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♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

紅白曲目アンケートについて

2005年07月21日 | ノンジャンル
新聞記事等によると、NHKは今年の紅白歌合戦について、100万人以上にアンケートで聴きたい曲を選んでもらい、その結果で出演者や曲目を決めるとのことだ。
出演歌手のアンケートについては昨年実施されたものの、いろんな問題点が指摘されていた。そこで今回は視聴者に曲目を選ばせ、インターネットでも回答できるようにして、より幅広い層からの声を反映させようとの考えだろう。とにかく紅白始まって以来の試みであり、番組の性格自体が従来とは全く異なったものになりそうだ。
私が思いつく問題点をあげてみよう。

・あらかじめ600曲のリストを示すということだが、その選定の基準に問題はないか。

・誰もが知っている超有名曲ばかりになり、かくれた名曲が選ばれないのではないか。

・アンケートをやってもその結果を忠実に反映させず、不透明な選考をするのなら意味がない。

・カバー曲がいくつか出てくると思われるが、唄う歌手についてはどういう方法で決めるのか。

・組織票が横行するのではないか。また投票者は年齢的に偏ることはないか。

・「思い出のメロディー」や「年忘れにっぽんの歌」のようなナツメロ番組になり、音楽界の活性化につながらない。

・紅白出場を目ざして頑張っている若手歌手の目標を奪うことになる。

いずれにせよ、今年はこういう形で実施するとして、来年以降はどうなるのだろう。もしかするとNHKは、今年限りで紅白を打ち切るつもりではないだろうか。
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永井みゆき・大阪恵比須堂キャンペーン

2005年07月20日 | イベントレポ
大阪恵比須堂えんかjinでの、永井みゆきの店頭キャンペーンを見に行った。18日に梅雨明けして真夏の太陽が照りつける浪花の街だったが、さすがに地元大阪の岸和田出身の永井みゆきだけあって、熱心なファンが詰めかけ、声援がよく飛んでいた。

唄った曲目は、まず新曲『港でひとり』、続いてデビュー曲の『大阪すずめ』と前作『地吹雪情話』、そして『港でひとり』のカップリング曲『りんどうの雨』、歌唱ワンポイント指導のあと再び『港でひとり』だった。

歌唱指導では、出だしの「♪かもめなぜ鳴く」を力強く、「♪港でひとり ひとり」の初めの「ひとり」は語りかけるように、次の「ひとり」は感情をぐっとこめてとのアドバイスがあった。また、この2度目の「ひとり」の前では、わざと息継ぎを目立たせて切なさを表現するとのことだった。この彼女の歌唱指導は具体的でわかりよく、説明に続けて実際に唄ってみせるなど親切で、カラオケで唄う人には大変参考になったと思う。

どちらかといえばクールな印象のある彼女だが、気さくで明るく、サービス精神たっぷりという感じを受けた。『りんどうの雨』のときはミニステージから降りて、観客と握手をしながら唄ったが、えんかjinのキャンペーンでは初めて見る光景だった。またサイン会の後のツーショット撮影も笑顔でこころよく応じてくれた。
大阪を代表する美人演歌歌手として、これからますます活躍してほしいものだ。

  
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歌謡コンサート

2005年07月19日 | 演歌・歌謡曲
NHK歌謡コンサートは、「女ざかり!夏の艶姿」と題して出演歌手は全員女性だった。冒頭に伍代夏子、神野美伽、石原詢子の3人による日本調のステージがあったが、あまりこういう企画はいただけない。やはり持ち歌を唄わせないというのが基本的に気に入らないし、出てくるメンバーもいつも似たり寄ったりの感じだ。

林あさ美は、デビュー曲『つんつん津軽』を唄った。先日「BS日本のうた」でもこの曲を唄っていた。これは面白い曲だと思う。そういえば彼女は『七色なみだ』以来、新曲が出ていない。

夏川りみは、沖縄スタンダードの『芭蕉布』で、CDアルバムでは聴いているがテレビでは初めて聴く。さすがにご当地出身だけあって、こういう曲はお手の物、安心して聴けた。

紫艶は、『雨の御堂筋』だったが、浪花ものだったらもっと彼女にふさわしいカバー曲があるし、なぜ持ち歌の『大阪ふたり』や『大阪恋港』を唄わせないのかと思う。

若手応援コーナー2週目の大木綾子は、先週のダンスに続き浪曲を披露して、芸達者なところをアピールした。彼女なら歌だけでなく、今後マルチ芸人として活躍できそうだ。

清水まり子は、昨年の『湯治場』以来の登場で『花の舟』を唄った。地味ではあるが、しっとりした味わいのある演歌を聴かせてくれる。
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ひるの歌謡曲

2005年07月18日 | 演歌・歌謡曲
「ひるの歌謡曲」の今週の司会は大城バネサが担当である。日本語のほうはまだまだ勉強中の彼女だけあって、正直なところナレーションはたどたどしく、時々舌が回らないところもあった。それでも一生懸命さは伝わってきた。明日以降も頑張ってほしい。

きょうの特集の渥美二郎といえば、大ヒットした『夢追い酒』と、それに続く『忘れてほしい』の印象が強い。私は当時、上司に行きつけのスナックに時たま連れて行ってもらい、これらのカラオケを唄っていたが、『忘れてほしい』のほうが好きだった。その頃のカラオケといえば8トラ(懐かしい言葉だ)で、歌詞ブックを見ながら唄い、もちろん画像はなかった。

新曲『慟哭のエレジー』は、最近テレビでも何度か聴いたことがある。今回じっくり聴いてみて、これは演歌でもかなり異質なものという感じを受けた。主人公の悲しみの感情が重厚な歌詞で表現されているが、その悲しみの理由が明らかでない。「ここは天国 それとも地獄」の歌詞もインパクトがある。
理由は聴く者の想像に任せ、純粋に悲しみを表現しようということだろう。こういう演歌の試みも面白いと思った。
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BS日本のうた

2005年07月17日 | 演歌・歌謡曲
昨夜の群馬県伊勢崎市からの「BS日本のうた」について。デュエット特集ということで、いつもと一味違う感触があった。
冠二郎と中村美律子の『三年目の浮気』は、二人の持つ三枚目的キャラクターが存分に発揮され、まさに「はまり役」という感じがして大変楽しかった。
ダ・カーポの『結婚するって本当ですか』、そして狩人の『あずさ2号』と、いずれも昭和フォーク歌謡の名曲であるそれぞれの代表曲が、本人歌唱で聴けたのは価値があった。

ところで今回は、川野夏美、前田有紀、竹島宏と3人の若手歌手が出演した。そのことは大変結構なことだ。しかしながら今回のような扱いには首をかしげたくなる。竹島宏は田川寿美とのデュエットで『星空に両手を』、川野夏美と前田有紀は、ザ・ピーナッツの『恋のバカンス』を唄ったが、あとは『銀座の恋の物語』を何人かで唄っただけで、持ち歌は誰も唄わせてもらえなかった。もっとも田川寿美、小金沢昇司にしたって、1回ずつ出番が多かっただけで、やはり持ち歌なしだった。
せっかく生きのいい若手を出すからには、旬の持ち歌を唄わせてほしいものだ。

それはさておき、川野夏美・前田有紀の『恋のバカンス』は、ハーモニーといい間奏でのダンスといい、息がぴったり合っており、聴いていて気分がよかった。
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