天模様で、コースの変更があったから、このお寺がどこで在ったか、もう、分からないのです
12:00、鎌倉駅西口集合。
「テーマのある旅」という格調高き枕詞のついた「鎌倉仏教まなびウォーク」なるツアーに参加した。
鎌倉は、かつて、藤沢に居住していた時から、時間があると、近場だし、特に目的も持たず、ふらっと、出かけていた。
鎌倉の歴史を勉強するためでもなく、数ある寺院を学ぶためでもなく、街の雰囲気に浸りながら、こしゃれた喫茶店で珈琲を味わって、ぼーっとして来るだけである。
最近でも、そんな具合の街歩きをしているが、ここらで、少し、勉強でもしてみるかなと、このツアーを申し込んだ。
ガイドの説明付きである。
まぁ、結論から言えば、いくらガイドが説明しようが、当方、勉強意欲が薄く、お仲間の余りにも前向きな熱心さに、タジタジの思いで、だんだんと後方に下がり、ただただ、チョロチョロと付いて行くだけだった。
一つだけ収穫があったことは、寺の門前に咲いていた「秋草」の名前が出てこなくて、ずっと、イライラ気分でいたのが、今日になって「フジバカマ」と判明した。
これだけ思い悩んだ末の事だから、もう、私の脳裏深く、インプット出来たと確信できる(と言いながら、このブログを書きながら、またもや、度忘れしてしまった)。
こんな訳で、「まなびウォーク」は、私には無意味なテーマだと悟った。
きっと、この悟りの心境は、「鎌倉仏のお導き」であろう・・・なんて事はないですよね。
単に、私がボケてきたという現れなのです。
でも、久しぶりの鎌倉ウォークは、我が頭の霧を、少~し、払ってくれました。
余りにも咲き誇っている「ホトトギス」は、鎌倉には似合わない様な・・・
「白いムラサキシキブ」と言ったら「シロシキブ」という名だと教えられました
時期は過ぎていましたが、チラホラ咲く「萩」は良い雰囲気でしたね