IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

高齢化社会の縮図?

2017-11-30 09:42:22 | この頃思う事

    

 「新技術開発財団・植物研究園」は、山の傾斜を利用した日本庭園(清恵荘)で、赤色主体の紅葉がしっくりと落ち着く。

 


 

        

「熱海梅園」は、以前は観梅が主体だったが、もみじを植樹して晩秋も楽しめる場所に・・・黄葉が、華やかさを、一層、増す。

 


 


三島に住む友人から「熱海の紅葉を見に行こう」と誘われた。
既に、紅葉観賞は、一回、していたから、ホントはどうでもよかったが、せっかく声を掛けて来たのをすげなく断るのも何だし・・・という訳で、11月29日、急遽、出かけた。

熱海駅に着くと、我らと変わらぬようなオジサマ・オバサマ連(中高年と言いたいが、どう見ても高齢者)が溢れている。
元気な高齢者は良い事だが、こう集まっているのを見ると、他ににする事は無いのだろうか(勿論、我らも含めて)と思ってしまうが、これは私の悪い癖である。
で、大体が同じ方向に行くから、バス停はオジサマ・オバサマの行列だ・・・足に痛みのある友人は座る事が出来るだろうか心配になった。

「熱海」と言う場所は、海岸線に僅かな平地があるだけで、殆どの家は山肌にしがみつくように建っているという街で、だから、人も車も、坂道の、又、細くて曲がりくねった道を、登ったり下りたりが日常なのだ。
本日の乗合バスは、オジサマ・オバサマ連御用達状態で、バス運転手さんとしては気が気ではないだろうから何遍も注意を促す(席を立つな、止まるまで待て等)のだと察するが、何故だか、乗った途端から運転手さんに叱られているような気になってしまう。

最初に訪れた「植物研究園」の降りるべき停留所の名前をうろ覚えだったので、慌ててストップボタンを押したが、そこは違っていたらしい(他の客も居たが、間違えたのは我らで・・・)。
すると、運転手さんは、「乗る時に降りる駅を教えただろう」と一緒に降りたそのお客に受かって、文句(めいた?)を言うのだった。
私からすぐに、「ゴメンナサイ!」と言って、再び、バスに乗った。

はっきり言って、運転手さんは正しいし、我らがボケでいるだけであり・・・ただ、それだけの事だが、これからの「高齢化社会の縮図」を見るようで、切ない気持ちになってしまった。

この小旅(?)に係わる私と友人とのやりとりも同種の出来事があり、それも含めて落ち込んでいた気分も、「華麗なる紅葉」を鑑賞出来たことで一掃できた、感謝!である(やたら感謝!っても、わざとらしい?)。

昼食兼早めの夕食にと、友人オススメの寿司店で豪華(何たって特上ですもの)に食した後、今度は私オススメの喫茶店で珈琲を味わって帰路に着く。

 

   オジサマ・オバサマ連であふれる「熱海梅園」にて


 

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混乱しましたね!

2017-11-28 10:00:31 | この頃思う事

「さざんか」の周囲にある庭木の枝を思いっきり剪定したので、今年はたくさん花が咲いた・・・太陽は有難いもの。

 


 

毎週月曜日午後11時15分から、「CS:放送大学」で「韓国語(文法)」を視聴している。

以前にも話したけれど、多分、「大学」と銘打つ以上、対象者の程度が初級ではないらしく、文法の解説用語が難しく、夜中の寝ぼけた脳細胞でもっては、なかなか理解しがたい。

で、昨夜の事・・・この朝は、どうした事か午前2時に目覚めてしまい、午後11時にスッキリ頭でいるのは、かなりハードであったが、11時まで頑張って起きていたのに、今、眠ってしまうにはあまりにも情けないので、叱咤激励をしながら番組を見始めた。
うっ?・・・何か変じゃない?・・・私の頭がついに壊れた?
画面に映る韓国語の先生がクチパクしているような気がするのだ。
目を凝らして、否、耳を全開にそばだてて聞くと・・・何と、流れている声は、昨日(だったかな?)見ていた(聞いていた?)「会計講座」が流れているのだ。
あれれ?このTVには「学習能力」があって、直近の放送が自然に出てくるのか・・・と、ちょい寝ぼけた脳細胞がそう判断をさせる位、「韓国語の画面」に「会計の説明」が続くのだった。

これを聞いているのでは、11時まで頑張った甲斐がないから、BSで放送されている「放送大学」に切り替えた。

多分、放送局での番組設定(コンピュータを使って、自動的に放送されるのではないか・・・と思う)にミスがあったのだろう。

でも、この時、ふっと頭を掠めたのは、将来(そう遠くは無いと思うが・・・)、AIにコントロールされ、考える事を失くした人間には、韓国語講座に会計講義がされていても、何の疑問も感じないで、そういうものだと受け入れてしまうのではないか・・・と言う事だった。
人間の能力を蔑ろにして飛躍し過ぎだと言われそうだが、あながち、有りえない空想だとも言えない気がするが・・・人間は特別だって事は傲慢か過信ではと・・・如何?

 


「さざんか」の花の寿命は短い。昨日、綺麗だと思っても、今日は、すっかり、茶色に変わってしまうのが残念!

 


 


 

 


 

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「便利」というのは・・・

2017-11-25 08:22:35 | この頃思う事

かなり大きく育っていた「皇帝ダリア」が、昨年(だったかな?)、強風に煽られて、ぽっきりと折れてしまったが、今年は、幹は細いながらも3メートル丈程になり、数個の花を付けてくれた・・・来年が楽しみである(この花の持主は姉だが・・・)。

 


 

小売店経営をしている知人から、PCに保存してある「顧客リスト」を整備して欲しいと依頼があり、住所録専用ソフトだから、誰にでも出来る筈・・・と思ったが、そう面倒でないものを断る事に抵抗もあって、承諾した。

PC1台、プリンター1台を無線ランで繋いでいる。
このPC一式を購入する時、無線ラン機能が付いているけれど、殊更に、無線ランに拘る必要もないと助言はしたものの、やっぱり、「最新の機能」に惹かれたらしい。
PC一式は2階に設置されていた。

で、依頼された仕事では、ネットも必要ないし、プリンターだってPCの横にあるし、無線なしでも十分仕事は出来るが、使える無線があるならば、それを利用したっていい・・・と、PCを階下に移した。
「顧客リスト」の整備(削除や追加)して、さぁ、プリントアウトだ・・・と、早速、無線ランにお仕事を指示したのに、何故か「エラー」が出てくる。
さて、何が悪いのか、用紙のセッティングが悪かったかな・・・2階に駆け上がりプリンターを確認し、大急ぎで駆け降りて再印刷をクリック、でも、また「エラー」が・・・と、その繰り返しなのだ。
PC作業にしては、かなりの運動量だった気がする。
結論から言うと、単に、こちらの指示に、PCが迷っていた(演算機能が弱く、反応が遅かったか、無線でのデータ処理速度が遅いのか?)ように思う。
どうにか、四苦八苦しながらも、とりあえず必要な印刷は完了(オシャベリと昼食をしながらだったが、5時間程かかった)。
追加の印刷は、また日を改めて・・・ということにして帰宅した。


たとえば、これが、初めからコードを繋いで処理をしていたら、こんなに時間はかからなかったかもしれない。
すべてとは言わないが、案外、私達の生活に於いては、「便利」という言葉に引きずられている内、知らず知らずに「不便」を強いられているのが現実・・・そんな気がした1日でしたね。


 


あまり意識して、他家の「皇帝ダリア」を見た事がないが、この花、どこでも下向きなのだろうか・・・何か「皇帝」ぽくないですねぇ。

 


 

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急遽、「紅葉狩り」を・・・

2017-11-22 08:39:54 | この頃思う事

          我が隣町にある公園の「紅葉(もみじ)」が、所々で紅葉を始めています。

 


 目的は、この「喫茶店」でしたが・・・


先日来、友人から、行ってみたいね・・・と、誘われていた「喫茶店」に出掛ける事にした。

朝、10時に迎えに来た友人に、「高尾山(東京圏にある山)は何時行くんだっけ?」と訊ねると、「そこは中止した」と言うんですね。
「えっ、どうして?」と聞くと、「2時間歩くと言うので、自信が無くて・・・」なのだそうだ。
「高尾山」の紅葉を見られたら、当地の紅葉などお話にもならないだろうと思っていたのだが、そこで、「じやぁ、修善寺公園に行ってみない?」と、急遽、目的地を変更した。

この公園、温暖な当地では、唯一(町に近いという意味でも)、と言っても良い位の紅葉名所(?)なのだが、数年前の台風だったか、暴風で、紅葉の木が、大分、倒壊してしまった。
まだ、回復過程にあるけれど、それでも、気軽に、紅葉狩りができる場所となっている。

「全山紅葉」とまでは行かないが、まぁまぁ、「今年も紅葉が見られた」という満足感は得られたが、また、もう少し時間を置いて、再び、見に来ようという事にする。

    
                  (拡大して紅葉を楽しんで!)

「紅葉(こうよう)}を楽しんだ後、本日の正当な目的地である「喫茶店」に向かった。
喫茶店の名前は聞いたけれど忘れてしまって(何処であっても、毎度、固有名詞を覚えられない)・・・ただ、「キネマ映画喫茶」という文字があったように思う。
店内には、初めはレコード盤かと思った程、壁際に映画のパンフが収納され、映画(風と共に去りぬ等)やスターのポートレート等、所せましと飾られている。
また、懐かしのJAZZを、何と「ジュークボックス」で聴けるというレトロな雰囲気なのだ。
まぁ、私の年代には違和感はないものの、ちょい、飾り過ぎでは・・・と、思ったりもする。

でも、かなり私的合格度の高い珈琲を味わえた事に満足した。
また、来てもイイかな・・・と、マークしておく。

今日は、小春日和的(ちょっと肌寒いが・・・)なお天気で、気分もゆったり出来た。
以前からよく連れ回してくれた友人が免許返上したため、そう、あちこちと紅葉観賞も出来なくなったところに、また、別の友人のお蔭で、再び、楽しみを体験できるようになった事に、感謝あるのみである。
ホント、恵まれている事を大事にしなければ・・・と、改めて思う。

そうだ、感謝と言えば・・・近いうちに、かの友人(免許返上した)をお茶にでも誘おう!

 


           赤色の中で、ひときわ、黄色が輝いて見える


 

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悪代官かい?

2017-11-18 10:27:38 | この頃思う事

これが最後の花・・・と思っても、また、ポツリ、ポツリと咲く「薔薇」に、剪定をすべきかどうか悩んでしまう。

 


 

 

もう昔の話だし、そう回数も経験していないから、かなり自分本位の考えだけれど、海外旅行をする時、不可解で不愉快な感じがぬぐえないものがあった。
その一つは「燃油サーチャージ」であり、もう一つは「空港使用料」だ。

勿論、それなりの理由付けがあり法的に認められたものだと理解はしているが、「企業努力」の欠けたところを間接税まがいで一般人が誤魔化されているような気がしてならなかった。
そうならば、「駅使用料」とか「バス停使用料」なども、運賃とは別に加算を認めても構わないのか・・・という理屈をこねたくなるのだ。

昨日のTVでも聞き、新聞にも載っていたが、「出国税」を課すというニュースに、もう「出国」には関係ない私でも、「なんだよ、コレ!」って思ってしまったのだ。
年々増加の傾向にある外国人観光客が税金増収のターゲットにされた感じと、この観光客増員に向け、必死に努力してきた旅行関係者の足を、国の権利を行使して引っ張ろうという政策なのか、それとも、「濡れ手で粟」と安易的便乗なのか・・・極めて不愉快な気分である。

正当に課税された税金は、当然、徴収されて良しであるが、何とか、隙間隙間を這いつくばって(いるようだ)かき集める程に国家の財源が窮しているのならば、「節約」をすべきであり、それを国民に向かって、「丁寧に」「誤魔化さず」理解を求める事が先ではないか・・・と、そう考えるが、浅はかで愚かな国民に説明するのは無駄な労力なのだろうか・・・ねぇ。


私の僅かな経験からも、「旅行」であれ「旅」であれ、旅人のココロを暖かくするのも冷え込ませるのも、ちょっとした出会い、出来事だと感じている。
我が町には、「お代官様の屋敷」が残っている。
また、近隣の町には「出女入り鉄砲の悪名高きお関所」遺構もある。
その時代の彼ら達すべてが、「悪代官」で「傍若無人な小役人」だとは言わない(多分に映画の印象だが)けれど、一度付いたイメージを拭い去る事は、極めて難しいものだ。

我が「美しい日本」を求めて来られた方々が、出来る事なら、そのイメージを保ったまま帰国してくれたら嬉しいと願う、無知なオバサンのこんな意見も、賢くてエライ方々の小耳に挟んで置いて欲しいものと思っている。



「ミニ薔薇」だから、そう大きくはならないだろうが、来年は、もっと大きく育って欲しい・・・と無理な希望も。

 


 

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「助六寿司」のアレコレ模様

2017-11-13 09:14:08 | この頃思う事

 「実る程 頭を垂るる 稲穂かな」、私も、そう、在りたいが・・・・

 


       ←「鹿児島セブンイレブンの助六寿司」(スミマセン!無断転載です)

上部写真は、鹿児島のあるブロガーさんが掲載された「助六寿司」である。
見るからに食欲をそそる「品の良い稲荷寿司と厚焼き卵の海苔巻」・・・もう、黙っていられない!

多分「全国区」だろうと言うので、早速に当地セブンイレブンに走った。
だが、ご覧あれ!全国区セブンイレブンと言えど、全く、違う様相に、私の何かが「ブッキレた」とお思い下さい。

 

   

当地製造助六寿司(左から):セブンイレブン・380円、ファミマ・398円、ミニストップ・398円、イオン系スーパー・300円。

 

私、元々は、そんなに「助六寿司」が好きだった訳では無い。
ただ、「混ぜご飯風の稲荷寿司」は好きで、よく、スーパー(コンビニでは、あまり見かけない)で買って食した。
母と同居するようになって、刺身系が嫌いな母に合わせるには、何となく「助六寿司」という風になったのだろう・・・何時の間にか、スーパーでもコンビニでも、特に希望が無いと「助六」に手が行っている。

で、今回の当地セブンイレブンの「助六」に落胆した思いは、他に向かって爆発し、買い物道筋にある「助六」を一挙に買うという暴挙(?)に至ったのだ。
しか~し、鹿児島に勝る「助六」は、ついに手に入らなかった。

まぁ、何というか・・・ちょいヒステリックな行動だと自覚はある・・・美味しさ(見た目だって美味しさ・・・よね)を求めて止まない、そんなアーティスティックな一面も持ち合わせているとご理解くださいね(都合のイイ性格で・・・)。

それでも、一人で全部食するのは無理だから、半分も、姉宅に届けようと、どれにしようかツラツラ眺めている内に、いやいや、やはり、全部の味を確かめねば申し訳ない(誰に?)と考え直し、その結果、昨日の昼食から、3食続けて「助六」に相対している(まだ一食分ある)が、元来、イイ加減味覚の持ち主なのだから、区別が付く筈がない(それなりに・・・という事に)。

これにて「助六寿司」に関する私の執着は、一件落着。
当分、「助六」が食べられなくても、不服は言わない・・・だろうと思う。

 


最後まで残っていたご近所さんの稲田でも、もう、刈り取りが終わってしまった・・・冬も間近である。

 


 

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廃校になった母校で想うこと・・・

2017-11-10 11:04:27 | この頃思う事

旧県立O高等学校・くぬぎヶ丘(通称・おセンチヶ丘)から眺める「城山」だけが変わらない風景で・・・

 


 

  

 写真上:通学路だった石段と正面入り口から見える旧校舎

五十数年前、たった3年間通っただけなのに、現在ある自分の原点になった高校生活・・・母校・・・そのすべてを見聞きした校舎は、今は、市民交流センターとなって、一部、活用されている。

母校が他校と合併(多分、生徒数激減が主な理由だと思う)して、廃校になったのは、十年程前だった。
私自身も、会社勤務生活に終止符をうって、故郷に戻ったばかりだった。
まだ引きづっている様々な思いに終止符をすべく、廃校前の一日、最後のクラス会を企画して、母校「おセンチヶ丘」を集合場所とし、許可を頂いて、校舎内に入り、お世話になった教室とお別れをした。
その時、こんなに狭い教室だったかのと、何故か、時の流れを感じ、高校時代が、より一層、遠くに去った気がした記憶がある。

それ以来、この近くに来ても立ち寄る事は無かった。

今年になって、ここが「市民交流センター」として模様替えをし、「書道教室」が移動したのを機会に、1度だけ立ち寄ったが、時間も無かったので、用事だけ済ませて帰ってしまった。

昨日(9日)、「書道教室」に来ている友人らとのランチ約束時間より、少し早めに出向いて、旧校舎の周囲を歩いて見た。
通学時には毎日、正面入り口からは入らず、教室に近い石段を利用していた。
そのコンクリート造りの石段を、今、一歩、一歩踏みしめながら、以前もコンクリートだったかしら?と考えたけれど、もう、記憶の外である。
旧校舎周囲も、随分、変わってしまったと思うが、だからと言って、昔の風景が思い出せない。
そうだ、運動場が校舎から離れたところに有った・・・と、思いだし、その方向に歩いた。
確かに、今も、そこに広場は存在した・・・が、一面に雑草が蔓延っている。


友人との待ち合わせ場所に戻りながら、「もう、母校の実態は存在しないのだ」という「けじめ」を悟る。
ただ、私の人生中、一番前向きであり、輝いていた時(私自身はそう認識しているが・・・)は、脳細胞(心と言うべきかな?)にだけあるというのが、ちょっと寂しい(否、虚しい?)が、これも致し方ない現実だ。

それでも、時の流れというのは素晴らしいもので、輝かしくあっても、悩みも多かっただろう(つまり、悩みは忘れている)その時代が、最も美しい思い出として存在し続ける・・・それで良い・・・と思っている。



 


   夏の名残の「立葵」も、また良し!


 

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カード再発行の手続に・・・

2017-11-07 09:35:48 | この頃思う事

白の「小菊」が咲き始めてきました。白い花は好きですが、この花は、少~し、寂しげな風情です。

 


 

11月6日、天気晴れ。

面倒で、延ばしに延ばしていた「キャッシュカード再発行」の手続きをするために、三島に出た。
三島市内にある2銀行(本来は、私に2行など必要ないが、以前、三島で勤務していた時のまゝ、使い続けている)のカードが両方とも使用不能になってしまい、現金を手にすることが出来なくて、ヒドイ金欠病に陥り、さすがの私でも、この貧乏生活も限界になったからだ。

なるべく現金を手にしない生活サイクルを実現したくて、カード会社のクレジットカードも使っているが、東京ではさほど不便を感じないでいたが、ここ故郷では、カードのみというには地元での買い物に無理が出る。
スーパー専用のカードもあるようだが、あれこれ持ち、使い分ける事が面倒で、新しいカードは作らない事にしていたから、常に、多少の現金を持つ必要があるのだ。

前回、再発行手続を依頼した折りには、印鑑だ、通帳だ、身分証明だと言われていたから、前日にそれらを揃え、ともかく落ち度なくスムーズに済ませられるよう、用意万端、整えた。
そのお蔭か、最初の銀行は午前9時開店と同時に入り15分、次の銀行では30分余、1時間余で両行共に手続きが完了した。
再発行カードは、まだ、一週間程後に送付されて来るらしい。
ホントのところ、印鑑やら証明書やら持参しているのに、直接、新カードを手渡さないのは(不可能だと思えない)、まだ信用出来ないという事なのかと、当方としては大変な遺憾な思いであるが・・・ま、今日はケンカせずに、黙って帰ろう。
これから、友人と散歩する約束があるから、気分を悪くしたくないのだ。

それでも、2時間くらい掛かるかと予定していた時間より早く済んだので、三島市内を流れる「源兵衛川散歩道」を、ゆっくり歩きながら「精神安定剤効果」を吸収する。

 ←「源兵衛川」で餌を啄んでいる鳥の姿を眺めて・・・癒される。

  ←「三島楽寿園」の菊花展を覗いて・・・鉢仕立てもある。

楽寿園内のテラス(無料)で、持参した(近くのパン屋さんから仕入れた)ランチを食べながら、友人が旅して来た「妻籠・馬篭」の話と私の「天竜峡」の話の、一応、報告をしつつ、結局は、アチコチとりとめの無い話を飛び回って、花を咲かせ実も落ちる頃まで居座り、オシャベリを続ける。
最後は、やっぱり、美味しい珈琲を・・・となって、行きつけの喫茶店に向かい、更に一休みした(二時間ぐらい居たかなぁ)。

午後四時過ぎ、帰宅して、はっと気づいた・・・そうだ、友人に、お土産のリンゴを渡そうと思っていたのに、持って行くのを忘れていた・・・と、当然、友人に言う事さえも忘れていた。
すぐに電話を入れて、「また持って出るのは面倒だから、諦めて!リンゴは、また次の機会にお土産に買ってくるね」と謝ったが、果たして、次の機会が有るのかどうか・・・。


それにしても問題なのは、一つの事に執心すると、他が全くお留守になる事だ。
幾つものことを並行して行う事が出来ない。
これは、年の所為というよりも、寧ろ、以前からの私自身の悪癖である事は明確である・・・が、困った事よね!

 


 

 草叢の中に咲く「小菊」ではありません、全く手を掛けない、自然の為すまゝの姿なのです。

 


 

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「天竜峡」まで日帰り往復列車旅!

2017-11-02 17:48:43 | この頃思う事

「天竜峡お散歩道」に咲いていた山野草(下部写真参照)は、ヨメナかノコウソウだと思うが、その違いが分からない(若しかするとミヤコワスレかも・・・要するに、分からない!という事)。

 


  ←拡大できます

 

「天竜峡」とは天竜川流域にある景勝地・・・で、友人も行ってみたいと思っていたと言うので、昨年だったか、計画だけはしたものの、なかなか実現出来ないでいた。
ホントのところは、「行って見たい」という思いだけはあるが、「行こう」という行動までは持っていなかったという事だろう。
でも、計画した事を放置しているのは、気持ち的には不完全燃焼で、今秋になってから、ともかく、出かけてみようと言う事になった(私自身は、春の飯田線で、のんびり旅をしたかったが、とりあえず、秋でもイイカナ・・・と)。

11月1日、懸念材料だった台風も去って、青空も見えるハイキング日和である。
「三島」から「豊橋」まで新幹線、「豊橋」から「天竜峡」までは飯田線・特急(座席指定)と、往路は贅沢に・・・というのは、目的地に到着する前に疲れてしまう事を避けるためである(何せ、老女二人旅だからね)。
約4時間の列車旅は、車窓からの風景を楽しむことなくおしゃべりに邁進し、案外、時間を感じることなく着いたけれど、肝心の「天竜峡」は景勝地であるのは間違いないが、思っていたほど、紅葉は無く(時季的には、多少、早かった?)、1時間程で、ゆっくり一周できるという散歩道を、2時間程かけて歩いた。
途中、「リンゴ園」を見つけて、急遽目的変更、「リンゴ狩り」に向かう。
「リンゴ園」に入ると、「サンフジ(と言ったかな?)」の、ほゞ、鈴生り状態の木が目に飛び込んできた。
リンゴ園主に話を聞くと、まず最初の場所で観光客の目を引くようにと、摘果を抑えてあるのだそうだ・・・成る程、成る程!・・・と感心する。

友人が、その「サンフジ」の託送依頼したところ、完熟するのに、後、半月ほど掛かるけれども、それからでも良いか?と聞かれたが、今までの経験から、託送された果物があまり美味しくない事があったから、この園主の計らいは、当方には嬉しい事だと思った(最近、大企業での不正発覚にウンザリしていたので、これを信じられるかなぁ・・・という思いも無きにしも非ず、でも、今日は信じて置く)。

 ←左:サンフジ(無袋) 右:新種だそうで、名前は忘れた(ゴメン!)

この「天竜の地」は、友人の物故されたお父様とお兄様の、仕事上ゆかりのある場所だったそうで、その地を踏めた事で満足できたと言う。
何であっても、楽しめる気持ちが大切だ・・・と、ちょいと言い逃れ的匂いのする発言だけれど、紅葉観賞ならぬリンゴ園観賞の旅ながら、それなりに、寛いだ一日旅となった。

復路は、出たとこ勝負の電車(15時発の普通電車)に乗り、「三島」に着いたのは、午後7時、いやいや、お尻が痛い!が、駅前で夕食(友人のご馳走でお寿司を頂く)を済ませて帰宅した。

殆ど車中(往復8時間)で過すという、メインの観光も、美味しい食事も、何も無いこの旅であったが、何も無い(与えられない)旅にも、心を和ませ、新たなるものの発見があるという事を、友人が納得していたら、それが最高の旅なのだ・・・と思っている(納得してくれていると確信している)。

 



 

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