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新型も登場? ノロウィルス予防は手洗いが一番

2015年09月28日 20時09分02秒 | 病気と健康

間もなくノロウィルスが元気になる冬がやってくる

今年は新型も登場らしいとのことで、ますます注意が必要

保健所のノロウィルス対策講座を受講したのでお裾分けします

 

まず出来るだけノロウィルスにかからないようにする予防法

ノロウィルス感染のほとんどは口から入ります

①患者の唾液、くしゃみによる空気感染  ②菌がついた手からの経口感染

③仲介保菌生物の二枚貝(ほたて、カキなど)を食べる食物感染

が代表的な感染経路

①についてはマスク、怪しい人に近づかない

②は丁寧な手洗い

③は完全に加熱して食べる

以上が主な予防法

 

手の洗い方は水でしゃぶしゃぶではほとんど菌が落ちません

石けんで指一本一本洗うくらい丁寧に、手の表側も、手首まで

二枚貝の生食は美味しいけれど、危険もあります

貝の中心に完全に高熱が通るくらいまで加熱

 

ノロウィルスの症状

上から下から吐き下す  風邪に似た症状 熱が出る

人に感染する

嘔吐物などから大量のノロウィルスが半径数メートルまで飛び散る

 

嘔吐物の処理方法

緊急用 500ミリリットルのペットボトル(別の容器でもかまわない)

綺麗に洗って、消毒剤(ピューラックス、ハイター、ブリーチなど)を

キャップ2ハイ、ボトルに入れる

水道水を500mlまで入れる、ふたをして振って混ぜる

 

嘔吐物を新聞紙で覆う、何も無いところまで余分に覆う(目に見えない菌がある)

新聞の上から嘔吐物に消毒液をかける、足りなければ補充してさらにかける

しみこむまで放っておく

しみこんだら新聞紙ごとくるむように嘔吐物を丸め込んで、ゴミ袋に入れしっかりと口を閉める

*素手はダメ、ビニール手袋や、洗濯手袋を二重につける

処理の後、上の手袋は新聞紙と一緒に廃棄、下の手袋で最終処理をする

衣服は作業終了後に脱ぐ、だから良い服なら最初から着替えたほうが良い

 

保健所の指導では、職務上神経質なほど菌の付着にこだわります

そのくらい、注意してノロウィルスに触れないようにしろと言うことです

 

汚れを取った床には、より濃いめの消毒剤を広くまいておいた方が良いでしょう

もっとも、一般的にはトイレに駆け込む余裕はあるはずです

もしそうなったら、トイレの便器や周辺はもちろん、ドアノブなども徹底的に消毒してください

トイレが感染源は案外多いでしょう

そして終了後には衣服を着替えて、手も最高に丁寧に洗う、風呂も入った方がいいですね

 

患者の容体は、発熱、嘔吐の後、数日後に回復しますが、体が衰弱している高齢者や幼児が

亡くなることも希にあります。

 

それと効果的なのは熱湯消毒、まな板、包丁などは熱湯を丁寧にかければ

表面の菌はたいがい死滅します。(希に耐熱菌も存在する)

 

ノロウィルスは人間の腸内だけで繁殖するそうです

空気中では繁殖しませんが、簡単には死なないそうです

ノロウィルスの循環経路

 

①感染した人-トイレで排出-下水道-海へ-二枚貝が吸収-食べる-感染

②感染した人-嘔吐物などのノロウィルス-ドアノブなどで接触感染-手から口へ-感染

③感染した調理人や、パック包装などの担当者-食品への菌付着-食べた客-集団感染

 

以上、業者向けの講習会の受け売りですが、間違いもあるかもしれません、ご自分で確認ください

 

結論

予防法は「一にも二にも徹底した手洗い」だそうです


今年も熊が出る? 山城探訪していたら

2015年09月28日 18時27分46秒 | 花鳥と昆虫・爬虫類・魚

去年の秋に山城を見学に行ったんだけど、栗の木に熊の激しい爪痕があって

地元の案内してくれた人が、木の上を指さして「クマは枝を折ってあそこに座って栗をとる」

なるほど、そう言われればそんな感じがする

標高400mほどの山城はなかなか遺構が残っていて、二の丸、三の丸、本丸、井戸など

昔を偲ぶことが出来る

本丸跡からは日本海一望、上杉謙信の家来が、陸や日本海をやってくる敵を見張る城だ

帰りに道の脇の標柱に目をやったら、中程から折られている

「これはクマの仕業だよ」案内人が言った 「ほら草むらを見て、踏み跡があって獣道になってるだろ」

なるほど、ナタや人間の力ではこうはならないだろうな

今は出てきてほしくない、カウベルも何も持ってこなかった

「なあに、人間がいりゃあ出てこないさ、おれは50年以上山に入っているが出会ったことは一度も無い」

と案内人が威張る (だけど、たった一度でも出会ったらやばいでしょうに・・・)

十年くらい前に、朝の散歩中にクマに襲われて亡くなった人を思った

 

山が荒れて、獣の食べ物が不足しているという

この10年ほどの間に人里は獣出没で騒がしい、海辺の村の畑まで出てくるという

クマはもう人家近くで発見されることが、しょっちゅうである

いのしし、猿も頻繁に目撃される

今年も、また奴らは出てくるのだろうか