三島・楽寿園の「もみじ」と「ドウダンつつじ」の紅葉
私が、人言う所の「悠々自適」の生活を始めて、この秋で、5年目を迎えた。
この先、何年続くのかなんて皆目不明・・・親が長生きだから自分もそうかな?ぐらいの思いはあるが、それだって保証されている訳ではない。
でも、どういう風に過したいかは、一応、考えている。
しかし、それだって、固い信念を持っている訳でもなし、要するに、「成り行きに身を任せ」という程度の信念ですから・・・。
友達が、人生の先輩達(共に85歳だそうです)の示す信念というかポリシーというかを投稿された記事を送ってくれた。
以下、抜粋で申し訳ないが、ご覧ください。
「お金ではない健康こそ幸せ」
10月・・・思い起こせば65年前、上吉田駅に降り立った。
「戦争を生き抜いて今、故郷の土を踏んだんだ」という思いと母、きょうだいに会える喜びに胸をふくらませ、雨上がりの田んぼ道を走るように帰った・・・あれから・・・貧困の20年は貴重な経験の連続であった。
人間、貧乏しないと物のありがたさや人の情けの尊さが実感できない・・・不況不況と騒いでいるが、今の世の中、物はあふれている。
貧乏の生き方を知らない人が多すぎる・・・私は片道20キロ以内は自転車で走る。おかげで健康そのものである・・・私は今、素晴らしい人生を生きている・・・本当の幸せは金ではない。また、幸せも金では買えない・・・健康ほどの幸せはありませんよ。
「80歳、90歳でも学びたいのだ」
何年か前から新聞の切り抜きや、感動した文の書き込みをしております。
そして「いっぱち会」というグループで、一口メッセージとして紹介しております・・・平均年齢79歳で、90歳前後の方も7人いらっしゃいます・・・毎年組織づくり、年間計画をしっかり立て、継続的に運営しております・・・皆こういう会を待っていたことです。
「遊びたいのではなく、学びたいのだ」と・・・だから皆、会の日にはちょっぴりおしゃれをして歩いて集まってきます・・・「組織づくり」「計画」「継続」をふまえて学ぶ。
80歳、90歳になっても?と笑わないでください。
(以上 新聞投稿記事から)
私の現在は・・・といえば、すべて先輩達とは正反対で、「健康にも気をつけず」「遊びが優先」「無計画」で、一応、「継続」だけは「出来得れば」と、なんとも意気地の無い有様です。
私の心では、きっと、残されている「命の有限」を、認識していないのだと思います。
もう少しの間、「ぼうー」と過すことをお許し下さいますか・・・。
「ビギン・ザ・ビギン」。 snne