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IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

いい加減(?)を楽しむ

2010-05-27 09:25:41 | 空蝉の庭




[フランネルフラワー(白い妖精とも言うそうだ)]



[ つ る ば ら ]

[写真提供:O・Rさん]


「空蝉の庭」も初夏の風情に変化しているようだ。

5月中旬、静岡県立美術館に行った。「空蝉の友」に会うつもりでいたが、たまたま、三島の友人が一緒に行きたいというから、今回も「空蝉の友」には会わず仕舞いで、またの機会を作ろうと思っているけれど・・・。

しかし、三島の友人と同行したことで新しい発見があった。
県立美術館には何度も訪れてはいるが、美術展を鑑賞し、ちょっと珈琲を楽しんで・・・で、終わっていたのが、友人の友人から「美術館周辺の散策路も結構良いよ」と聞いてきたから、少し歩いた見ようか・・・と誘われた。
美術館裏、新緑の瑞々しい香りの中のを、のんびりとおしゃべりしながら歩く・・・一緒に歩く人が別の人ならばねぇ・・・とか、お互いに言いながら・・・新発見の道は気分爽快で、一人で来てたら歩かなかった道を楽しんだ。

近頃の私は、随分、いい加減(ずぼらという意味で)になったように思う。
会社勤務時は、ある程度の予定を計画したら、それを消化しなければ心がザワザワして落ちつかないところがあった。自分の都合で変更するのは許せるが、他の都合で変更、中止は気分が悪く(一応、勤務時は立場があるから従ってはいたが)ムッとした顔をしていたと思う。
今の私は、強制されることもノルマもなし、無理に自分を誤魔化すこともないが、そう性格は変わるはずもないだろう。
でも、何故か判らないが、いい加減さを楽しめるようになった気がする。
美術館の散策路を、今度は、季節を替えて歩いてみようと思っている。




[アルストロメリア]

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最高の気分転換は・・・

2010-05-25 12:15:05 | この頃思う事



雨の日曜日、友人に誘われてランチを食したイタイアンレストラン「赤とうがらし」。
殺風景な感じがしますが、私は風通しが爽やかで好きです。伊豆高原にあります


友人と一緒にランチを楽しみ、お喋りをするのは、勿論、楽しいし、とても気分転換になる。
でも、私は、一人でボーッと時間を過ごすのが、最高の気分転換なのだ。
そこに、良い香りの珈琲があり、気持ちよい(自分好みの)音楽が流れ、ちょっと冷えたビールか軽いワインでもあれば、もう、言う事は何も無い。
で、時折、一人で東京に出て(大概、平日だが)、一日、美術館めぐりをしながら、美術館にある喫茶店に寄って、珈琲とケーキで時間を過ごす事を楽しんでいる。

先日、表参道の根津美術館、根津の弥生美術館、夢路美術館・・・ここで、珈琲(港や)を味わい・・・小石川の礫川美術館を巡り、文京区の(庁舎かな?)建物25階で食事(ビール付き)を取って、東京タワーと、今、建設中のスカイツリーを眺めて帰って来た。
ただ、それだけの一日だが、私にとっては、一年のストレスを綺麗に解消した一日である。

翌々日、三島の友人から誘われて伊豆高原にドライブをした。ストレスから開放された心は、やさしい気持ちが自然に表せるようだ。雨に濡れた緑の美しさが心に浸み込んでくる。
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空も、心も、爽やかで・・・

2010-05-20 08:34:35 | 三六趣味の会便り





心配していた雨も、霧雨がわずかにあったが、後には、爽やかに晴れてくれました。
心地よい5月の風の中、私にとっては最初の「ごみ清掃活動」は、ちょっと良い気分で・・・ボランティアって、自分のためにやるんだなぁ・・・と、認識できた一日でした。そして、何よりは、協賛してくれる仲間の皆さんがいるということですよね。

伊豆の山々は、今一番緑が美しい時、ただ歩いているだけでも気持ちが癒されます。

昨日は、我が「遊び仲間」による我が町の幹線道路を外れた山道での「清掃活動」を行いました。
きっかけは仲間とハイキングに来た時、余りにも意識的に捨てられたごみが目に付いたからです。
何といっても、齢60を越える人たちですから、まず無理をせず(腰痛にでもなられたら大変だし)がモットーであり、時間にして2時間ほど、清掃範囲は100メートルかな・・・でも、良い汗を流すことがでいました。

次回も計画しましょうという事で、其の後、飲み会・・・イヤァ、ビールが美味かったなぁ。



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すこ~し、前向きな日に・・・

2010-05-19 07:14:13 | この頃思う事



東京に住む友人に「母の日」用に花束を贈って貰いました。
たくさん有ったので、母に半分、後の半分は姉(母のように世話になっています)に分けて、一応、義理を果たつもり・・・。

5月には新年度の「生涯学習」が始まりました。まだ、講座は始まっていませんが、気持ち的には高揚感がありますね。今年はある程度の成果を残したいと考えてます・・・でも、根本には怠け者という替えられない事実がありますから、結果は未定ですが・・・。

そんな時、周囲でちょっと前向きな動きが起きました。遊び仲間の間で「ごみ清掃ボランティア」をしようというのです。

待ってました!!


我が故郷は、一応、日本では有名と言ってもいい観光地ですが、それは、全く、富士山をメインとした自然環境に依るものと思います。ですが、その環境を大切に・・・という住民の意識はそれほど高いとは言えません。
ごみ問題は、日本国中、どこにでもある問題ですが、まず、自分の回りに目を向け、現状に気が付く事が、第一と思うのです。その、第一段階に、「遊び仲間(殆んど、飲んで歌っての、ぐうたらを自認する仲間ですが・・・)」から声が上がったのです。
今日は、記念すべき大事な一日が始まります。ちょっと嬉しい高揚感を感じます・・・心配なのは、今日は雨かも・・・何故って?私はどうやら雨女のようですから・・・。
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「カエル」心配事三話

2010-05-16 18:43:09 | 写メールから



「今年も姿を見せました」と、写メールが来た
彼(彼女?)は去年と同じなのか・・・カエルの平均寿命はどの位あるのですか

[写真提供:K・Tさん]


《其の一》 伊豆天城山は「モリアオガエル」の生息地として名高い所と聞いていたが、「モリアオガエル」なるものの姿を見たことが無かった・・・その生息地である天城山八丁池には、度々ハイキングに行ってたのに・・・。
で、ある時、「モリアオガエル」に遭遇したいと八丁池巡りをしたのだが、「モリアオガエル」の実態をまるで知らないから見つける方法も知らず、結局、見つけられずにそれでお終い。
その後、「モリアオガエル」は木の枝に産卵するとう事を知ったが、今も生息地として健在なのか、ちょっと心配しているけれど、あれから一度も八丁池を巡った事が無い。これって怠慢かな?

《其の二》 何時ものように、何の予備知識もなく行った日光光徳沼での事。
薄暗く淀んだ沼の縁が、何やらピチピチと音をたてて動いている。そっと、近づき目を凝らすと、なんと、真っ黒で夥しい数の「おたまじゃくし」が・・・沼の浅瀬にうじゃうじゃと蠢く様は、いやぁー、本当に気持ち悪くて、その上、不気味でもあり、そうそうに逃げ帰った。
二十数年後、再び、この地を訪れたが、余りにも環境が変わってしまい、「沼」というより「池」のようになっていた光徳沼で、あの「黒いおたまじゃくし」は元気でいるのだろうか・・・心配している。でも、確認はしていない。

《其の三》 以前、我が家の庭を散歩していた「がまがえる」が居た。
余りにも堂々とした姿に圧倒され、何時もじっと見送るだけで、定かな住まいを確認していないけれど、多分、庭に居住していると思う。しかし、近年、姿を見せていない。
我が家には、もうひとかた、悠々と散歩を楽しむ「主」がいる。
彼(彼女かも)の専らの食料は鶏卵のはずだが、かの「かえる」も食料となってしまったのだろうか・・・心配だ。やっぱり、食料になった確率は高い気がする。

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我が家でも「地デジ」対応をしました

2010-05-09 07:36:23 | この頃思う事



5月の爽やかな空気の中、お気に入りの喫茶店テラスで、珈琲2杯を味わいました




昨年秋に植えた「なでしこ」の花が、冬の寒さを乗り越えて、ほんわか咲いてくれました


世間が「地デジ、地デジ」と騒いでいる中、我が家の対策はどうしようか・・・と、日夜、悩み(それ程でもなかったかな?)、要するに、我が家を取り巻く自然環境が問題であり、地デジ用アンテナを取り付けても、電波をキャッチできる見込みは全くなく、我が家用に山の上にアンテナを立てる可能性はゼロ(個人的にも、企業的にも、行政的にも・・・)だし、もう、テレビを視聴することを止めようかとさえ考えていた・・・ちなみに、現在は「共同アンテナ」を利用しているが、「地デジ」の対応はしない事に決定している。
全く、誰が責任を取ってくれるのか・・・こんな山間の一軒家に、誰も、責任なんて取りはしないものよ、判ってます、判ってます。
結局、「ケーブルテレビ会社」が、市内(全域かどうかは判らない)にケーブルを設置配線し、我が家でも、選択の余地なく加入という事になった、勿論、有料です。

半日がかりで、引込み線工事→保安器の取付け→CATVブースターの設置調整→ケーブルモデム設置調整・・・というような工事を経過して・・・さあ、これで一安心・・・ではないのですよ。
母の専用TVはアナログだし、私はパソコンでTVも見ているし、まず、電源を入れるところからして、判らない!・・・確かに説明は受けましたが。あれやこれや、七転八倒を繰り返して、詳しく手順を説明することも難しいが、ともかく、私はTVを見られるところには到達したが、母には全く理解出来ない。で、来年のアナログ放送廃止まで、母にはそのまま見て貰う事とした・・・説明したって無理だものね。
「インターネット」も「ケーブル回線」を使用してと考えたが、しばらくは「NTT」のとっても遅い「ISDN」使用を続けてみようと思う・・・何だって、今は「地デジ用リモコン」さえ、ボタンの意味も理解出来ないから、どう使ったら良いのか判らなくて、手探り状態なのだから・・・マニュアルを読まなくては(ため息)。

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花園一考

2010-05-04 07:34:18 | 空蝉の庭



「空蝉の庭から・・・チョコレートコスモス」

[写真提供:O・Rさん]
最近の傾向なのか、流行りと言うのか・・・花を中心とした園が、たくさんある。たとえば、チューリップを数万本とか、一面芝桜とか、数十種類の藤だとか、世界中のバラを一同にとか、その他etc・・・我が郷土だって、ざっと見ても、あじさい、バラ、しゃくなげ、しょうぶ、ラン、つつじ、桜も梅も藤もあるし、カタクリもあった、さぎ草も(人工の野草園だけれど)あるなぁ・・・。
先日、その一つ、今、芝桜が綺麗だと言われて、とある園へ行った。
確かに綺麗だ。ごみは落ちて無いし、草取りも十分成されていて、芝桜のピンク、白、ブルー等が美しく配置されている。ここは芝桜だけでなく、次々と様々な花が見られるように植えられているようだ。
が、何か落ち着かない・・・何故?

昔々の事、夏の一番良い季節に、北海道一周の旅をした。
今でもあるのかどうか判らないが、「ユースホステル」を利用した、計画が有る様で無い、気に入れば留まり、興味を感じれば方向変換する気ままな旅だったが・・・そうそう、「空蝉の友」と一緒だったんだよね。
その時に見た原生花園が忘れられない・・・エゾスカシユリの群落、野生のアヤメ、ハマナス花・・・決して豪華絢爛な花園ではないが、夏とはいえども冷たい風に晒されて、逆らわないけれど、でも、負けないよ・・・という気骨を感じる風景だったように思うが・・・過去を美化してるかな。

今、目の前にある花達には申し訳ないが、綺麗なだけで生きている感じがしない。せめて、自然に種をばら撒いて、芝桜の中にこんな花が・・・と願うのは私の傲慢ゆえか・・・。



「空蝉の庭から・・・クレマチス」


「空蝉の庭から・・・すずらん」

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ちょっと心に響いた言葉

2010-05-03 11:05:48 | この頃思う事



季節はずれの寒さで、今年はダメかと思っていた「カラー」がようやく力をつけて来たようだ


最近(否、もうずっと前からかも・・・)、物忘れは勿論だが、私に、新しいことを覚えようとする意欲に欠けているのがよ~く判る。
たとえば、新聞を見ながら、ちょっと何か別の資料で確認をしておきたいなと感じた時、新聞を閉じると忘れてしまうとか・・・本屋さんに行き、探してもらいたい物があるのに、肝心の本の名前も出版社の名前も出てこない、出かけてくるときに確認したのに・・・これって認知症?
で、新聞を切り抜いたり、ちょっとメモしたりする・・・かつての私は、メモを取らないのが自慢だったけれど・・・。
それはどうでも良くて、問題はせっかく確認しようとする気持ちが出ていたのに、ほとんど確認をすることが無いということである。要するに興味が続かないという事・・・まぁ、知らなくてもどうって事は無いし・・・いやはや、生きていても何の進歩も発展も無いという象徴のようだ。

新聞や雑誌等で「おや!」と感じて、切り抜きし、メモを取り、出典を調べたいと思った「心に響いた言葉」を、とりあえずブログに記録しておき、いつか調べてみる気力が現れる日があらんことを願って・・・でも、無い・・・かも!

ティックナットハン僧 「歩くときは歩くことに、みかんの皮をむくときにはそのことに集中しよう」
井上ひさし 「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに」
細川ガラシャの辞世 「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」
[イギリス紳士のユーモア]から 英国初の女性国会議員となったアスター子爵婦人が
 チャーチルに言った。「もしあなたが私の夫でしたら、コーヒーに毒をいれますわ」 チャーチルは答えた。「もしあなたが私の妻だったら、飲んでしまうでしょうな」
18世紀のチェスターフィールド卿は人間だけが笑う生物だと聞いて言った。「そこに人間だけが笑いものになる生物だとつけ加えるべきだね」 
江戸時代「旅行用心集」著者八隅蘆菴 「道中は自由をせんと思うまじ 不自由せんとすれば自由ぞ」

あとで・・・そのうちに・・・いつか・・・時間があったら・・・とか、これってやらない事の言い分けと承知してる。

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不思議な経験!

2010-05-01 07:35:05 | この頃思う事



父が遺した「盆栽仕立ての藤」・・・今では、根が鉢からはみ出してしっかり定着しています


智子さん、やっぱり貴女だったの?

この前、眠るタイミングを逃してしまい、夜中(否、朝までだった)にDVDを見ていた時、何か気配を感じたような・・・。
部屋の入り口に目をやると、そこに女の人の横顔が・・・DVDの見過ぎで、壁にまで映像が見える・・・全然、怖さも感じないし、私は、しばらく見つめていたけれど、TVに出ている女性の様でも無いし・・・。
ああ、妹かな・・・と思ったの。口数の少ない妹だったから、何か言いたいことがあるの?と、心で話しかけた・・・子供達のことは、何時も、気にかけているよ、あまり力にはなって無いけれど・・・。
彼女は、じっとこちらを見てるだけで・・・よく見ようと目を凝らした時、彼女は見えなくなってしまったのよ。

智子さん、貴女に会いに行かなくては・・・と、何時も思っているけれど、行けないんだよ・・・って、言ったよね。
昨日、天気も良いし、出かける予定もあったから、貴女のところに寄って見ようと決心したの。そしたら、貴女の17回忌の卒塔婆が立てられていたという訳よ・・・ちょっと驚いちゃった、貴女が呼んだの?って・・・ね。
私が「また、近い内に来るね」というと、「貴女の近い内は2,3年先だよね」って、貴女に、よく言われた。
だから、きっと、「もう、2,3年はとうに過ぎたよ」と催促に来たんだと思ったの・・・本当に、そうなの?

今、貴女が居たならば、どんな話をするかしら・・・貴女は愚痴や悪口を言う人では無かったから、高尚な楽しい会話で弾んでいるように思うけれど、案外、嫁の悪口なんて言って盛り上がっているかもね。

しばらく話をしてから、私は言った・・・「また、近い内に・・・ね」「ウフフ」と笑う貴女を感じながら・・・。

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