我が家にある「藪北茶」は、母が存命中に畑の周囲に植えたものだが、母が亡くなってから、もう、お茶摘みをすることもなくなっている。
ただ、刈り取ってしまう事も出来ずに(多少、罪の意識もあって)畑の囲いのような存在として残してあるが、時期が来ると花をつけ、それをみると家族一斉にお茶摘みに駆り出された昔を、解放された思いと少し寂しさも入り混じって思い出す。
12月27日・・・特にやることも無し。
今朝は、庭の落ち葉も少なくて、わざわざ掃除をする必要もない。
昨日、姪が(甥の代わりに経理を手伝わされている)甥の事業の青色決算に係る書類を持ってきた。
このところ、すっかり、さび付いた脳細胞で難儀している私が担当するのが当たり前状態であるが、もう改めてどうこういう事もない。
正直、私が出来なくなった時に考えてくれればいいと思っているし、ま、その時にはそれなりにどうにかするだろう・・・とね。
手元の書類に目を通しながら、今、不足のものだけを調べ、姪にはその旨を伝えて置いた、どうせ、取り掛かるのは正月を迎えてからと思っている。
毎度、自分勝手な日常を過ごしているから、年末だから年始だからと特に用事はない(と言うより、どれにも関わらないでいる・・・が、正しいかも)ので、元旦に配達出来るよう年賀状を郵便局に託したので、後は元旦を待つだけ・・・の気分。
昨晩は、きちんとPC(配信映画を点けっぱなし)も消して、就寝に着いたのは午前0時少し過ぎ・・・今朝の目覚めは午前6時過ぎ、久しぶりにキッチリ眠りにつけたようだ。
で、今朝は簡単に居間の掃除(私が一日中を過ごす場所)をしてから、食パン一枚トーストし、珈琲(先日購入したお高い珈琲でなく、昨日、姪が持参した「東チモール産オーガニックコーヒー」なんだそうで)を淹れ、ちょい固目ながら香ばしい香りを賞味している傍らで、無料聞き放題期間中のA・musicから「カフェ・クラシック特集」を流し放題(それも少し音量を上げて)にしている・・・ホント、世間から見ると「呆れた所業」かも知れないな。
でも、私が七十数年をかけて得た特典と思う事にしている・・・まぁ、自分勝手な屁理屈という事。