左:2、305円の新品CD 右:1円の中古CD
どうしても、ある「サウンドトラック」が欲しくて、あちこち「Free」の音楽を探したが、どうしても見つからない。そこで、ある有名ネット通販会社を検索したのですね。
「あるじゃないの、あるじゃないの。中古で十分・・・えっー、1円って何?」というのも、自慢にもならないが、ネットで買い物をすることも少ない上に、まして「CD」など買ったことも無いので、この「1円」という販売価格が妥当なのか判断が付かないのです。
一応、ざっと説明を読んでみるが、状態は良いとか、満足度(何の満足度か知らないけれど)が98%とか、つらつらと良いことが書いてあるんですね。
これだけ羅列しといて、変な商品てなことは無いだろうし、まぁ、全曲は入っていなくても「1円」だし、それに有名ショップだしねぇ・・・と、自分勝手に了解して、商品購入をクリックしました。
商品は、3日目位だったかな、早くに送付されてきて、早速、パソコンにCDをセットしたのですが・・・あれ?・・・いつも立ち上がる「Windowsが実行する動作を選んでください」が現れず、すぐ「Web」に入ってしまう・・・なぜ?
で、世間の現実(CDの現在とでも言いましょうか)を知らない私は、すぐ「1円」が脳を占領した・・・やっぱり、騙されたか・・・ですよ。
基本的には、「1円」だもの何でもありよと覚悟はしていたものの、やはり、騙されるのは悔しいもので、すぐさま、苦情を(腹の虫を抑える意味もあり、皮肉も十分に込めて)送信。「サウンドトラック盤」はどうしても手に入れたかったから、また、懲りずに、その「ネットショップ」で再度購入・・・新品で価格は2305円(税込)です。
そのうちに、苦情処理センターからご丁寧な返信がありました。
結論を言うと、私の早合点で、「1円のCD」もちゃんと音が出たのです・・・当たり前なんですが、「Web」を終了して「プレイヤー」を立ち上げるという簡単な作業で・・・。
「1円」→変なものかも?→音が出ない→やっぱり不良品→騙された私ってバカだね。恥ずかしい!
この一連の思考回路に囚われて、一歩も留まれなかった自分自身が恐ろしい・・・と、つくづく知ることとなったのです。
私にとっては、ここで払った2305円の授業料は、とても必要で有意義な経験でした。
ショップのご担当さま、お手数をお掛けしました。無知なお客でごめんなさい、そして、心からありがとう・・・です。