姪が、わざわざ雪見物にでかけて撮ってきた写真です。結構、私に似て好奇心に負けるたちのようで・・・。
本日は、午前10時に約束があり、でも、予報では雨だし、段取りはどうしようか・・・などと、ぼんやり考えながら朝食の支度をしていました。
ガス台の側の窓を開けたところ、「えっ、雪じゃないの!」って、初めて気が付いたんです。
待ち合わせ時間を少し遅らせることを、メールで連絡してから、そうそう、ブログ用の写真もとろうなんて、結構、余裕もありました。
それで、デジカメで撮った写真をPCに取り込んでいた時、屋外で、バキバキッと音がしたなと感じたとたんに、家中の電気が消えてしまったのです。
理由は明らかで・・・雪の重みで垂れ下がった竹が、電線を切ってしまったのだろうと察しました。
それからが大変(と言っても、私にとって大変なだけなのですが)でした。
何しろ、電気を必要としないものは、台所のガスレンジと母の部屋のガスストーブだけで、後は、全くの、非文化的状態になってしまいました。
家の中は暗闇、私の部屋はストーブもエアコンも停止し、勿論、TVはつかないし、PCもダメだし、給湯器も使えないし、トイレだって水が流れないし、カーペットも毛布も電気だしで、もう、寒さに震えるだけ(大げさですか?)の有様です。
とりあえず、東電に電話を入れました。
電線の竹被害に関しては、我が家は超お得意様なので、何時もはクレーン車で来てくれるのですが、このところ、東電も何かと多忙で、何時もの業者ではなく、東電の社員が出向いて来たらしく、一からの手順を踏んで、まず、家の中から検査をし、徐々に屋外に移動して、ついに、電柱に辿り着き、屋敷内への引き込み線が、倒れてきた竹の負荷に耐えかねて抜けかかっていることを突き止めたんですね。
それからクレーン車を呼び寄せていました。
最初から、ここだって分かってるでしょうに・・・とも思いましたが、この悪天候の中、あれこれ、誠実に調査している社員の努力を買うことにしました。
2時間余り費やして、問題を解決でき、我が家も、漸く、暖かな文明的雰囲気となりました。
大急ぎで、母の昼食を用意して、約束の11時半に間に合う事が出来ました。
世間では、いろいろかしましく意見が飛び交っていますが、「やはり電気が無いと不便だなぁ」と、つくづく感じた朝でした。
でも、今年は、もう、雪は最後にして!・・・が、本音です。