日本人の異常な程の「健康志向」から「減塩」が当たり前になって・・・我が家でも僕や美由紀はスイカにたっぷりの塩を塗って食べますが・・・息子は塩を塗ってると怒ります
これは日常生活にも関わる事ですが・・・僕も美由紀も一日中汗をかくような事をしてますが・・・
息子は仕事先でも我が家の自分の部屋でも常にエアコンの中で過ごしてるから汗をかくなんて事が無いのです
休みの日も殆どエアコンの効いた自分の部屋でパソコンに向かってるから・・・塩も必要でないのでしょう。
ヨットで世界一周を始めたころに太平洋の島で美由紀が「体がだるい」と言い始めてオーストラリアの病院で検査をしたことがあります
その結果・・・塩分不足との診断でした
美由紀はヨットで出るまで殆ど家に居て汗をかき続けるような南の島を歩き回ったり、潜り続けるような生活をしてなかったので・・・この様な事になったと思います。
キャンピングカーで三百名山に登る旅を始めて最初の数年間は・・・やはり同じように三か月程たつと「体がだるい」と言い始めました。
ブログを読んでくれてる人達の助言でバナナとスポーツドリンクを多めに摂るようにしたら・・・今は何か月になってもその様な事は無くなりました
汗を多量にかくような日々を続けてると・・・カリウムと塩が足りなくなります。
減塩もそこそこにしないと・・・体に悪いのですが・・・日本では減塩が叫ばれています
だから・・・塩を製造してる会社は大変だろうと思うのですが・・・
最近の僕は毎日の様にスーパーへ塩を買いに行っています
それも毎回一キロ入りの袋を15個買っています。
塩の最大の消費者は「漬物屋さん」だと思うのですが・・・多分二番目は「鯉の養殖業者」ではないでしょうか??
業者はそんな事にならないのかも知れませんが・・・一般人が鯉を飼うと多量の塩が要ります
鯉の病気の殆どは・・・「塩水浴」で治ります
塩水浴と言うのは・・・0.5パーセントの塩を溶かした水の中に入れる事なんですが・・・
これは一トンの水には5キロの塩を溶かして入れます。100リットルなら500グラムです
例えば僕がインターネットで新しい鯉を買うと・・・鯉の量や大きさによりますが・・・多いのは50リットルの水の中に250グラムの塩を溶いて・・・そこに一週間入れて消毒します
これは一般的で必ずしなければならない儀式の様なものです。
それ以外に・・・とにかく病気になったら「塩水浴」は誰もが一番最初にするし、一番効果があるものです
色々な薬はありますが・・・一番安全で効果があるのは塩水浴
そして・・・錦鯉は・・・塩水浴が必要な事が度々あって・・・なんと・・・明後日の午前中には北海道旅に出発しなければならないのに
プール水槽と二番水槽で完治してなかった眠り病が再発し始めました
「塩を入れて温度を上げる」と言うのが一般的な方法なので・・・
0.5パーセントの塩水にしましたが・・・
多量の塩を消費しました
27袋は・・・27キロ・・・・一般家庭では・・・10年分でしょうか??
ところが錦鯉に狂ってる我が家では・・・3.5トンの水槽に必要な塩は17.5キロ・・・
二番水槽の1.62トンの水槽に必要な塩は8.1キロです。
他にちょっと心配な水槽に少し塩を入れたら・・・
一日の塩の消費量がこの様に27キロ
思い返せば・・台湾野鳥撮影旅から戻った時から病気が始まりました。
今までに・・・消費した塩は・・・100キロは超えています
間もなく・・・塩業協同組合から表彰されるのではないかと期待しています
それでも・・・日曜日には・・・旅に出発しますが・・・・
今日二つの水槽に塩を入れましたし・・・一番水槽もまだ治療中です。
そんなんで・・・・隣のオジサンに・・・治療が終わる日に電話して・・・水を入れ始める事をお願いしたり・・・濾過器のエアー量の調整など・・・旅先からしなければならなくなりました
人生にシガラミを持ち、自由を失いたかったら生き物を飼う事です
ただ・・・発想力に乏しい人?や思ったように動けない体になった人は・・・生き物を飼った方が安易に死期を待てるように思いますのでこれも一つの選択と思います
僕も動けなくなったらそうすると思うし・・・
あたふたしても・・・まもなく死にますし・・・・どっちが良いかはわかりませんから・・・・