outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

マハリン恒例のトラブル

2012年09月05日 20時45分37秒 | 退職生活
前のマハリンを広島から買って帰る途中、次々と発生したトラブルは、ホームページ「溝田正行の世界」の「番外航海編」で紹介していますし、ずっとブログを読んでくれてる人は「ああ~あの時の・・・」と思い出される事と思います

その前のマハリンが数ヶ月かけて整備を終わって、紀伊半島の白浜温泉へ、近藤、森田、芹田の三人がクルージングに出かけたんですが

到着したとたんに異音がして「エンジンストップ」

なんとエンジンを分解して修理した後・・・クラッチオイルを入れるのを忘れていたそうで・・・

クラッチが完全にアウト

色んな人達の協力で何とか徳島まで戻ったんですが・・

それから数ヶ月、今度は今治、近藤、近藤息子、溝田の四人で紀伊半島温泉巡りクルージングで、南紀勝浦へ行った時には・・・

早朝の四時頃・・・ヨットの外から呼び掛ける声

何事かと目を覚ますと・・・

「落ち込んだんよ~」とI氏の声

上陸しようとヨットから岸壁に移ろうとして、岸壁とヨットの間に落ちてしまったようです

岸壁は高いし、ヨットも高いから・・自力で上がることは出来ません。

丁度アルミの長いハシゴがあったので、それを掛けて何とか上がる事が出来たんですが・・

一つ間違えば大怪我か死亡事故にもなりそうなトラブルなのに・・奇跡的に無傷でした

他にも近くで色々なトラブルはあったんですが・・・

さて今回のマハリン三世です。

一ヶ月ほど前なんですが・・・粗方の整備が出来て、南紀白浜へ試験航海に行った時です。

到着してすぐは何も無くて・・・喜んでたそうですが・・・ふと気付くと・・

後部から僅かに水漏れがあるのを発見

それを探していくと・・・水面近くへ出ている排気管から漏れているらしいと・・・

手で触って見ると「ぽろっ」と排気管が折れました

実はこれは大変なトラブルで、洋上で起きていたら沈没するような事なんです

静かな湾内で係船停泊中だったから・・・排気管を外して鉄工所に持って行って、溶接して貰って取り付けたら無事帰れました

さて今回です。

昨日、一昨日と無人島「牟岐大島」へ行った三人は、呑んでる時と食べてる時、寝ている時以外は海に入ってました

綺麗な水で透明度も良く、青や黄色の小魚の群れから・・・大きな石鯛やクエ、コロダイなどがゆっくり泳いでいます

ソフトコーラルも沢山あって・・・キビナゴの大群が、絨毯を敷いたように泳いで居る上の水面に浮かんでいると・・・空飛ぶ絨毯にでも乗ってる気分だったり・・・

裸でも気持ち良い水温だから・・・長く水中にいました

森田氏と僕は・・・どうもないんですが・・・

近藤氏だけが、シロカヤの林に入ったらしく・・・「痒い痒い」を連発

虫さされのキンカンを塗って、痛くして痒みを忘れるなどの作戦をしてましたが・・

体中に蕁麻疹の如くボツボツが出て・・・半ばヒステリー状態で掻き続け・・・

遂に徳島に着いて病院へ走りました

注射を打って貰い、多量の飲み薬、塗り薬を貰って・・・今は落ち着いていますが・・・

ヨット「マハリン」は、三世も出港する度にトラブルが止まらないようです

でも毎回トラブルに遭い、中には命に関わるような事も度々なのに・・・全て乗り切ってるのが「マハリン」
なんです。

そして何か起こる度に愉しんでますから・・・これからも次々起こるでしょうね

でも普通のヨットは・・・そんなトラブルそう起きないんですよ

と言うような事で今はケンチョピアに戻ってます。

そしてサワラの身がタップリ入った味噌汁で夕食を済まし、マハリンの中で寝ています

勿論その前にタップリビールも飲みました


コメント
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