outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

宮城県沖衝突事故

2012年09月28日 21時13分15秒 | 退職生活
18号に続いて17号台風も影響する宮城県沖で、数日前に22名が乗った三重県のカツオ一本釣り漁船「堀栄丸」と玉井商船の貨物船「NIKKEI TIGER」が衝突。

掘栄丸の乗組員9名は救助されましたが、13名が行方不明となっています

貨物船の船長が言うには、当日は海が荒れていて、視界も非常に悪かったそうです。

この事故について僕の経験から思うことですが、海が荒れていたと言っても波高は2~3メートルだそうです

この状態で20人以上が乗り組んでいるカツオ一本釣り漁船がレーダーに映らないはずは絶対にありません。

僕のヨット「ホロホロ三世」に付けていたレーダーは、市販されてるレーダーの中で、最低の能力の小さなものでした

ヨットの場合は電力が限られているから、そんなレーダーしか付けられないんですが、それでも二マイル(3.6キロ)離れた場所に居るもっともっと小さな漁船でもレーダーに映りました。

一キロ先なら直径30センチのプラスチックのブイでも映ります

大型貨物船が付けているレーダーは付いてる位置も高いし、ヨットのレーダーとは比較にならないほどの能力がありますから、「レーダーを見ていたら10キロ位離れた場所からでも、相手船の進行方向が確認できたはず」なんです。

これは沈没した漁船にも言える事なんですが・・・漁船にもかなりの能力のレーダーが付いていますから・・・

実際に航海していると、沿岸でも外洋でも「見張りをしていると思えない」船に良く会います

漁船は「我が物顔」でルールを知ってるのか知らないのか解らない位「適当」に動きます。

貨物船も「そこのけそこのけお馬が通る」と言った感じです。

ただ「海は広い」のと、陸上のように「通行が多くない」から事故が少ないだけでしょう

僕が思う、今回の事故の直接の原因は、貨物船が漁船を間近で発見して(多分話しに夢中だったか、居眠りしててレーダーを見てなかったと思う)「慌てて舵を左に切った(海上衝突予防法では右に切らなければならない)」事だと思いますが、それ以前に双方がもっと早くから安心できるだけ離れて対向出来る様に舵を切るべきだったと思います。

この貨物船を持ってる会社「玉井商船」の創業社長と言うのは、前に居た海運会社の役員だった頃、不景気でリストラしなければならなくなった時、「自分が辞めたら10人以上の社員を辞めさせなくて良い」と言って自分自身をリストラした、尊敬できる人だったのに・・・残念です

今日の僕は、軽トラ「スズキ4WD」に「カーナビ」と「スピード違反で捕まるのを予防する器械」を取り付けたり、キャンピングカーのソーラー充電に小細工をしたり、ヨットの台風対策の再確認に行ったり、美由紀のダイビング器材の手入れをしたり、あれこれと雑用をこなしてました

台風がいよいよ悪いコースで来てますね

皆さんも明日はしっかり台風対策してください。

家庭菜園で成長していた野菜も・・・全滅するんかな~

雨が降ったらモクズガニが沢山獲れそうだけど













コメント
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