ある日の事、「皇帝ダリア」の幹が、風に煽られて折れたので、ガムテープで補強しました。
でも、さすが「皇帝」です、折れても花を咲かせ、その上、折れたところからは、新しい芽が、たくましく伸びて来たのです。
スマホ・ライン三人組に、一人ガラケイの、オバサン四人組・・・です(大吊り橋で)
ず~っと以前に、職場の関係で知り合った「女子4人組」です。
東京在住時には、渋谷あたりで落ち合って、食事をしたりワイン(お酒は2人だけ)を飲んだりしながら、二十年?三十年?共に遊んでいました。
私が退職してからは、ほゞ、年に1度、会食であったり、一泊旅であったり・・・を、してきました。
で、今年は、我が地元、伊豆長岡温泉に一泊、特に観光目的を指定しない旅を企画しました。
関東方面から来る3人を、JR三島駅まで迎えに出て、「さて、これから行きたいところは?昼食は?」と聞いたところ、三島と言ったら「うなぎ」だというのですね。
そう、ま、巷では、一応、有名なうなぎやさんがあるのですよ・・・でも、何時も混んでいて、行列が出来たりするんですね。
ともかく、徒歩(駅から10分は掛からない?)で、向かいました。
何と奇跡?友人達の日頃の行いがイイのでしょうね、多少の待ち時間はあったものの、難なく入店できたのです。
友人達には、うな重を「美味しい!」と食して貰えました、えっ、私?スミマセン、うなぎはちょいと・・・だものですから、天婦羅(大きなエビが入った)定食ですが、えぇ、自分で揚げないお天婦羅は、美味しいです。
食後、源頼朝が旗揚げ祈願したという「三嶋大社」のリクエストが出て、これまた徒歩(10分程度かな?)で、向かいました。
友人達は、「うなぎ」で力を充たしたからと、足取りも軽く(?)、街歩きを楽しんでいます・・・ちょい、ほっとしている私です。
次のリクエストは「大吊り橋・スカイウォーク」だったのですが、空模様が怪しくなってきたので、そのリクエストは明日に考えようと、本日の宿・伊豆長岡温泉へと、今度は、ローカル電車・伊豆箱根鉄道に乗り込みました。
宿でのディナーは、「お刺身」あり、「陶板焼きステーキ」あり、「アワビの踊り焼き」あり、当然、「ワイン」もあり・・・
貸切風呂でゆったりし、たらふくご馳走を食べ(飲んで)、たくさんおシャベリもして、1年余の時間空白も、何時しか、埋まっていました。
今日は平日、友人達は、まだ現役世代ですから、やはり、仕事からの解放感を、感じているようです。
夕食後のひと時は、「一番若手のオバサンによる、ちょい古参オバサンの為の、スマホの扱い方教室」で盛り上がったのですね、それを見ているだけでも、十分古参オバサンの私も、楽しめましたよ(否、面白かったです)。
翌日、私オススメ(強制的に・・・です)喫茶室で、軽い昼食をとった後、お約束だった「大吊り橋」に行くために、再び、三島駅に戻りました。
駅からタクシーで20分くらいだったかな?大吊り橋は、かなりの観光客が来ていたが、今日は、メインの「富士山」は雲の中で、全く、見えないのです。
友人達には、「富士山が見える時に、ブラッと寄って見てね」と言いましたが、私は、もう、来ることはないと思います・・・だって、富士山は、自宅近くで、タダで見られますからね・・・あ、そうなんです、この吊り橋は渡る(往復)のに1000円掛かるのです。
お世辞半分としても、友人達が、「次回も伊豆の旅がイイね」と言うので、私は、「夕食を食べにだけ、宿に行くから、観光は勝手にしてね」と釘を刺して置きました。
伊豆も、結構、広うござんすが、まぁ、三島の観光だけは、もう、ゴメンナサイをしたいですね。
友人も、「そうよね、私もスカイツリー(浅草)へは行かないもの」と言ってくれました。
しかし、近場で、大げさでないこんな旅も、のんびり出来てイイものですね。
それでも、伊豆を楽しんでくれた友人達に感謝したいと思うのは、もしかすると、私にも「郷土愛」なるものがあるのだろうか・・・なんて考えたりしてます。
そんなこんなの「オバサン4人組」のカシマシイ今年の旅も、無事終了です・・・また、来年ね。
三島の街でも、あちらこちらのお宅の庭に、「皇帝ダリア」が見事に咲いていましたよ・・・時季なんですねぇ。