♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

大城バネサのマイセレクション

2005年07月22日 | 演歌・歌謡曲
「ひるの歌謡曲」は大城バネサの司会の最終日で、例によって彼女のマイセレクション。
3歳のときに初めて人前で唄ったという牧村三枝子『みちづれ』、アルゼンチンでよく聴いたという美空ひばり『人生一路』、そしてのど自慢で唄って歌手になるきっかけとなったという門倉有希『女の漁歌』と、まず3曲がかかった。美空ひばりのあまたある曲の中でも『人生一路』が選ばれているのが興味深い。この曲の乗りのよさ、力強さが、バネサの歌唱に大きな影響を与えたような気がする。ぜひバネサのカバーで聴いてみたい曲だ。
門倉有希の『女の漁歌』は、ミニアルバムでカバーしているし、彼女のキャンペーンでも生で聴いた。やはりこの曲あたりがバネサの理想形なのだろうか。

私が大城バネサを知ったのは、おととしの9月30日、NHK歌謡コンサートの新人特集だった。同時に出演していたのが、神園さやか、南かなこ、天雀、竹島宏、松下可奈である。そのときの印象では、日本語が不得手なのに演歌を唄うのはどうだろうかというもので、あまり好意的なものではなかった。しかし、何度か彼女の歌を聴いているうちに、次第にその魅力のとりこになっていった。放送の中で、デビュー曲『鴎も飛ばない海だよ』の歌詞を、初めはスペイン語に直して覚えたと言っていた。日本語がうまく話せなくとも、その曲の心を理解していたから、気持が伝わってきたのだろう。これからも活躍して、故郷のアルゼンチンでもコンサートを開きたいとの夢を実現してほしい。

コメント