こんにちは石井伸之です。本日は、国立市議会として表題の通りエコセメント工場を視察しました。
午前11時に市役所集合で各議員が集まり、本日は14名の議員が参加してエコセメント工場へとバスで向かいました。いつもの通り、バスの中での記憶が全く無いくらいに寝てしまっていると一時間ほどで日の出町に到着し、昼食を食べた後に二ツ塚のゴミ最終処分場に到着しました。
ちなみに、この処分場では三多摩25市1町で発生したゴミの最終処分を受け持っております。
到着してみると、とにかく「広い」というのが第一印象でしたが、二ツ塚最終処分場が完成した当時を知る議員は、随分と埋め立てが進んだと言っておりました。それもそのはず、エコセメント事業が始まる以前は、不燃ごみと可燃ごみの焼却灰を埋め立てており、平成10年に創業してからおよそ8年が経過した平成18年度現在では、処分できる許容範囲の43%が埋め立てられたそうです。このまま、推移するとこれから7年後の平成25年度には、この処分場も満杯になる見込みでした。しかし、二ツ塚処分場に変わる処分場を建設するメドは立っていません。
そこで、こうした事態を回避する為に考え出されたのが、エコセメント事業です。簡単にどのような事業かと言うと、可燃ごみの焼却灰というのはセメントの原料となる性質を持ち合わせている為に、この焼却灰を乾燥して混ざっている金属類を取り除き、石灰石や鉄鉱石を混合してから1350℃以上の高温で焼却すると、焼却灰に含まれているダイオキシンが分解されます。分解されたダイオキシンが気体として再合成されるのを防ぐ為に、急速冷却されて何十ものフィルターを通して排気されるというシステムです。
ダイオキシンが取り除かれた形で、エコセメントの原料が完成します。この原料を太平洋セメントが引き取り、エコセメントとして商品化されることとなっているそうです。
ちなみに、搬入される500トンのうち8割は焼却灰ですので、満杯になるまであと8年の寿命をあと30年以上に延ばす事ができるようになりました。
処分場のセンター長からの話しでは、この処分場が満杯になる日を一日でも先に伸ばす為に、市民の皆様のさらなる分別をお願いしたいと言っておりました。
午前11時に市役所集合で各議員が集まり、本日は14名の議員が参加してエコセメント工場へとバスで向かいました。いつもの通り、バスの中での記憶が全く無いくらいに寝てしまっていると一時間ほどで日の出町に到着し、昼食を食べた後に二ツ塚のゴミ最終処分場に到着しました。
ちなみに、この処分場では三多摩25市1町で発生したゴミの最終処分を受け持っております。
到着してみると、とにかく「広い」というのが第一印象でしたが、二ツ塚最終処分場が完成した当時を知る議員は、随分と埋め立てが進んだと言っておりました。それもそのはず、エコセメント事業が始まる以前は、不燃ごみと可燃ごみの焼却灰を埋め立てており、平成10年に創業してからおよそ8年が経過した平成18年度現在では、処分できる許容範囲の43%が埋め立てられたそうです。このまま、推移するとこれから7年後の平成25年度には、この処分場も満杯になる見込みでした。しかし、二ツ塚処分場に変わる処分場を建設するメドは立っていません。
そこで、こうした事態を回避する為に考え出されたのが、エコセメント事業です。簡単にどのような事業かと言うと、可燃ごみの焼却灰というのはセメントの原料となる性質を持ち合わせている為に、この焼却灰を乾燥して混ざっている金属類を取り除き、石灰石や鉄鉱石を混合してから1350℃以上の高温で焼却すると、焼却灰に含まれているダイオキシンが分解されます。分解されたダイオキシンが気体として再合成されるのを防ぐ為に、急速冷却されて何十ものフィルターを通して排気されるというシステムです。
ダイオキシンが取り除かれた形で、エコセメントの原料が完成します。この原料を太平洋セメントが引き取り、エコセメントとして商品化されることとなっているそうです。
ちなみに、搬入される500トンのうち8割は焼却灰ですので、満杯になるまであと8年の寿命をあと30年以上に延ばす事ができるようになりました。
処分場のセンター長からの話しでは、この処分場が満杯になる日を一日でも先に伸ばす為に、市民の皆様のさらなる分別をお願いしたいと言っておりました。