outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

ヨットオーナーへの道

2009年06月01日 19時42分40秒 | 退職生活
今日は6月1日

徳島の山奥で生まれ育った者にとってそれは夏への「節目の日」でもありました。

小学生低学年の頃からこの日は裸で唇が真っ青になっても川に潜り鮎を獲っていたんです

養殖鮎など無かった時代でしたから大きいのが獲れたら大事にイケスで飼って買い取り業者が回ってきた時に売って小遣い銭を稼いでいました。

だから・・・毎日学校が終わったら必ず川へ行って・・・

社会人となってから売ることはしなくなりましたがそれでも毎年6月1日が近づくとソワソワ、ウキウキ道具の準備をしたものです

そんなことで今日は鮎コロガシ漁に行ってきましたが・・・

今年は鮎が少なかったようで3時間半竿を振って4匹

残念な結果に終わりましたが・・・その頃テク近藤氏はケンチョピアからヨットで阿南橘港を目指していました

このところホロホロが橘湾で愉しんでいるので一緒に遊ぼうとやってきたんです。

迎えに行ってホロホロの横へ抱かせました

一週間ほどは出張で出れないそうですがその後は行動を共にしますので皆さん一緒に遊びましょう



さて昨日の予告のように今日は「ヨットオーナーになるには」について書きます。

新艇の場合ヨットは非常に高価ですが中古になると驚くほど安く買えるものもあります。

日本人は何故か20年余り経過したヨットを非常に古いと考える人が多いようで極端に値が下がります

その値段はおそらく世界一安い国でしょう。

ヨーロッパだと50年60年経過したヨットに普通に乗っているし、それほど値段が下がることはありません。

実際に手入れしながら乗れば半永久的に乗れるんです。

それと日本人が持っていたヨットは休暇が短いことと乗り方を知らないからはっきり言って古くても殆ど乗っていない物が多く殆ど傷んでいないヨットが多いです

だから狙い目は20年以上経過したヨットだと思います。

これは値段だけでなくその頃より以前に作られたヨットはビルダー(造った会社)が良心的なんです(最近は採算重視が多い)

それと独断と偏見かも知れませんが日本で乗る場合25フィートから30フィートの範囲がベストでそれ以上大きいヨットは「見栄」で実用的でありません。

そしてこのサイズで世界一周も行きたければ充分安全に(僕のヨットと変わらない程度。ただし快適さでは当然ながら差がある)行けます

ただヨットには設計段階からレース用とクルージング用、また両方備えていてもどちらかに重点を置いて造られています。

どちらを選ぶかは本人の使い方ですが・・・僕はクルージングに重点を置いた艇が安定性や安全性、対航性から考えて良いと思っています

そしてお奨めは25フィートならヤマハ25MKⅡです。

ちょっとインターネットで探してみたら下記のアドレスに出物がありました(念の為言っておきますが利害関係は全くありません。また現物を見てないのでこの艇が薦められるものかどうかは解らない)

http://yachts-japan.com/2009/05/25mk.html

このY25MKⅡが気に入っている理由は小さくても充分外洋に出る事ができる構造(本格外洋クルージングタイプ)と壊れ難く壊れても世界中何処ででも部品が手に入るヤンマーのディーゼルエンジンが載っている事です。(6人分のベットがある)

これが25万円ですよ新艇は600万円以上したと思うけど・・・

さてこれを購入したとします

先ず必要なのは船検(日本で無ければ必要ない。天下り組織、小型船舶検査機構がする)でこれまた別の天下り組織が認定する桜マーク付き備品(なぜか格別高いけど全く駄目なものが殆ど)を買って受けなければなりません

もしも海技免許が無ければ・・・これも日本だけですが天下り組織(日本船舶職員養成協会?だったかな)の免許を受けなければなりません(海外でヨットを買って日本に寄らず世界一周するなら免許も検査も不要です。外国のヨットが日本に寄港した場合誰も免許も検査も受けていませんが取り締まることは出来ません。日本だけの天下りがしている決め事ばかりですから

それはそれとして・・・腹は立ちますが「天下り蛭人間」の言う事を聞いて「限定沿海プラス沿岸5マイル」と言うのを受けると屋久島から南には行けませんが日本一周できます。費用は備品込みで五万円ほどです。

3年で中間検査があって中間検査は2万円ほどだったと思います。

それ以外に場所によっては高い係船料が必要なところがあります

特に関東地方では

しかし・・他の地域では・・・・探せば殆どの県ではタダで置ける場所があります

とは言ってもタダで置く場合「常錨」など母港とする場所に係船する用品が五万円位必要です

他に一年に一度ヨットを陸に上げて船底塗料を塗らなければなりません。(その時プロペラを守る亜鉛も換える)

この費用が3~4万円掛かります。

他に少々備品(錨やロープ)が必要になりますが・・・

これらの出費が覚悟できたら貴方もヨットオーナーになれヨットで日本一周が出来ます

早い話し50万円あれば数年間はヨットで日本を周る事ができる(日本中が別荘?燃料、食費は別だけど。燃料代は一日中エンジンで走っても1000円は要らない)と言うことです

30フィートのヨットとなると・・・僕のお奨め一番は「ヤマハ30CⅡ」でこれは100万円から150万円ほどするようです。(他の費用は殆ど変わらない)

30フィートは他にも良い船はありますから好みで選んでもいいでしょう。

出来る限り業者から買うより個人売買がお得です。ヨット雑誌の「売ります買いますコーナー」などを見るもの良いでしょう

ここでこれ以上書くのは難しいので・・・聞きたい事があればHPの掲示板にでも書き込んでください。

近藤氏を徳島へ送って戻ってきたら大澤さんから多量のキクラゲが届いていました

生のキクラゲは美味しいですよ。

大澤さん、有難うございました



コメント
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