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IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

数十年ぶりに再現された師走感!

2019-12-29 08:33:20 | この頃思う事

庭にある花がグンと少なくなって、いよいよ「山里は冬ぞ寂しさ勝りけり・・・」の世界か・・・と、鬱々しくなる気分を一掃するかのように「千両」の実が色づいて来て、何かホッとする暖かさを醸し出している。

 


 

今年は(実際には昨年暮れからだったが・・・)我が家に様々な試練が下され、「これは神様の与えてくださった試練なのだ」と受け止めるには源である信仰心が全く無いのだから、唯々、「冷静で在れ」を心に、粛々と(心理的・物理的にもかなり辛い)日々を送って来た。

が、案件の一つであった不動産処分が、12月中旬になり急転直下的(まるで雪崩に巻き込まれるが如く)に解決に向かい始めた。
弁護士さんから提示されたこの解決案については、「すべて満足」という訳はいかなかったけれど、ともかく、「早く解決を見たい」を優先して遂行して貰った。
何回ともなく弁護士事務所を往復して書類に署名・捺印をし、最終的には、12月26日、東京所在の相手先会社にて売買完了となった。

この案件を弁護士さんに依頼したの4月中旬、8か月経過を持たざるを得なかったが、年内解決に至った事を感謝しようと思っている。
但し、数百万円という我が家にとっては膨大過ぎる授業料を費やしたことの事実は大きい・・・だが、立ち止まってはいられないのも事実であり、一歩づつでも、半歩づつでも、前に向かって歩み続けなけれなるまい。

 

それはともかく・・・
「年内解決」に拘った為に、四十数年前に勤務した銀行の年末風景を模擬体験したような気分になったのだ。
昭和40年代では、まだ、掛売りなどの未収入金や借入金返済などは年内に済ます・・・という暗黙の了解(?)のもとで社会が動いており、年末の銀行業務は、それらの最終集金を持って業務終了するのが通常であった。
我らぺいぺい行員も当然の如く、師走(月末)業務で、時間に追われながら、でも、年末特有の飛込み仕事をバタバタとこなし、帰宅は、正に「押し詰まりました!」の挨拶に相応しい夜になったものだった。
今回、銀行が営業している時間内で有効に動こうとするため、一連の予定に従った動き以上に、突発的事項に対処を必要とされたのだが、その忙しさが、私にとってはかなり快感だと心密やかに実感したのだ・・・そう、若い頃のようなエネルギーが湧いた来たようだった。
まだ私には若さが潜んでいる・・・と、内心自ぼれでほくそ笑んだのか、はたまた、こういう性格なので歳をとっても変わらない性分なのか・・・ま、どうでもいいけれどね。

 

未解決である我が家の試練については、表面的・物理的に解消できる問題ではないし、多分、生涯抱えて行かねばならない性質だと認識しているから、これまた、状況を見ながら、一歩づつ、歩んで行くしかないと覚悟している。
バタバタと襲ってきた試練を上手く処理した・・・なんて事にはなっていないものの、少なくても問題の核心部分は解決出来たつもりだ。
この解放感さえあれば、来年、また頑張って行けそう・・・そう思いながら年末を噛みしめている私である。

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外為法が変わったんですって?

2019-12-18 09:44:43 | この頃思う事

曇り空が多くなって気持ちも沈んでしまう時、青空の下で華やかに彩る「さざんか」を見ると救われるような思いになる・・・でも、散り落ちた花びらは、少し悲しい・・・かな?

 


 

 

我が家にいる男子高校生(姉の孫)が、修学旅行で、12月初旬に何日か台湾に出かけた。
彼にとっては、人生初めての海外の旅ではあるが、修学旅行なので、学校側でいろいろご指導があるのだろうから、私としては、一切、口出しをしなかったが、許されたお小遣いが2万円迄だと聞いて、私からお餞別2万円を渡したら、もう、自分でバイトだか、小遣いを貯めたかして用意してあると言う。
「そうか、そうか」と了解して、でも、そんな彼にご褒美を・・・と、そのまま渡したが、後で聞くには、姉もいくらか渡したと言う・・・結構、しっかりした(姉はケチな性格だと評価)高校生なのだ。

彼が帰国し、もう感動するくらい美味しい(実は・・・美味しく無かった)菓子をお土産に持って来て言うには、必死に貯めた小遣いを使ってしまう事に疑問を感じ、使わなかった台湾ドルを両替したいというのである。
丁度、銀行に行く用事があったから「聞いてみるね」と預かった。

翌日、地方銀行の窓口に聞くと、何やら「外為法」が変わったので外貨は扱えなくなったと言ってパンフを見せてくれたが、面倒だから読みもせずに、自宅に戻ってから、台湾ドルを買った会社に電話を入れて説明されたのは、外貨の買いは出来るけれど売りは扱えない・・・のだそうだ。
で、どこでだったら両替出来るのか聞くと、空港でしか出来ないとの返答。
これ以上聞いたところで意味はないし、再度、台湾に出かける事は近々には無いだろうから、このお金は捨てるしかないな・・・と思った。
もう、本人に諦めて貰うしかない・・・何のための「外為法改正」か知らないけれど、庶民には役に立たない法律だなぁ・・・

そんな時・・・そう言えば、年に数回、台湾に語学勉強実践のため行くと言っていた友人の顔が浮かんだ。
早速、連絡を取ると、「私が使うからいいよ、その金額分日本円に替えてあげる」と快く受けて貰った・・・が、これって外為法違反か?


私自身が海外旅行していた時は、国内で外貨を買うことは殆どなく、宿泊先ホテルで必要なだけ日本円から現地通貨に交換して、持ち帰る事をしなかったのは、数回、旅をすることで身に着いた知恵?だった。
今回、高校生である彼が、最初の海外旅でミスった事を、大人がカバーしてやる事に多少の躊躇もあったが、少~し、お金の価値を見出した彼に、損をさせるのは可哀そう・・・と思ったのは、「親ばかの類」かも知れないという自覚はありますね。

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お正月の休業は・・・?

2019-12-12 08:01:10 | この頃思う事

柔らかな冬の陽射しの中に咲く「さざんか」の優雅な姿に、つかの間、俗世を忘れ、ほっと癒されている私・・・師走である。

 


 

12月12日木曜日、昨晩の雨も上がり、暖かな朝。

玄関から外に出ると、庭一面に「落ち葉」が・・・昨日、あれだけ時間をかけ、手に豆まで作って落ち葉掃きをしたばかりだったのに・・・と、ため息。
ま、自然には逆らえない!・・・と言う事だよね。

 

家の中に戻ってTVニュースを見ていたら、「コンビニの元旦休日は是か非か」と街頭インタビューをしていた。
 若い女性・・・私、毎日がコンビニ食だから、休業は困る!
 中年男性・・・都会では「無し」でしょ!
 高齢男性・・・人間休みは必要だ!

以上の世代別(おおまかではあるが)意見を聞きながら感じたのは、高齢男性を除いて(すべての高齢者ではないだろうが)自分以外に関心が無い生き方なんだなぁ・・・ちょい切なくなった。
私自身は好き勝手な生き方をしているけれど、最低限、世間に負担を求めようとは思わないし、世間のサービスの中で自分の都合に合わせたチョイスをしている積りでいる。
近所のそれなりに便利使いしていたコンビニが撤去した時、不便になった現実を憂うより、如何にしたらこの不便さの穴埋めが出来るかをまず考えたし、車を持たない私が、徒歩で行くのには無理のあるスーパー行く為に、早速、自転車を購入したし、その自転車に乗る事が困難な状況だと分かればスーパーに行く回数を減らし、買った食料等は捨てるなどの行為は極力避けるようにした等々。
いやいや、私はスゴイでしょ、賢いでしょ・・・と、宣伝している訳では無い、私なりの臨機応変のつもりなのだ。

インタビューされた若い女性も中年男性も、365日のうち、たった1日間の休業に対応できることは無数にあるはずだと思う。
コンビニ側が儲けを意識して365日営業を始めたのだろうが、人権上(かな?)やっぱり無理だ!と方針を変更することは最初から想定すべき事であり、消費者としては、それに対する柔軟性は持っておくべきではないか・・・、このことは、世の中のすべてに通じる事だと理解している。

我らの年代は、正月3が日、すべての商店が休業だった。
一家の主婦は、暮れには、3が日用にとお餅をはじめたとしたさまざまな煮物を用意したが、その事は大変だったと理解していたから、3が日に店が開く事にほっとした家庭もあっただろう・・・でも、今日、暮れにバタバタ手作りしなくてもスーパーてそれなりに正月準備は出来ると思う。
365日中の1日休業くらい、快く了承出来る柔軟さを失いたくない・・・でも、商店も開かずの3が日は、何か別世界のような心地よい雰囲気がしたものだが・・・そう思った朝。


今日はこれから「高齢者たちの忘年会」に出かけます・・・皆でいっぱい会話して楽しんだつもりでも、実態は、それぞれが好き勝手にしゃべって勝手にストレス解消・・・ま、これが現実の姿なんだよね。

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心張棒がガタついてしまって・・・・

2019-12-06 19:27:27 | この頃思う事

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今年、たくさんの蕾を持った「酔芙蓉」は、蕾の半分が咲かないで終わってしまって、ちょっと残念ではあるけれど、意外と紅葉(黄葉?)した姿も風情があるな・・・と気づかされる。

 


 

 

11月下旬に、結構、気持的には待ち焦がれていた紅葉鑑賞が実現したら、何故か、一気に、あらゆる気力が萎えてしまった。
また、12月1日には、この春以来、弁護士に依頼していた案件に関し、少し問題解決に向かいそうだという状況を聞き、今まで自分自身の気持ちを内から支えていた心張棒が、多少、ガタガタと揺るぎが来たような心模様に陥った。

強がりだけは一流のつもりだった私だが、目先に、多少でも、美味しそうな餌がブラ下ると、逃したくない、すがりつきたい・・・という、安易に走りそうな自分を発見して、一層、ミジメな気分に落ち込んでまう。
とは言っても、「物事は為るように為るだろう」という私の「イイ加減人生訓」は健在で在り、一週間で、一応、立ち直りに至った次第。

 

で、心機一転、ブログ更新をしようという気持ちになった・・・が、又しても、文章のブの字さえ思い浮かばないと言う始末だ。
それでもパソコンを開いたまま、じっ~と見つめているが、ホント、何も浮かんで来ない(実を言うと、通常は、掲載予定の花の写真を眺めている内に何かしら文章の出だしが湧いてくるのだが・・・)、現在「最悪な状況の脳細胞」なのである。

そこで、全く個人的であり、人様に知らせるような出来事ではないけれど、とりあえずの脳細胞活性化特別訓練として、この一週間、ウロウロした日々の出来事を羅列して頭の整理を試みるが、お目障りだったら「以下略」でスルーして頂きたい。

11月28日  「紅葉鑑賞」が完結し、次の予定である「高齢者4人組・合同忘年会」企画に際し、他の3人にメール・電話をして催行確定。
11月29日  「合同忘年会」のメンバーの一人から日時・会場・料理の予約済連絡が入り、他の2人に詳細を連絡。
11月30日  姪(姉の娘)が入院治療先病院からリハビリ先病院に転院、付き添った姉から担当医による病状説明時の同伴依頼があり承諾。
12月  1日  弁護士から、明日、事務所迄来訪依頼の電話が入る・・・一応、関係種類を見直して確認して置く。 
12月  2日  午前11時(その日はちょうど大雨の予報)、沼津にある弁護士事務所に出向き、状況の説明を受けた。多少前途あり?
      その後、三島に回り、取引銀行で用事(キャシュカードの不具合)を済ませてから、三島在住の友人を誘ってランチ、
      まだ、かなりのドリャブリ雨なので、雨宿りも兼ねたアレコレ長話をしながら時間を過ごす。
12月  3日  屋敷内に溜まった落ち葉掃除と、気になっている柿の木(一本は既に剪定したが残り二本分)のイイ加減剪定をする。
12月  4日  年賀状作りを依頼された友達から、再び、メール有り、明日、年賀状の仕上げをしたいとの事、承諾。
12月  5日  午前9時、友達宅に出向き、友達がPCに下書きした年賀状を写真挿入しながら体裁を整えてから、さて、印刷を・・・として
      印刷機用ドライバーがインストされていない事に気づくが、友達のPCがネットに繋がっていない為にダウンロード出来ず。
      で、一旦、作業を中止し、私のPCからドライバーをダウンロードした後に改めて持ち込み、仕上印刷する日時を決めた。
12月  6日  自宅でダウンロードしたドライバーをCDに書き込む。次回(12月9日午前9
時)に忘れないよう(コレ大事!)準備する。

 

と、我が軟弱な心は、とりあえず棚に上げ、動き回れば脳も目覚めるかと老体に鞭打ってみたが、脳細胞の活性化は儘ならず、どちらかと言うと、体力的に疲れ気味となって、本日(7日)は寒かったこともあるが、またまた、エアコンとストーブ、それと毛布に包まっての「完全休養日」とする・・・やはり、実体はナマケモノなんだなぁ、私って・・・と納得。

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