♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

歌謡コンサート

2005年07月26日 | 演歌・歌謡曲
NHK歌謡コンサートは、「聴かせます!最新歌謡曲」のタイトルだったが、それにしては無駄な時間が多かったように思う。山梨県勝沼町からの中継は、NHKのラジオ番組のコマーシャルそのものであり、坂本冬美をだしにしているような感じがした。屋台を持ち出して、ふるさと自慢の品を紹介するのもつまらない趣向に思えた。こんなことで時間をつぶすくらいなら、生きのいい若手歌手の歌を1曲でも聴かせてほしい。

和田青児『はぐれ雲どこへ』は、はじめ時代劇のテーマソングかと思っていたが違うようだ。こういう元気の出るような曲は気持がいい。

門倉有希『少年』は、程よいハスキーボイスが耳になじむ。こういう感じの曲がもっとヒットしてほしい。

香西かおり『居酒屋「敦賀」』は確か2度目の披露になる。この曲は彼女も手ごたえを感じているのではないか。

O’s『あなたとならば』は、新人特集から最速の若手応援コーナー登場ではないだろうか。前回とは衣装ががらりと変わっていた。美しい曲で、こういう歌を若い女性がカラオケでデュエットすればいいと思う。

岩出和也『北フェリー』は、きのうの歌謡スクランブルに続いて聴いたことになる。なかなかいい味わいを出している。彼は、北川大介、和田青児らとともに伸びてほしい若手男性だ。
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ひるの歌謡曲・歌謡スクランブル

2005年07月25日 | 演歌・歌謡曲
今週の「ひるの歌謡曲」の司会は、先週の大城バネサと同じく平成15年デビュー組の一人、まきのめぐみが担当する。もともとバスガイドをやっていた彼女だけにナレーションはお手の物で、さすがに手馴れた感じだった。加山雄三の特集ということで、『君といつまでも』『夜空の星』『蒼い星くず』『夜空を仰いで』といったなつかしい曲が続くと思って聴き始めると、「あれれ・・・違う」ニューアレンジだった。まあ新鮮ではあったが、伴奏も唄い方もやはりオリジナルの方がずっといい。

「歌謡スクランブル」は恒例の「話題のホットミュージック 演歌・歌謡曲編」の第1日だったが、目をみはるような作品はあまりなかった。岡ゆう子『長良川』は評判がいいようで、演歌の王道を行くような曲だと思う。岩出和也『北フェリー』は、覚えてカラオケで唄ってみたくなる曲だ。本日一番の注目は、普天間かおり『泣けないラプソディ』だった。彼女の曲は歌謡曲なのかJ-POPなのか、まあジャンルはどうでもいいが、これは何度も繰り返し聴いてみたいと思ういい曲だ。
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NHKのど自慢

2005年07月24日 | 演歌・歌謡曲
神奈川県秦野市からのNHKのど自慢は、北島三郎と長保有紀がゲストだった。
この番組は、毎回いかにものど自慢らしい出演者が出てくるのが何か作為的といった先入観があって、好きなゲスト歌手が出るときに、ラストの持ち歌歌唱の部分だけ見るということが多かった。
きょうはたまたま通して見ていたが、歌のジャンルも出演者の人間模様も様々で、これはこれでけっこう楽しめるものだと思った。
親子で三橋美智也の『達者でナ』を唄っていたのは、実にほほえましい光景だった。この曲はのど自慢の定番曲といってもいいくらいよく唄われてきたが、親子でというのはめずらしいのではないか。
地元の祭の衣装でねじり鉢巻をした女性が、長保有紀の『惚の字傘』を唄った。長保有紀の歌唱指導は「声を伸ばすところが難しいので、七つ数える間続けてください。」というものだった。
ゲスト歌手の歌唱では、長保有紀はもちろん新曲『城ヶ島雨情』を唄った。城ヶ島は地元神奈川県だからちょうどぴったりだ。「有紀ちゃーん」の声援がしきりに飛んでいた。長保有紀の衣装は上品な黒の和服だった。彼女には洗練された中にもゾクッとするような妖艶さを感じた。
聴くたびに好きになる曲であり、見るたびに好きになる歌手である。



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BS日本のうた

2005年07月23日 | 演歌・歌謡曲
「BS日本のうた」は、「愛・地球博」長久手会場のEXPOドームから。市川昭介氏みずからがゲストで登場し、市川氏の作品の数々が紹介された。それぞれの曲についての市川氏のコメントが面白かった。
『恋は神代の昔から』が浪曲と童謡の融合とのことだが、そう思って聴くと確かに「昔の人は言いました」の部分は童謡風である。畠山みどりの本人歌唱はなつかしく、価値があった。
『さざんかの宿』については、市川氏が作曲したときにはさざんかの花を知らなかったと聞いて驚いた。
音羽しのぶが『涙を抱いた渡り鳥』をカバーしたが、これは彼女のデビュー曲が『しのぶの渡り鳥』だったからだろうか。衣装は『佐渡なさけ』のままで、唄い方も振りも彼女なりのスタイルでうまくこなしていたと思う。
今回はこの番組にしてはオリジナル曲が多かったのだが、その中で音羽しのぶだけが持ち歌を唄えなかった。『佐渡なさけ』は以前にこの番組で唄っているので、仕方がないだろう。
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大城バネサのマイセレクション

2005年07月22日 | 演歌・歌謡曲
「ひるの歌謡曲」は大城バネサの司会の最終日で、例によって彼女のマイセレクション。
3歳のときに初めて人前で唄ったという牧村三枝子『みちづれ』、アルゼンチンでよく聴いたという美空ひばり『人生一路』、そしてのど自慢で唄って歌手になるきっかけとなったという門倉有希『女の漁歌』と、まず3曲がかかった。美空ひばりのあまたある曲の中でも『人生一路』が選ばれているのが興味深い。この曲の乗りのよさ、力強さが、バネサの歌唱に大きな影響を与えたような気がする。ぜひバネサのカバーで聴いてみたい曲だ。
門倉有希の『女の漁歌』は、ミニアルバムでカバーしているし、彼女のキャンペーンでも生で聴いた。やはりこの曲あたりがバネサの理想形なのだろうか。

私が大城バネサを知ったのは、おととしの9月30日、NHK歌謡コンサートの新人特集だった。同時に出演していたのが、神園さやか、南かなこ、天雀、竹島宏、松下可奈である。そのときの印象では、日本語が不得手なのに演歌を唄うのはどうだろうかというもので、あまり好意的なものではなかった。しかし、何度か彼女の歌を聴いているうちに、次第にその魅力のとりこになっていった。放送の中で、デビュー曲『鴎も飛ばない海だよ』の歌詞を、初めはスペイン語に直して覚えたと言っていた。日本語がうまく話せなくとも、その曲の心を理解していたから、気持が伝わってきたのだろう。これからも活躍して、故郷のアルゼンチンでもコンサートを開きたいとの夢を実現してほしい。

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