outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

魚になれた一日

2012年09月11日 20時54分49秒 | 退職生活
今日の室戸岬は東の風がそよそよと吹く、しのぎ易い朝でした

夕べからの厚い雲は消えたけど、曇り空に変わりなし。

高台で「リョーマの休日」と書かれた観光用のノボリを見ながら朝食

山を下って、道路脇の狭い駐車場にキャンピングカーを入れて着替え開始

僕は毎年何度も潜ってるけど、美由紀は久し振り

潜水器材のセットの仕方も忘れてるのでは??と思ってたけど・・・ちゃんと出来ました

それらのセットした器材を背負って・・・海まで100メートルほど歩きます。

朝の海は透明度が抜群です

飛び込むと、青い海に自分が飛び込んで作った白い泡が眩しく全身を包みます

透明度は30メートル

潜り込むと・・・室戸名物?の大きなアオブダイが何匹もゆったり泳いでいます

ニザダイの群れ、派手な模様の「イラ」が纏わり付いてきます。

大きなフエフキダイ、ヘラヤガラ、メジナの大群、イサキは何千匹もが川のように流れて行きます

イシダイも居るしイシガキダイもいます。

垂直に落ち込んだ岩の面を這うようにシラコダイの大群

巨大なトビエイが岩に付いてる何かを食べています。

サンゴイソギンチャクにはクマノミが住み着いています

一時間余り、のんびりと魚になった気分で・・・・「ダイビングをしていて良かった」と心から思えました

上がって車に戻り、一旦ウエットスーツなどを脱いでお茶をした後、タップリ豚肉、キノコ入りのラーメンを食べて・・・休憩。

スキューバダイビングでは、水中に居る間に、空気の大部分を占める「窒素」が体に溶け込みます

これが一定量を超えると「潜水病」になるので、そうならないように「休憩」が必要なんです。

二時間余り休憩して・・・二回目のダイビング開始

飛び込んだらすぐ下に・・・巨大な「チョウチョウウオ」

今まで長い間、数百回か千回以上も室戸岬に潜ってるけど・・・こんな大きな「ニセフウライ」は見たことがありませんでした。



体長が25センチから30センチありました

それもそんな巨大なのが二匹いました。 太平洋の熱帯域でこのサイズを見たことはありますが、それでもそう多くはありません。

室戸岬が熱帯化してる証拠?? タテジマキンチャクダイも居るし、モンガラカワハギやサザナミヤッコも、巨大なフエフキダイ等も昔は居ませんでした

沖に出ると・・・昔無かった人工漁礁が沢山設置されていて、ハタも住み着いていました。

なぜか美由紀が好きなイロブダイ他、何種類かのブダイも沢山沢山いて・・・

二人とも大満足です

そして帰り道、「もっと潜りに行こう」と言うことが決まりました

スキューバダイビングを、最初から始めるのは講習が必要ですが・・・

昔潜ってた人は・・・水中に入れば体が覚えてるものです。

ウエットスーツが合わなくなってるかも知れませんが・・・器材は殆ど大丈夫なはずです

僕らが潜ってる器材も、殆どが30年前のもので、その頃から今も、器材は殆ど変わってません。

仕舞いこんだままにせず、もう一度海に連れて行ってやりましょう

僕も徳島に居る間ですが、これから毎月一回か二回はスキューバダイビングをしようと思ってますので、いつでも声を掛けてください

そんな具合で・・・綺麗な海で、沢山の魚達と泳いできました

一回目の潜水では、40センチ位の「イラ」が最初から最後まで、我々二人について泳いできました。

これがイラです。厚化粧ですがかわいいんですよ。





コメント
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