今年は空梅雨傾向が強かったが、このところようやく梅雨らしい空模様で、きょうも午前中から雨になった。こんな日は、あさみちゆきの歌を聴いて心をなごませるのもいい。ニューアルバム「あさみのうたⅡ」から、何曲か取り上げてみたい。
まず1曲目の『吉祥寺グッバイ』について。このアルバムにはどちらかといえばフォーク系の曲が多いが、この曲は調子のいい歌謡曲といった感じがする。別れがテーマだが、じめじめとならず、新しい気持でやりなおそうという気分がある。「バイバイバイ・ララバイ」の部分が印象的だ。
3曲目の『黄昏シネマ』は、しんみりと思い出にひたりつつ、感情の強い盛り上がりを表現するところが絶妙だ。謙虚な思いを表現した歌詞もいい。
あさみちゆきの歌には、淋しくて暗いようなイメージがある。でもその淋しさの中からこそ、そこはかとない明日への希望が湧いてくるのではないだろうか。そんな印象を強く感じるのが、4曲目の『夕焼けブランコ』である。幼い頃の楽しい思い出と、現在の悲しい気持を対比させ、「明日はきっと 晴れるよね」と希望のメッセージで結ぶ。彼女の優しくも切ない歌声が胸を打つ素晴らしい曲だ。
そのほかの曲については、またあらためて取り上げようと思っている。
まず1曲目の『吉祥寺グッバイ』について。このアルバムにはどちらかといえばフォーク系の曲が多いが、この曲は調子のいい歌謡曲といった感じがする。別れがテーマだが、じめじめとならず、新しい気持でやりなおそうという気分がある。「バイバイバイ・ララバイ」の部分が印象的だ。
3曲目の『黄昏シネマ』は、しんみりと思い出にひたりつつ、感情の強い盛り上がりを表現するところが絶妙だ。謙虚な思いを表現した歌詞もいい。
あさみちゆきの歌には、淋しくて暗いようなイメージがある。でもその淋しさの中からこそ、そこはかとない明日への希望が湧いてくるのではないだろうか。そんな印象を強く感じるのが、4曲目の『夕焼けブランコ』である。幼い頃の楽しい思い出と、現在の悲しい気持を対比させ、「明日はきっと 晴れるよね」と希望のメッセージで結ぶ。彼女の優しくも切ない歌声が胸を打つ素晴らしい曲だ。
そのほかの曲については、またあらためて取り上げようと思っている。