♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

音羽しのぶのマイセレクション

2005年07月14日 | 演歌・歌謡曲
「ひるの歌謡曲」は音羽しのぶのマイセレクション。彼女が歌手になったきっかけは小学3年生のときに、カラオケ大会ゲストの綾世一美の歌を聴いたことだと言っていた。それで最初にかかったのが、綾世一美の『哀愁岬』だった。
私は現役時代の綾世一美のことは知らないが、昨年に『みちのく挽歌』など3曲入りのCDを買って聴き、すごく歌がうまくて表現力のある歌手だと思った。引退したのが本当に惜しまれる。音羽しのぶは昨年、NHK歌謡コンサートで『みちのく挽歌』を唄っていたが、これは彼女のあこがれの歌手の代表曲をカバーしたわけで、力が入っていたのもうなずける。
ちなみに竹川美子のあこがれの歌手も綾世一美とのことだ。やはり本格演歌、正統派演歌の目標ということだろう。
2曲目にかかった岸千恵子の『千恵っこよされ』は、竹川美子がキャンペーンでカバーしているようだが、残念ながら私はまだ聴いていない。

音羽しのぶのデビュー曲のタイトルが『しのぶの渡り鳥』と、いきなり名前が入っているのはめずらしいことだと思う。氷川きよしも『きよしのズンドコ節』が最初だった。

彼女は実力派で、明るい曲もしっとりした曲も器用にこなす。新曲『佐渡なさけ』ではデビュー曲の持ち味に戻った感じだ。若手のライバルがひしめく中だが、彼女の好きな言葉のとおり「努力」して「しのぶ演歌」を確立していってほしい。
コメント (2)