我が家の「桃ノ木」は、元来は食用(果実目的)にと植えられた木であったが、全く、実を成らす為の手入れをせず、とうとう、当然の如くに「花鑑賞用木」となってしまった・・・まぁ、これはこれでいいか・・・と思っている。
当地でも、ここ2、3日は、冬がぶり返したように寒い!
一度暖かさを経験してしまうと、この寒さは、結構、キツイと感じるものだ。
ナマケモノ本分の当然の結果として、庭や畑に仕事は目白押しといえど、戸外で作業する意欲が出てこない。
3月29日午前中に、姪が、完成し保管していた確定申告提出書類を引き取りに来た。
書類の説明をして手渡した後、事務手数料(私がそう決めてるだけだが・・・)として、私の食料買い出しに付き合わせる。
自宅に戻って軽く昼食(勿論、スーパーで買ったお弁当)を済ますと、何故か、急に脱力感に襲われ、ゴロンと横になったそのままで、3時間程爆睡、目覚めたら午後4時を回っていた・・・疲れてはいなかったのだが、やはり、全て終わった!という解放感なのかな?
で、面倒な仕事は終わったし、雨が降って寒いし、TVはコロナばかりでイラつくし・・・そうだ!と閃いたのが「ハンドメイドマスク」の挑戦だったのだ(我が家では必需品なので)。
馴染みのブロガーさんが「マスク作り」をブログに掲載していて、私には絶対無理!と端から想定外でいたけれど、でも、ちょいトライしてみようかな・・・と言う気分になったのは、肩の重しが取れたからだろうか。
←我が家の姪が買ったミシン
ネットから「ハンドメイドマスク型紙」をダウンロードして、数少ない手持ち在庫布を引っ張り出し見繕い、カットする。
が、一番ネックなのは我が家に一台しかないミシン(姪の持ち物)で、これがすこぶる扱いにくいシロモノだ(要するに機能が複雑で多すぎる)という事。
マニュアル書を首っ引きで格闘(読むのが大変なのだ)し、電源を入れる、糸を通す、動作の入切スイッチはどこ?と最低限度の操作を脳細胞に叩き込み、これで準備OK・・・と始めてみれば、自動糸通しが出来ない、自動糸カットが出来ない、上糸は切れる、下糸が絡む等々、なんでだよ!と怒りがこみ上げ・・・もう、ストレス最高潮になってしまうのだ。
それでも、「習うよりも慣れろ」の精神で強引に動かしている内、パチっと音がして「ミシン針」が折れた。
用具箱の中に替え針が無い、う~む、これでアウトか・・・でも、待てよ、別の場所に在庫があったかも・・・で、有りましたよ、お陰様で。
そんなこんなの泥縄式作業で良いものが作れる筈もなく、その日は「立体マスク」を一枚、どうにか形は出来ました、形だけはね。
まぁ、必要時には「無いよりまし」だと思おう。
今度は気持ちを切り替えて、「プリーツマスク」に挑戦する予定・・・何か簡単そうに見えるからだが
コロナ、コロナに明け暮れた「弥生月」であったが、明日から始まる「卯月」は、余裕の「マスク作り」が出来るような、少しでも鎮静化に向かう事を願わずにはいられない。
卯の花の匂う垣根に~・・・なんてノンビリ歌いながら散歩でもしたいですもの・・・ね。