我が家の「さざんか」の内で、一番、華麗な花びらを持つ花だが、悲しいことに、我が写真技術ではその真の姿を表現できないので、ちょい加工をしてみた・・・造花のようになってしまったが、でも、形的には、かなり、現実に近いと思う。
最近は、毎年、「年賀状」を止めようか、どうしようか・・・とシェクスピア的に悩むようになっている。
が、パソコンで作成する年賀状であっても、今現在、私が作れないという状況でもないし、「軽~い安否確認の為に」と考えて、悩みながらも続けているのが実情なのだ。
先週の事、友達から年賀状作成の依頼が来た。
会社を退職してから地元に戻り、同級生などと旧交を取り戻し始めた頃に、簡単なパソコン指導をした友達の一人で、今まで業者に依頼していた年賀状を自分で作りたいと言うの聞いて傍から援助をするつもりが、何時の間にか、作成から印刷まで私が手掛けるようになってしまったのだ。
なかなか覚えてくれないのを辛抱強く待つのに耐えられない私にとっては、当然の、経過であり結果なのだと自覚しているが、やはり、自分のものさえ面倒になって来ているのだから、他人様のものでは、腰を上げるのが重くなるのは必然的な事。
実は、昨年の年賀状作成時に、友達には、暮れにバタバタと作るのが辛くなったから、夏の内に時間を取って、簡単に作れるハガキのひな型を、数件、作成して置き、自分で加工出来るように教えるから・・・という話が付いていたのだが、ここでも「コロナ」のお陰で、私が一方的に自粛してしまったと言う顛末があったので、今回は作成受諾という結論を下して友達宅に向かったのが22日だった。
しかし、「天は見ている」のか「因果応報」「身から出た錆」なのか・・・仕事完了後に帰宅してノタ~としていた私に、友達から電話が来て、「一字、誤字がある」というのである、がぁ~ん!的ショック。
視力に自信がないから、自分で判断しないで、常に、友達の目を持って、チェックして貰っていたのに・・・すぐに思ったのが、「何故よ、私の責任なの?」だったが、ハタッと気づいたのは「そうだった!私が入力したんだ」と。
そう、入力が終り、チェックも終わり、試し刷りも完璧で、さぁ、本刷りを・・・とプリンタを調整していた時、かの家の愛猫が、なんと、キーボードの上で遊んでいるのではないか・・・その時、入力内容に狂いが生じて、一字だけ空白になってしまった所を何の疑問も無く打ち直したのが私であり、何故か、つまり友達のチェックを通さずに、印刷を開始したのだった。
どうやら年始配達期限(25日)に間に合ったと意気揚々(さすが私!的気分で)と引き上げたのに・・・
友達は、修正液で直すからイイというのだが、どうしても自分的にはユルセナイ・・・で、翌日23日に、再び、友達宅に出かけて印刷し直したのである。
朝、出掛けようとする私を見た姉が、2日も掛ける年賀状ってどんなもの!という疑問を呈したので、経緯を話すと一言「あなたも年を取ったという事!」ですって、それも嬉しそうに・・・ホント、真実だと痛感!
友達には、「来年こそ、コロナの最中でもあっても、必ず、ハガキ作り教室は開くからね、覚えようよね」と念を押したのは当然の事である。