毎日、この「南天」の前を通っているのに、何時、「実」が最盛だったのか気が付かなくて・・・日常と言うのは、そういうものなのでしょうか・・・
29日、午前7時半頃、「花壇ボランティア」のため、家を出ました。
途中、「富士山」を見ると、昨日(?)は、裾まで真っ白になっていたのに、今日は、多少、雪が解けて山肌が見えています。
「あ、カメラを持って来ればよかったナ」と思いましたが、もう、戻る気力が出てきません。
ご紹介できなくて残念ですが、この時期の、真っ白でない姿の方が、私は好きなのですね。
理由は?・・・生きている山のような感じがするから・・・でも、よく説明は出来ません。
脈絡もなく、はたっと思いました・・・「師走」はもう、すぐ前に(否、後ろにいるような気分)迫って来ているのです。
「書道教室」の日に合わせて、(若しかしたら冬を感じて貰える)作品一点と年賀状の裏面を三点(行書、隷書、金文)を書いてみました。
漸く、年末だと言う気分になって来ましたが、昨年、喪中で年賀状を休止したので、いまいち、怠け心が吹っ切れません。
まだ少し、眺めている時間が必要なようです。
来月(新年)に、「市文化協会」での美術展があるのですね。
決して義務ではないのですが、この協会に名を連ねた責任みたいものを感じて、とりあえずの「作品」を提出しましたが、やはり、イイ加減であることに、心が痛みます(あくまでも、ちょっと・・・ですが)。
私には、それ以上の物を仕上げられる自信も力量もないから、多分、そのままになるでしょう。
ただ一つ、いつも残念に思う事が、同じ教室のお仲間の参加が無い事・・・表向きには、上手で無いからと言う理由のようです。
私は、「同じ事の繰り返し」が苦手です。
だから、毎年同じ事をしているけれど、内心では、何かで区切りをつけて再出発しているつもりでいるのですね。
「書道」で言えば、お手本の一種類の字だけでなく、楷書であったり、行書であったり、隷書であったり、かな文字であったり・・・そうして、教室での時間を過ごします。
その中で、自分なりに気に入った文字で、一年の修了作品に取り掛かるのです。
で、翌年は、また、新たな出発を・・・上手で立派な作品を仕上げたいので無く、気分の問題なのですが、区切りが欲しいのですね。
他の方々にも、同じようにしてとは言いませんが、そんな気持ちで、参加して欲しいナとは思っています。
今年最終月の始まりは、友人と「鎌倉」に出かけ、この一年を振り返りながら、のんびりと気持ちを静めて(勿論、美味しい珈琲も目的です)来ようと予定しています。
この「万両」は、多分、藪の中で自然発芽成長したのを、ここに移植した物だと思います・・・とても生命力を感じますよ