「ひるの歌謡曲」の今週の司会は大城バネサが担当である。日本語のほうはまだまだ勉強中の彼女だけあって、正直なところナレーションはたどたどしく、時々舌が回らないところもあった。それでも一生懸命さは伝わってきた。明日以降も頑張ってほしい。
きょうの特集の渥美二郎といえば、大ヒットした『夢追い酒』と、それに続く『忘れてほしい』の印象が強い。私は当時、上司に行きつけのスナックに時たま連れて行ってもらい、これらのカラオケを唄っていたが、『忘れてほしい』のほうが好きだった。その頃のカラオケといえば8トラ(懐かしい言葉だ)で、歌詞ブックを見ながら唄い、もちろん画像はなかった。
新曲『慟哭のエレジー』は、最近テレビでも何度か聴いたことがある。今回じっくり聴いてみて、これは演歌でもかなり異質なものという感じを受けた。主人公の悲しみの感情が重厚な歌詞で表現されているが、その悲しみの理由が明らかでない。「ここは天国 それとも地獄」の歌詞もインパクトがある。
理由は聴く者の想像に任せ、純粋に悲しみを表現しようということだろう。こういう演歌の試みも面白いと思った。
きょうの特集の渥美二郎といえば、大ヒットした『夢追い酒』と、それに続く『忘れてほしい』の印象が強い。私は当時、上司に行きつけのスナックに時たま連れて行ってもらい、これらのカラオケを唄っていたが、『忘れてほしい』のほうが好きだった。その頃のカラオケといえば8トラ(懐かしい言葉だ)で、歌詞ブックを見ながら唄い、もちろん画像はなかった。
新曲『慟哭のエレジー』は、最近テレビでも何度か聴いたことがある。今回じっくり聴いてみて、これは演歌でもかなり異質なものという感じを受けた。主人公の悲しみの感情が重厚な歌詞で表現されているが、その悲しみの理由が明らかでない。「ここは天国 それとも地獄」の歌詞もインパクトがある。
理由は聴く者の想像に任せ、純粋に悲しみを表現しようということだろう。こういう演歌の試みも面白いと思った。