甘酢生姜を挟みつつ、あっという間に完食。

他にも塩味の海老かき揚げ丼や大海老天丼、フグ天丼など魅力のあるメニューも満載。しかし、やはり『天丼梅大盛り』が一番人気というところが学生街らしいね。ご馳走さまでした。
どんぶり丸福
千代田区神田神保町1ー8FUJIビル1F
0355776015


『1丁目1番地1号』門前仲町編(2)

2019-07-08 05:00:21 | 日記

『1丁目1番地1号』その18。越中島橋を越えて真っ直ぐ行くと左側にヤマタネの倉庫が見えてきて目の前には大きな水門が現れる。

橋の先は私有地のため、架けられている練兵衛橋はヤマタネの専用橋である。


また、先の大島川西支川には巽橋、車道の部分は緑色に塗色された鋼橋、その両横に歩道がついていてこちらにも欄干がある珍しいフォルムの橋である。


もう少し歩くと左側に隅田川が現れる。ここから対岸の眺めが素晴らしい。また、左側には先ほどの水門が見ることができる。


この辺りの地名が『永代』、これは永代橋から付けられたもので目指す『永代1ー1ー1』は永代橋の袂にある公衆便所であった。現在、橋は塗装中でその姿が見えなかったのが残念である。

永代通りを反対側に渡ると地名が『佐賀』になる。地名は由緒のあるもので1595年の検地の際に肥前国佐賀湊に似ていたことから付けられたものと言われている。当時は干鰯の荷揚場があった。

少し歩くとちくま味噌というビルの前に石碑があり、『忠臣蔵義士の1人大高源吾とちくま味噌初代竹口作兵衛が俳諧で同門ということもあり、討ち入り後、永代橋に差し掛かった際にこの地で休息を取り、甘酒粥を振舞った』とある。確かに寒かったのであろう。


そのまま行くと左側に『江東区佐賀1ー1ー1』、現在は小さなビルがある。(以下、次回)

麦酒庵日本橋本町店〜日本橋グルメ

2019-07-07 05:00:02 | グルメ

今夜は日本橋で旧友3人で一献。店は初めて来るが名前は以前からよく知ってるお店。店の名前は『麦酒庵』と和風ビアホールを想像させる名前だが、日本酒のメニューも豊富だとか。

店はビルの2階、ただ、1階も系列の割烹らしい。とことこと階段を上り、鋼鉄製のドアゆ開けると居酒屋さんである。

名前の通り、クラフトビールの種類も豊富であまり聞いたことのない銘柄が並んでいる。名前だけ聞くとあまり食指が動かないのもあるが、私は『一期一会』、他の2人は『アップル・・・』『オレゴンの風』を注文。

まず、色はほぼ同じ薄い黄色。味は私のが苦味が強く、アップル・・?はりんごサイダーでビールを割った感じの軽さ、オレゴンは爽やかな軽め、ただ、苦さが最後から来るタイプ。しかし、暑いのでビールは美味い。

先付けは『つくね団子いり吸物』『浸し豆』『鮭の燻製』いずれも味はよく、特にソフトな鮭はあてにぴったり。

ここでビールから日本酒に行くが、この注文の仕方が面白い。こちらが好きな酒のタイプ、これは銘柄でも甘辛重軽でも濁りでもいいが酒のメニューはない。私は醸し人九平次風というと鈴正宗(滋賀県)が登場、なるほどやや辛目の九平次かも。


つまみは『燻製盛り合わせ』『鶏の山椒焼』『生牡蠣3種類』『大振りカキフライ』などを注文。牡蠣は自信があると店の人は言うがなるほど生もフライも大変美味しかった。特にタルタルソースは工夫の跡がある。


次の酒は『濁り』の辛口とお願いすると『富久福』(茨城県結城市)が登場。これは注文通り、濁りながら甘くない、旨味の強い酒であった。

さらに牡蠣に合わせてというと『山和』(宮城県)のYAMAWAfor Oysterという酒が登場。流石に蔵元が牡蠣に合わせて開発しただけあってベストマッチ。


この後、『つくねの串揚げ』『大きめのホッケの干物』『漬物』など注文したが、1番酒に合ったのはサービスで頂いた『いぶりがっこの上にカマンベールチーズを乗せて炙ったもの』、これは目からウロコ。自分でも是非やりたいメニュー。

また、酒は『誠鏡杉樽酒』(広島県)、『天吹、寿司バージョン』(佐賀県)を頂いたが、知った蔵の飲んだことのない酒ばかり。


さすがのラインナップ。ただ、我々のように多少酒を知っている人間にはまどろっこしい気持ちにもなるのだが。ご馳走さまでした。

麦酒庵日本橋本町店
中央区日本橋本町1ー4ー3ムロホンビル1 2階
05055968288

東葉高速鉄道に乗って

2019-07-06 05:00:23 | 日記

『鉄道シリーズ』その232。今回は東葉高速鉄道を取り上げる。この鉄道の計画は古く1974年帝都高速度交通営団が西船橋〜勝田台の免許申請をしたことに遡る。しかし、千葉県に土地収用委員会がないこともあり、地権者の反対が相次ぎ、さらに建設費が当初に比べて大幅に上回ったことから開通したのは1996年4月である。

その間の金利負担なども含め、2018年3月の累積赤字額は739億円となっている。このため、運賃も西船橋〜京葉勝田台が16.2kmしかないにも関わらず630円、通勤定期が6カ月で14万2560円と問題となっている。(並行する京成では勝田台〜船橋が320円)


京葉勝田台駅は京成の勝田台駅と接しており、広々とした感じ。改札口の横に千葉県産元気豚の売店があるのが面白い。


階段を降りると地下駅にはオレンジ色をした2000系車両が止まっている。この車両は緑のシートが特徴、JRに乗り入れられないため、ほぼ全てが中野行きである。



電車は発車するとすぐに地上に出て、高架となった線路を思ったより早く進み、村上駅に到着。この次の八千代中央駅までは周りは沢山の緑に覆われている。

しかし、八千代緑が丘駅のイオンが見えるあたりからはマンション群が増えてくる。船橋日大前駅の上は高校がある。


北習志野駅はこの線では珍しく新京成線への乗り換え駅となっている。次の飯山満(はさま)駅、東海神(ひがしかいじん)駅はなかなか難読駅。ちなみに飯山満は『山奥にあるが飯を山に盛るほど米が取れる』ことに由来するとの説がある。


東海神駅からはずっとシールドの中で西船橋駅に到着する。東葉高速線はあまり、特色のない通勤路線、ただ、運賃が高いというのも寂しい。以前は飯山満駅あたりからはまた人のいない原野が増えていく感覚であったが、最近はかなり住宅化が進んだ気がする。

ムルギー〜渋谷ランチグルメ

2019-07-05 05:00:52 | グルメ

今の人に『百軒店』と言っても中々通じないかもしれない。元は関東大震災後に西武の堤康次郎が渋谷に人を呼ぼうと銀座や下町の名店を呼んで名店街を作ったのが嚆矢。

銀座などが復興した後は名店は居なくなったが、カフェなどが流行り、戦火では焼け落ちたが、 その後西武がデパートを持ってくるなど再興、ただ、現在はラブホテル街となりつつある。しかし、昔の名店は今も残り、そのうちの1店が本日お邪魔するカレーの店『ムルギー』である。


前置きが長くなったが、この店、かなり以前から目を付けてはいたが、何しろ営業時間が11時30分〜15時と昼のみ営業。しかも駅からはなれているということもあり、漸く訪問することができた。

店は道玄坂を上がり、百軒店のゲートをくぐり、少し坂を登って、道頓堀劇場を左に行ったところ。

平日の1時半なのに満員で少し待つ。何しろ昭和26年創業でもう68年にもなる老舗である。注文は卵入りカレー(税込1050円)に決めていて、初めてのため、辛さは標準にしてみる。


注文して7、8分で登場。ここのカレーは山のようにご飯を固め、その前にルーを入れ、ゆで卵がスライスして1個分が乗っているというもの。付け合わせは紅生姜入り福神漬と沢庵、赤と黄色のコントラストが鮮やか。

カレールーはというと粘度は普通の日本のカレー、味はスパイシーでルーの中に溶け込んでいる野菜やひき肉が合わさり、ちょうど良い味となっている。最近は甘く、後味が辛い系のカレーが多いが、そういう奇をてらっていない王道のルー。

固めのご飯によく合う、付け合わせやゆで卵が味に起伏を作りながら食べる。辛味は初めは弱い気がしたが、だんだんと食べ進むに連れ、辛いなあと思う程度。しかし、複雑な風味や香りを楽しむならあまり辛くしないほうがよいかもしれない。ルーとライスのバランスもよく、10分程度で完食、さすが老舗。大変美味しかった、ご馳走さまでした。

ムルギー
渋谷区道玄坂2ー19ー2
0334618809

『1丁目1番地1号』門前仲町編(1)

2019-07-04 05:00:20 | 日記

『1丁目1番地1号』その17。この企画も久しぶりだが、今回は門前仲町付近で探してみたい。東京メトロ東西線門前仲町駅を降りて地上に出る。

この辺りの住所は『江東区富岡』である。表通りにも魚三など名店が多いが一本中に入ると居酒屋や割烹が並んでいる。


これを石島橋方向に歩くと地番が減っていく。目指す『富岡1ー1ー1』は石島橋の袂あたりでSAKE bar華蔵というお店。久しぶりに石島橋の磁器で作られた親柱を見る。この辺りは桜が美しかったことを思い出す。


橋を渡り、右に曲がるとすぐに左側に小さな川が流れている。これが古石場川で親水公園となっていて牡丹園が作られている。


突き当たりを右に曲がる。この辺りの地名は『古石場(ふるいしば)』、江戸時代に埋め立てた土地で幕府の石置き場があったことが由来。塀の向こうは越中島の東京海洋大の敷地である。


清澄通りのすぐ手前に『古石場1ー1ー1』のビル、宝石などの買取屋があったようだが、閉店していた。


清澄通りを北に向かうと地名は『牡丹』に変わる。この辺りに見事な牡丹園があったため付いた地名だが、先ほどの古石場川沿いに復活させた牡丹園があった。肝心の『牡丹1ー1ー1』は昔ながらのヤマザキストア、店では菓子パンが売られていた。


清澄通りを反対側に渡り、そのまま真っ直ぐに行くとまた橋に出る。この辺りは隅田川を中心に東西、南北に運河が張り巡らされていてこの川は大横川、また右に曲がった橋が越中島橋である。(以下、次回)


アガパンサス

2019-07-03 05:00:19 | 日記

梅雨入り頃から咲き始める花の一つにアガパンサスがある。南アフリカ原産のユリ科の植物で6月後半から一斉に薄紫色の美しい花を付ける。植物の中にも時計か温度計でもあるように一カ所で開花するとすぐに周りの株も花が咲く。

花はギボウシやフリージアのような細長い花で先はだんだん開き、雌しべや雄しべが顔を出す。日当たりが良い方がよく育ち、株も毎年大きくなっていく。


アガパンサスの名前の由来はギリシャ語のアガベ(愛)とアンサス(花)からできたと言われていて、直訳すると愛の花となる。

実はアガパンサスと一口に言っても種類が多く、アフリカヌス、プラエコクス、プラエコクス・オリエンタリスなどたくさんの種類がある。花言葉は『ラブレター』『恋の訪れ』、これは名前の愛の花に由来するのだろう。

なぜかこの季節の花はアジサイをはじめ、ムラサキツユクサ、キキョウと紫色の花が多い。それでなくても鬱陶しい梅雨空のなか、爽やかなムラサキの花を見ると癒される気持ちになることができる。

ぶたいち東京人形町店〜人形町ランチグルメ

2019-07-02 05:00:36 | グルメ

たまにはスタミナをつけたい時にうなぎをよく食べるか、これに匹敵するパワーランチが北海道・帯広名物、豚丼である。豚肉を甘辛いタレに漬け込み、炙り焼きにして丼にするもの。東京ではなかなかお目にかからないが、人形町には帯広が本店の『ぶたいち』の支店がある。(道外には2つしか支店はない。)

店は人形町駅から3分ほど、豚丼以外にも味噌やシオラーメンも美味いが人手不足のため、豚丼のみの提供である。

肉はバラとロース、このミックスから選べるが、今日は『バラのレギュラー+味噌汁』(税込990円)にしてみた。店は繁盛していて12時を回ると待たされる。

作り立てを提供するため5.6分待つが、気にもならない。やってきた豚丼は肉増しでもないのに丼から飛び出している。レギュラーで肉は6枚、おじさんにはこれで十分だが、隣の年嵩のおじさんはミックス・大盛りなんかを頼んでいる。

テーブルにはタレと山椒、一味があるが、私は山椒派。たっぷりかけて頂く。香ばしく炙られた肉で飯は進む。味は甘みの強いタレだが、炙りのためかあまり脂っこさを感じない。綺麗に黄色く染められた沢庵を合いの手に食べ進めていく。

味噌汁は普通だが、塩味のものは添えてある方が飽きがこない。とはいえあっという間に完食。いつきても美味い丼である。北海道に感謝、お会計をするとサービス券とアイスキャンデーが1本サービスされる。サービス券は次回100円引きか味噌汁券として使えるので常連には有難い。


アイスキャンデーは暑くなると嬉しい配慮。なお、ぶたいちは昼のみの営業で夜は居酒屋に変身する二毛作店である。ご馳走さまでした。


ぶたいち人形町店
中央区日本橋堀留町1ー8ー11
0336612944