こんにちは、議員提出議案を筆頭提出者として各議員より答弁を受けることを想定して、想定問答集を作成していると、出席説明員として答弁する部課長の苦労を垣間見た石井伸之です。
本日は、令和6年9月議会最終本会議を迎えました。
最後の議案には、日程第17 議員提出 第3号議案 多様な人材の地方議会への参画促進を求める意見書案 があります。
この意見書案は自民党会派代表の私が筆頭提出者となり、公明党の香西議員、新しい議会の藤江議員、みらいのくにたちの望月議員の四名で提出しました。
こちらの議員提出議案は、全国市議会議長会が地方議員のなり手不足を解消する為に各地方議会へ意見書としての提出が依頼されているものです。
項目として以下の通り3つの内容に分かれています。
1 地方議会の役割等が明確化された地方自治法の改正を踏まえた主権者教育を一層 推進すること。
2 立候補に伴う休暇制度や議員活動のための休職、任期満了後の復職など、誰もが立 候補しやすい環境を整備するとともに、厚生年金へ地方議会議員が加入できるための 法整備を図ること。
3 政治分野におけるジェンダー平等の推進を図るため、議員活動と出産・育児、介護 等の両立やハラスメント防止のための取組に対して支援すること。
提案説明の後に筆頭提出者である私が議員からの質疑を受けて答弁します。
2名の議員より質疑を受けて答弁しましたが、事前の準備が無ければ到底答弁できません。
地方の市町村では議員のなり手不足が深刻となっています。こういった意見書を全国市議会議長会で上げることによって、少しでも地方議会の活性化に繋がればと思います。
質疑・討論の後に採決が行われ、本意見書案は賛成多数で可決されました。
僅か1議案ですが、議会で議案を可決させることの重みを痛感すると共に、正直なところホッとしました。
様々な質疑を想定して答弁する為に、議会事務局職員の皆様には大変多くのことをメールでお聞きしてしまい、お騒がせしてしまいました。
最終本会議が終わったのも束の間、2週間後には令和5年度決算特別委員会が行われますので、そちらの準備に取り掛かりたいと考えています。