今年最後になるだろう「ミニバラ」の花です・・・来年、またね・・・と言っているような。
実は、密かに(これがミソ?)「ハングル文字」を自習している(もう言ってしまったから、密かとは言えないが・・・)。
英語も話せないし、漢字国の中国語だって理解出来ないでいるのに、何故、ハングルを学びたいのか・・・というのには、二つの理由があった。
一つは、もう数十年前に友人達4人で、ソウルに出掛けた折りの事。
当時流行だったブランド品買いあさり(私は興味がないからカバン持ち)が目的だが、せっかく来たのだからと電車に乗ったりしながら市内観光をしたが、その当時の案内板には「ハングル文字」しか書いて無く(定かではないが・・・)、電車でソウル駅に向かいたくても、「ソウル駅」という文字が判読出来なくて、ウロウロしていると、ご年輩の紳士から、日本語(若しかして日本の植民地時代に受けた語学力かと思った)で親切に教えて頂き、お蔭で迷子に成らずに済んだものの、私としては、もの凄~く、ショックを受けた。
目に一丁字(いつていじ)なし・・・その通りの人間だったのだから。
短い滞在(3日間?)と言えど、観光に来たのに「ハングル語のいろは(?)」も判読出来ないという無知さが、真に恥ずかしくて、今でも、その情景を鮮明に思い出せる。
帰国してすぐに、「ハングル教室」に通い始めたが、その教室は、ちょい犯罪多発地域の近辺にあって、夜、そこを通るには、怖いもの知らずの私にとっても耐えられずに止めてしまったという経験をしていた。
その後、再び訪ねたソウル(友人と2人でエステ体験)では、ガイドも付き、英語表示もあって、何の不都合は感じなかったので、「ハングル文字」に関しては、そのまま放置してしまった。
最近、暇になって「韓ドラ」を目にするようになると、再び、「ハングル文字」が意味不明だと気づいた訳でして、今、勉強しないと、もうこの先、勉強意欲などは出て来ないだろうと判断を下した。
でも、昨今、諸事情から、お隣国関係にすれ違いが起き始めた為か、「ハングル」を学びたいと言うと、忽ち、反論や有難い(?)ご意見等を受けてしまう事が多くなった。
つくづく、私は、へそ曲りで、天邪鬼で、可愛くない人間だなぁ・・・と、思っている。
世に反感が満ちていると、それに逆らいたくなるのだ。
それに同調する怖さも感じる事がある。
で、二つ目の理由が出来た・・・世間には媚びない、同調しない、我が道を行く・・・ってね(ちょい、エエカッコシイだわな)。
そんな次第で、一年前くらいから「放送大学」の講座を、時たま、視聴していたが、何しろ難しい語彙(さすが大学、日本語がすこぶる難しい)が出てくるので、それを理解出来なくて、頭が痛くなるのだ。
丁度、今年4月から「テレビでハングル講座」という初歩の初歩が開講したのを好機と思い、トライ開始、9月で半年間、ヨタヨタと続けてきた。
予定では、来年3月までの後半6か月が残っている。
半年の成果は、殆どゼロに近い・・・忘れると言いたいが、結局は覚えられないのだ。
それでも、少~し、「ハングル文字」は読めるよう(一丁字はついたと思うが・・・)になったし、「ハングルいろは」程度は書けるようにもなった。
言葉を習得して韓国旅行をしようとは思ってもいないが、数十年抱えた、かつての恥を、少~し解消出来て、新知識を得る快感を再発見したように思う・・・しばらくは、楽しみながら続けられそうな気がしている。
初夏に咲いた赤い花より、少し秋らしい趣の赤に感じるが・・・ま、思い込みでしょうね。