outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

恋人達の聖地「室戸岬」

2012年09月10日 17時06分50秒 | 退職生活
今キャンピングカーを停めている所に「今日のタイトルの言葉が」書いてあります

でも雨が降ったり止んだりの月曜日、四国で一番綺麗な夕陽が見える「室戸岬の高台」に居るのは・・・

今にも壊れそうな仲の老夫婦だけです

しかし見晴らしは申し分なく、右手の山裾に広い「室戸岬漁港」と室戸市街があって、そこから右へは・・・何処までも続く「太平洋

この沖を最後に通ったのは、一昨年の「別府への航海」です。

五人が乗っての航海だったんですが・・・僕を除いて全員が船酔いでダウン

トローリングで釣れたカツオも、皆さん余り箸が進みませんでした

徳島を早朝に出発すると、大体室戸岬を越えた辺りで日が沈みます。

38歳の僕が、45日間の休暇を貰い、一人で初めて沖縄への航海をした時もここで日暮れとなり、初めてのシングルハンド、オーバーナイトセーリングに、不安が一杯でした

それでも、その時に釣っていたカツオで一杯呑んで・・・夜を迎えたんですが・・・

天気は大荒れとなり、挙句にエンジンストップ

ゼットコースターの様に揺れるヨットの中でエンジンを分解すると・・・

軽油の臭いで・・・呑んだビールもカツオも、その他諸々から始まって・・・吐く吐く

仕舞いには胃袋がひっくり返って出てくるのではと思うほどの洗礼受けました

しかしどうしても二度とエンジンは掛からず・・・それから二日余り、黒潮に逆らいながら風を拾って「宮崎県」の小さな漁港の前に到着

近くに居た漁船に引っ張って貰って「漁港へ入港」

ヤンマー屋さんに電話して貰って・・・直して貰ったんですが・・・分解したときパッキンを落としていたのが、エンジンが掛からなかった理由でした

そんなハプニングの他、オートパイロットの故障、船検問題などもありましたが、無事沖縄に到着

数日間、慶良間諸島で潜って・・・・

帰りの航海では「台湾坊主」に遭って、二日間ウンチも小便も垂れ流しのままと言う、貴重な経験もしましたが・・・

7メートルを超える波の中で、二昼夜を過ごした経験は後々の航海に大変な安心感と、天気を見る大切さを教えてくれました

世界一周の14年間、一度も荒れた天気に遭わなかったのは、この時の経験のお陰で、慌てないで「何日でも待つ」心が大切です。

さて今日ですが、昼過ぎに美由紀は歯医者さんから戻って来ました

すぐに倉庫ハウスを出発し、二時四十五分に室戸岬へ到着したんですが・・・雨

雨の中で着替えもしたくないので・・・潜るのは明日にして、急な坂を登って高台の「恋人達の聖地」に来たと言う訳です。

車内のパソコン越しに太平洋の水平線が広がっています

でも・・・夕陽はどうかな~・・・水平線の上、少しだけは雲が空いてるけど・・・そこから上は厚く黒い雲
だから

肴も揃ったようなので・・・今から一杯やります

夕陽が綺麗だったら・・・写真写してアップしますね
コメント
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