IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

ほのぼの「ピンホールカメラ」 

2010-08-30 14:04:32 | 小さな旅への誘い





[写真と文:ほのぼの大好きN・Tさん]



カメラと言えばデジタルカメラが当然の時代ですが、こんな川柳をご存知ですか?

「 デジカメの エサはなんだと 孫に聞き 」

なかなか傑作ですねー。

キッチリ、楽にきれいに写るデジタルカメラ。時代はデジタル三昧となりました。
しかしアナログの味を捨ててしまうのは、とても勿体ないことです。
ピンホールカメラ・・・この一見いい加減なスタイルですがやさしい味が見出せて心癒される写真が写せるのです。

私は今までに3台ほど作って、趣味として楽しんでいます。
フィルムは中型カメラに使われているブローニーフィルムを使います。
レンズはありません。代わりに薄いアルミ板に0.3mmの穴をあけるだけです。

フィルムの巻き取り部分は自作困難ですから、マミヤRB67というカメラのホルダーを使います。
ネットオークションで手に入ります。シャッターは黒い板をスライドさせるだけです。


このカメラは社会的に認知度がごく低いため、何も知識のない人からは何をしてるのかと怪しまれます。
だけど、ちゃんと写るし、デジタルにはない、ほのぼのさが魅力です。



1)



2)

3)



1) マミヤRB67フィルムホルダー    ネットオークションで入手
2) 自作ピンホールカメラ        普通に使っても怪しまれる困ったカメラです
3) 使用フィルム  ブローニー版


「ほんぼの」と言えは、この曲ですよね・・・大好きです。
カーペンターズ「Yestarday Once More」・・・伊豆の花。

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空蝉・・・番外編

2010-08-26 10:43:50 | 空蝉の庭





[写真と文:O・Rさん]


山野草観察会に参加し、富士山新五合目周辺に行って来ました。

私は、なんの知識もなく、誘われるままの参加でしたが、皆さん詳しいことに驚きました。

山野草の可憐な姿もさることながら、富士登山の今はやりの山女も沢山目にしました。

写真上から順に「フジアザミ」「クサボタン」「ヒメシャジン」「メイゲツソウ」です。









小椋桂「少しは私に愛をください」。
自分自身のテーマソングのようで、ちょっと切ないけれど・・・でも、好きな曲だから・・・by 伊豆の花

 

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「ビッグイシュー」追記

2010-08-23 09:57:48 | 晴耕雨寝



「ビッグイシュー」という雑誌の件でブログに掲載した。
その後、友達のNTさんさんも、この雑誌の趣旨に賛同されて、東京に出向いた折に購入したものを、私も読ませて貰った・・・上記写真がそれである。
以前にも、書いたのだが、私は、あまり雑誌を買わないし、読んだとしても「斜め読み」で、殆んど記憶に残ることは無い。この雑誌に関しても同じで、すうーっと、一遍、目を通すだけであった。
昨日(8/22付)、毎日新聞「今週の本棚」を何気なく見ていたら、「MAGAZINE」欄に下記の記事が載っていたのだ。

都会の街頭で売るという変わった雑誌である。売り手はホームレスの人たちで定価三百円のうち百六十円が売り手の収入。雇われるのではなくビジネスパートナーとして参加する。
始まりはロンドンで、日本語版は二〇〇三年に創刊号が出た。大手の雑誌にも消える物が多い中、安定して月ニ回ずつ発行されて今に至っている。
ぼくはこの雑誌の姿勢が好きだ。一四五号の特集「クジラと日本人」はこのテーマについて他のどんな雑誌より読み応えがあった。今売っている一四九号の「夏、野菜のルーツを味わう」という特集も読ませる。
連載コラムでは浜矩子の「ストリート・エコノミクス」が短くて濃厚ですごい。(狄)

私もミーハーだから、人が良いと言っている事には、是非、乗って見たい・・・評価はその後ですれば良い・・・と、思う方で、この雑誌に、「ボランティア感覚」とは別に、暫くは、のめり込みそうな感じがしている。

NTさん、今週には手に入れて来ますよ・・・期待してお待ち下さいね。



映画「卒業」から「サウンド オブ サイレンス」・・・映画はダスティン・ホフマン主演というだけで、内容は殆んど覚えていない。でも、「サイモン&ガーファンクル」の曲として、私の心に、どっしりと位置している不思議な曲。
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お金にならなくても・・・

2010-08-20 08:56:26 | この頃思う事



友達に教えてもらったレストランで・・・珈琲はいまいちだったけれど、気持ちよく、ゆったり出来ました




毎日新聞日曜版 一日一粒心のサプリ(梅原純子氏)から抜粋
アメリカの書店には、いわうる「ジョーク集」が並んでいる・・・こんなジョークを見つけた。
「ジャズミュージシャンとポップスミュージシャンの違いは何か?」答えは「ジャズニュージシャンは1000のコードを3人の前で弾く。ポップスミュージシャンは3つのコードを1000人の客の前で弾く」。
・・・さて、先日まさにこのジョークそのままの場面に遭遇・・・お客が10人足らず。しかし演奏は素晴らしく、聴いていると心がスッキリ幸せな気分になった・・・(演奏している)お二人とも年齢は60歳、70歳を過ぎているはず。この暑さで、しかもお客は少ない。条件がいいとは決して言えない環境で、これだけ幸せそうに生きている大人は数少ない・・・年をとるごとに、お金や名誉や人から誉められるためだけにすることの割合が減っていくのは幸だと思う・・・あなたはいかがですか。生活のなかのイベントをひとつひとつ見直したとき、お金にならなくてもやりたいことを増やしていくと、心は豊かになるように思う。


そうね・・・と、思い当たる節があるのです。
生活費は年金だけ・・・正直、ゆとりはありません・・・でも、近頃、すごく精神が安定してます。
何処へ行っても、何をしていても、楽しいのです。
勿論、諸手を挙げて「楽しい!」と叫んではいませんが、「嫌だな」と思うことにも許せるし、「イライラするも日もあり」だと思えるし・・・何だか、聖人のでもなったのかしら?
要は、欲が無くなったんですね、無理も・・・ね。ただ、珈琲は気分の良いところで飲みたいけれど・・・。



「コンドルは飛んでゆく」・・・最初は何時だったか忘れましたが、このメロディにカルチャーショックを受け、中南米(何故かチチカカ湖)に行きたいと思ったのです。日数も多かったので会社を辞め、黄熱病の予防注射も済まし(熱が出て寝込みみました)、スペイン語を勉強するなど用意万端だったのに、旅行は催行中止。あれから、何故か中南米は遠くなりました。
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念願の「トレニアだらけの庭」に・・・

2010-08-18 23:15:03 | 晴耕雨寝





今年は、念願の「トレニアだらけの庭」に、ほぼ達成した。
思い起こせば、母との果てしない闘争の結果であり、感慨深いものがある・・・ちょいと大げさな表現でスミマセン!

最近、目も悪く、足腰が弱ってきた母は、足元しか見ないような歩き方をしている。必然的に、地面の様子しか見えない。
モヤシのように群生した「トレニア」を、丹念に間引きをし、漸く、4、5センチの丈に成長したというのに、母が、引き抜いてしまうのだ・・・草が生えていると言って。
草ではないの!私がわざわざ残しているの!と何度叫んだことか・・・。
仕方がないから、他の場所から移植したり、苗を囲って防御したり・・・それでも、踏まれたり、抜かれたりする始末。
遂に、堪忍袋の緒が切れて「私が雑草をそのままにしていると思うの?取っても良いかどうか私に聞いて!」と言い渡したのに、何の効果も無く、相変わらず育った苗を抜いてしまうのだから、母も相当なものだと、今更ながら、知らしめられた。

まぁ、そんなこんなで疲れたので、「トレニアだらけの庭」に来年も挑戦するかどうかは、未定である。









ヴィヴァルデイ「四季-夏-第3楽章」。
「春」の部分は昔からよく耳にしてきた曲なのだが、最近は「夏」が気に入っている。

 

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ジャズフェスティバル「伊豆の国」

2010-08-16 10:13:13 | 三六趣味の会便り



(2010/08/04 NTさんメールから)
ジャズを通して平和を感じてもらおうと、伊豆の国市在住の女優藤田弓子さんをはじめとする市民有志が、「伊豆の国平和祭ジャズフェスティバル」(同実行委員会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)を企画した。
フェスティバルは14日に同市の旧大仁小田中山分校のグラウンドで開く。
時間は午後3~7時。平和協力券代500円が必要(高校生以下無料)。雨天中止。無料臨時バスを伊豆長岡駅発で午後2時半から1時間ごとに運行する。













今日(8/14)の旧田中山分校でのジャズ・フェスティバルは、中々、良かったですね。

実は何を隠そう、数年前まで私は糸魚川ジャズクラブのメンバーだったのです。
と言っても演奏する方ではなく、
 ① 実行委員会でコンサートの計画を立て
 ② 前売り券を売り
 ③ 当日は受付を担当し
 ④ 受付が暇になったらコンサートを盛り上げる役割の方でした。

今日のお蔭で、久し振りに糸魚川でのジャズ・フェスティバルを想い出しました。


[写真と文:O・Tさん(写真①②③は伊豆の花)]

OLD JAZZ BAND「Sing Sing Sing」・・・彼等の演奏が聴きたくて、それを目的に上海和平飯店に出かけたことがある。
1930年代(私は知らないけれど・・・)の雰囲気そのままのホテルで、息切れがしそうなトランペットを聴くのも悪くないと思った。
それから、上海を訪れる機会があれば、必ず、この「OLD JAZZ BAND」を楽しんだ・・・多分、今は、もう無い。
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ほのぼのとする気分になった記事から

2010-08-13 07:44:15 | 小さな旅への誘い
(NTさんメールより)
今朝(8/11)の静岡新聞を読んで、ほのぼのとする気分になる記事があったので紹介します。
その記事は、「ひろば」という投稿欄です。

投稿されたのは、静岡市の81才の男性です。

私と妻は隣の駅からJRの電車に乗車した。
車内は大変な混雑で私たちはつり革を握り立っていたが、すぐ前に着席していた若いカップルが立ち上がって「どうぞお掛け下さい」と言ってくれた。
「次の駅で降りるので結構ですよ」と私が言うと「私たちも静岡で降りますのでどうぞ」と譲ってくれた。
無事に静岡駅に到着し、降車のときに私たちはあらためてお礼を述べ、ホームに降りて歩き始めた。

若いカップルは私たちを追い抜き前に出た時、二人で振り返り「では、どうぞお元気で。失礼します」と笑顔で手を振ってくれた。

「イマドキの若者」に親切にしてもらい、ほのぼのとした感謝の一日となった。今までの若者に対する認識がふきとんだ。
この日のお二人さんの幸福を心よりお祈りする。



このような素晴らしい若者は、いったいどのような環境で生まれ育ったのだろうか?


以前、NTさんから「花火大会」の写真を貰ったが、再び、「画像取り込みメール添付」の勉強の為に・・・と送られてきた。ちょっと「仕掛け花火」の雰囲気がして、素敵だなと思う。
それ以上に、NTさんの芸術的センスと勉強熱心さに感動した(どこかで聞いたようなセリフで御免なさい)・・・by 伊豆の花。










近頃、井上揚水に嵌っている。アルバム2枚35曲、これを全部聴き終わらないと次へと進めないくらい・・・。
「夏の終りのハーモニー」・・・草原に寝転んで、空を見ながら聞きたい曲ですね。
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ノリ、ノリで・・・ガンダム!

2010-08-12 08:04:29 | 写メールから





先日、グランシップに行ったついでに、ガンダムを見てきました。

丁度、可動し始めた時で、白いけむり?を吹き出したり、最後に空高く見上げるポーズが、圧巻でした。

こんなふうに見る私は、息子の影響大ですね。


台風が来ています。台風の影響は、少ないと良いですが・・・。

         


[写真と文:O・Rさん]

私は、ORさんから「少年の遊び心」のようなものを頂いていると常に思う。
「山歩き」を楽しむ事も・・・「イベント・遊び」に参加して傍観者でいない事(私自身はとってもノリの悪い人ですが・・・)も、そうだし・・・。
参加してみて嫌なら止めれば良いし、知らないのに拒否をしていたらもったいない事だと、実践で教えられたなと思う。
今は、何でも楽しもうと、何時も、思っている。
但し、「テーマパーク」、「着ぐるみ関係」には、ノリ切れないものがある。
ORさんは、この点に、特殊才能ある人だと感じる・・・変な言い回し?
テンションが低い私は、ORさんが楽しんでいる雰囲気にのまれているが、そんなORさんに直に接しているのは、これはこれで、また、楽しいもの!・・・・ By 伊豆の花


このノリをロックで・・・ブルース・スプリングスティーン「Dancing In The Dark」。

 

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祭りの前の静けさを・・・

2010-08-10 15:13:32 | この頃思う事
8月15,16,17日は三嶋大社の祭典です。
何時もは静かな神社は、祭りに見物の人が大勢集まって、とても賑やかになります。でも、ちょっと騒がしくて・・・。
本日は祭り前の、幽玄(?)且つ静寂なる三嶋大社の佇まいをお届けします。
機会がありましたら行ってみてください・・・私も、久しぶりのお参りです。

  大社前商店街の先に鳥居が・・・

この道は「さるすべり」通り?

   陶器店の風鈴の音だけが聞こえてる

「広重」の絵そのままの鳥居   

   石橋を渡りると両側が池です

亀と鯉の競演も楽しいですよ  

  広場の桜はかなりの古木です

  

神門を振り返って・・・  

 


神門を通り抜けて、正面に、舞殿(ぶでん)、右手に「天然記念物指定 金木犀」があります。
その奥に社殿があるのですが、鎌倉の鶴岡八幡宮と同じ配置だそうで、三嶋大社が鎌倉八幡宮の原型だとか・・・・。

二胡が奏でる「シルクロード」をどうぞ・・・。
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すごく幸せ気分で・・・

2010-08-08 20:30:09 | この頃思う事





夏姿富士二景・・・東海道富士市近辺と清水日本平ホテルからの富士山



静岡での写真展に友人と出かけた。
友人は、ドライブには、ちょっとこだわりを持っており、今、流行のカーナビを使わない・・・まぁ、頑固と言えないこともないが、要するに、カーナビの使い方を覚えられないかららしい・・・で、案の定、迷いながら目的地に着いた。
お互い急ぐ旅でもないから、道に迷おうが、遠回りだろうが困ることは無い。
車を運転している人(友人だけかな?)は、行きつ戻りつには、あまり気にしていないようだが、昔の私だったら、目的地を探しながら車で行くなんて、根っから嫌いだったから、電車に乗って駅からタクシーで行く方法を選んだものだ・・・だって、イライラしないでしょ。
その私が、この迷いながらのドライブが楽しいと思えたから、面白いではありませんか!
楽しい気分が広がっていくと、優しい気持ちもおきてきて、夏姿の富士にも美しさを感じるんですね・・・ちなみに、友人は、雪の無い富士山なんて富士では無いと言います・・・私の好みは雪が無い方ですが、どうですか?
日本平ホテルのラウンジで、好みの富士を眺めながら、好みの珈琲を一杯味わう・・・いやぁ、幸せだなぁ!

帰宅してから、新聞を広げたら「小林一茶」の句が目に止まる。
  (毎日新聞 季語刻々今昔から)

  目出度さは ことしの蚊にも 喰われけり
  五十にして 都の蚊にも 喰われけり
  それがしが 宿は藪蚊の 名所かな
  来るからに 蚊にもふるまふ 寝酒かな
  昼の蚊や だまりこくって 後ろから

蚊に喰われても楽しめるなんて、生きていて本当に幸せ!と感じているんですね、一茶さん。




日本平ホテル ラウンジにて、富士と駿河湾を望みながら、珈琲を楽しむ。
何より静かで・・・こんな贅沢して良いのかしら、幸せ幸せ!・・・な~んて思ったりしている。




タンゴ「月下の蘭」。
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