以前、秋の鎌倉を散策中に、日の当たる場所にあった「ホトトギス」の花が、恐ろしく鈴なり状態で・・・これって、こんなに花を付けるものか?・・・と驚嘆したことがあったが、我が家の「ホトトギス」は、他の花達とも例外なく半日村で慎ましく存在していた。
その一部をプランターに移植し、我が家で、一番、日当たりの良い場所に置いてみたが、やはり、この程度で・・・きっと種類が違うのだろう・・・と結論す。
髪の毛が鬱陶しいのに美容院が閉店(多分そうだと思う)してしまい難民化しているので、とりあえず、髪の毛をしかっと纏める為に、何時もの店に「ちょい固めのヘアスプレー」を買いに出かけた(チャリで)。
「スプレー」を買っての帰り道、ふと横を見ると、なんと「美容院」があるではないか!
この道を、如何にチャリでと言えども、数えきれないくらいの回数通っていたのに、今日まで、全く気が付かなかったのだ・・・「必要は発明、否、発見の母」ということか?まぁ、人間は(私だけかも)「見たいものしか目に入らない」って事なのかもね。
店に入って、予約を取った。
そして、予約した当日(29日)は朝から雨である(予報では1日中)・・・う~ん、チャリでは行けない!歩くしかないなぁ・・・と。
小型の手提げバッグと傘一本(折り畳みでは無いから少々重い)を持って、普通に歩いても30分ぐらいで行けると思うが、雨だから急いで歩くと転ぶかもしれないし(何事も想定内にしておくのが大事と)1時間前に家を出た。
時間的に余裕もある事だから、チャリでは通らない脇道(少し回り道)を思いつくままに歩いた。
小中学時代は定期運航バスもあったが、学校まで歩く事もあって、現在の家の姿に面影を見つける事は難しいが、区画とか道筋などは、そう変化は無くて、その頃の風景を重ねながら歩くのは、結構、面白いなと感じた。
でも、ウロウロ歩きながらニヤニヤしているオバサンは、さぞかし不審者そのものだったろう・・・が、ま、田舎だから見咎められなかったのかな?
美容院迄、計算通りの30分・・・予約した時間より早かったので、百均で時間を潰す(来年のカレンダーを買った)。
「新規開拓美容院」は、最重要の「カット」では、私的に許される範囲内であり、しばらく通ってみようと思う。
勿論、帰り道も歩きである。
途中には「行きつけスーパーマーケット」があるので、少しだけ食料調達をしようと寄ったが、やっぱり「少し」という訳にいかずに「ちょい買い過ぎ」てしまう・・・うむ、重いぞ・・・と思った。
重い買い物袋と重い傘(当然、雨が降っている)、そして肩にかけられない手提げバッグ、左右の肩に、重い買い物バッグを何度も掛け替えて、息も絶え絶えの帰り道・・・最悪である。
そして翌日(30日)、案の定、重い荷物絡みの徒歩1時間は、確実に腰に来ている・・・と。
「腰がぴしっと伸ばせずに立ち居振る舞いヨタヨタ」なのである・・・後先考えない者(私です)の自業自得・・・そして、ゴロリ寝の一日。