IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

人間の欲求とは・・・

2009-11-24 12:58:47 | この頃思う事



山道を歩いて10分程のところに、友達の家がある。その道すがら、あまりにも神業的な蔦の紅葉をみつけ、落ち葉を数枚拾ってきた。あまり紅葉しない我が家の庭に撒いて楽しんでいる。





毎日新聞の日曜版に海原純子さんの「心にサプリ」というコーナーがある。
心療内科医である海原さんの記事は、「そうだよ・・・ねぇ」とうなずかせるのもがあって、私は、出来るだけ、目を(目だけ・・・と言う方が良いかも・・・具体的には覚えていないのだから)通すようにしている。
で、先日の新聞を見た時、「えっ、私って最高じゃない!」て思ってしまいそうな文章に遭遇した。

心理学者マズローなる人の説では、人間の欲求を6段階に分けているのだと・・・。
第一段階・・・生理的欲求・・・食べ物や睡眠など
第二段階・・・安全欲求・・・安全な場所で暮らしたい
第三段階・・・愛と所属の欲求・・・愛する人と家庭を持ちたい
第四段階・・・社会承認欲求・・・社会の中で認められ自分の場を持つ
第五段階・・・自己実現願望・・・自分らしい固有の人生を生きたい
第六段階・・・自己超越願望・・・自分らしく生きることが他の人々ににも幸せであるような人生を生きたい
と、言うことだそうだ。
第六段階になると、星に願いを・・・と言う時に、自分が幸せになることよりも、「みんなが幸せになれますように」と祈るゆとりがもてるらしい。

で、何で私が最高なのかと言うと、近頃、神社仏閣で祈るとき、さて、何を祈れば良いのか、具体的に思い浮かばないことが多い。そこで、私は、毎度、「みんなが幸せに・・・」とお願いしている。ついに、私は最高の願望に迄、到達しているのでは・・・と思った訳だが・・・裏を返せば、もう、何の希望も望みも見つけられない・・・とも言える訳で・・・。



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しばらく振りに仕事の感触が・・・

2009-11-19 17:45:55 | この頃思う事



我が家の周りの、どうしようもない藪にも、こんなに素敵な季節を見つけました。
この植物の名前は何? 相変わらず、私には知識がありません・・・草イチゴ?


先日、中学校の同窓会を開催した。
私達の町では、殆んどの者が、小・中学の9年間、一緒に勉強した仲間である。
だから、小・中学同窓会でもあるので、何時になっても、子供の頃からの「○○ちゃん」「○○くん」の世界だ。六十も越え、それぞれ、好い爺さん・婆さんなのだが、「○○ちゃん」「○○くん」でなければ話が続かないのだから、面白いものだ。

同窓会幹事の当番に当たり、たいした仕事ではないものの、あれこれ仰せつかって・・・だいたいパソコン絡みだが・・・それを片付けながら、結構楽しんでいる私がいるのに気がついた。
会社勤めをしていた頃の刺激と緊張の神経に触れたようだ。
もう、仕事に未練は無い筈だったのに・・・仕事をする気力も失せていたのに・・・。
3年間、主婦業(?)を専念してきたが、元々好きではない事だから、もう、メッキも剥げ、意欲も薄れ(最初から意欲など無かったかも)、飽きてもいた。
そんな時、仕事の楽しさなんて思い出したら、これからが、もっと切なくなってしまいそう・・・。
家庭の事も、仕事も、世間のお手伝いも、ボランティアも、積極的に上手にこなしている人が、たくさんいるが、私には出来ない事・・・要するに、怠け者だから、じっくり、一つ、一つにトライするしか出来なくて・・・。

今は、仕事のことは封じ込もう・・・明日、どうなるかは明日に任せて・・・。
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ちょっと哲学的な時を過ごしました

2009-11-15 09:34:48 | この頃思う事



三島市楽寿園 菊花展


何か荒れた気分の日には、時折、「プチ家出」をする。

今回も、イライラ感が、どうにも収まらず、友人(家出の度にお世話になっているので、誰もが私の居所を知っている訳で・・・)に連絡をとり、2日間の宿を確保し、その分の食事の用意を整えてから、その夜に家出した・・・果たして、これを家出と称して良いかは棚上げさせてもらうが・・・。
翌日、三島楽寿園で開かれている、恒例の菊花展を観賞。
今年のメインテーマでは「薬師寺」の東塔、西塔、金堂を再現してある。見事な出来栄えだと感心する。感心しながら、一昨年訪ねた奈良を思い出していた。

友人との待ち合わせ時までの空いた時間を、夕暮れの薬師寺で過ごした。観光客の姿もチラホラするだけの、本当に静かな境内で、古の空間を満喫していた。
で、今、私が思っているのは、薬師寺ではなく、その薬師寺から唐招提寺に向かう道なのである。
晩秋の夕闇が急激に広がる小道を歩きながら、古の人々が何を考え、何を頼りに、何を求めて、この道を歩んだのだろうか・・・いったい、私は何を探してこの道を辿っているのだろうか・・・何の結論も出ていないが、あの小道を、今、歩きたいと、真に、思ったという次第・・・。

菊花展を堪能した後、同じ場所で開催されていた「百人一首と古今伝授」を鑑賞し、水辺の遊歩道を歩く。
家出のショック療法も、そろそろ止める方が良いかも知れない・・・とも、思い始めている。











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今年も紅葉を観なかったなぁ・・・

2009-11-14 07:54:31 | 写メールから



山梨県富士吉田市 「鐘山苑の紅葉」


[上下写真提供:T・Tさん]



T・Tさんが送ってくれた写真の1枚サイズは4Mあり、2枚分では8M(メールサイズは11Mになっていたなぁ)ということになり、私は受信するのに数十分、否、それ以上かかったようだ・・・余りの遅さに、途中でビデオに切り替えてしまったから・・・。この、現実は何とかしなければと、痛感した次第で・・・。
写真サイズを縮小したら、紅葉の美しさが変わってしまい、T・Tさんの感動が伝わらないので、いつもより大きめサイズで掲載した。

それはさておき、しばらく紅葉を鑑賞していないと気づいた。
ずっと以前に山歩きの真似事をしていた頃は、色とりどりに紅葉する尾瀬、ハラハラと落葉する唐松林の蓼科、阿弥陀が原では、はい松の緑ともみじの赤の絶妙なコントラスト等、意図しない美しさに感動したものだったが・・・。
近頃では、何度か紅葉の季節に出かけはしたが、感動するような景色には、しばらくお目にかかるチャンスがなかった。
わざわざ紅葉を探し求めて行ったのに、まだ早かったり、今年は天候の加減か、あまり紅葉してないと言われたりで、がっかりする事が多く、最近では、出かけて行く事さえ、めんどうになってしまっている。
つくづく、急速に、私自身の楽しさを追求する努力が減退していっている事を感じるのが、これも現実だし・・・。

私は車に乗らないから、電車の窓から、道を歩きながら、喫茶店でコーヒーを味わいながら、ふと、感じられる季節に新鮮な小さな感動を見つける事がある。
たとえば、我が身を通り過ぎる風に・・・かたわらの木の葉に・・・道行く人の服装に・・・目の前にたつ富士の姿に・・・。

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「ブロッコリ」と「かえる」の共存

2009-11-06 17:00:49 | 写メールから


写真提供: K・Tさん

「ブロッコリ」の中に居る「かえる」が見えますか。

我が家で「ブロッコリ」を作ると、一応、無農薬なので、虫に葉っぱを食われてしまい、葉脈だけ残った、すっかりレース網状態となってしまう。熱心に虫を取れば良いのだろうが、なにせ、89歳の老婆のする事で、多分、虫がいるのも見えないのだと思う。

K・Tさん曰く、「かえる」が虫を取ってくれるのだそうだ。つまり、共存しているらしい。
果たして、我が家の畑には、「かえる」がいるのかどうか・・・私自身、確認した事は無いけれど、居たとしても、あまり働かない「かえる」なのだろう。

東京に住んでいた頃、我が家(故郷です)のおいしそうに育った「ブロッコリ」を、私が取って、私が宅急便で、私のアパートに送った。翌日、到着した「ブロッコリ」を、早速に食そうと開けた所、そこに入っていたのは、「丸坊主のブロッコリ」と、「緑色した巨大な青虫」に「大量のフン」だった。
それ以来、我が家の取れたてで、おいしそうな「ブロッコリ」でも、よそ様にはあげないことに決めている。
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「広瀬神社例大祭「が恙無く執り行われ・・・

2009-11-04 07:40:09 | この頃思う事



やや、寒いものの、前日の雨はすっきりと上がり、神様がおられるのだろう・・・と、思わせる青空となった。
「広瀬神社例大祭」である。

以前は、正月15日に行っていたように思うが、何時の頃からか、11月3日になった。
で、私の思い込みなのだが、この例大祭は「五穀豊穣」の祭りだと信じていた。本来、正月の祭りならば違った意図があるのかの知れない。
我が姉の言うには、「白幡神社」という、「広瀬神社」の神様の隠居所が有り、そこに、年1回ご挨拶に寄るのだと・・・。
その「白幡さん」は我が地区にあるので、稚児行列、神輿、山車等行列の終点地として、祭り当日は厳かな空気が漂うような気分になるから不思議だ。

今年も、厳粛に、厳かに、つつましく、そして、ちょっぴり賑やかに、祭りは進んで行く。










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