IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

「春の女神」を誘い出そうと・・・

2022-02-26 08:56:55 | この頃思う事

もう、ひと月程前に「ふきのとう」のお天ぷらを食し、春の訪れを味わいました。
気温の上昇に誘われ、畑に出て農作業を始めましたが、陽だまりに芽を出していた「ふきのとう」が巨大(?)な花に変化していましたよ。

 

 


 


昨日は、日中の気温も上がるというので・・・そうかぁ、そろそろ草取りを始めようかなぁ・・・と、朝一に考えました。
でも、ナマケ癖の付いた私が起床したのは午前8時であり、それから、のたのたと朝食をとり、ゆっくり珈琲を味わいながら戸外を眺めるばかりで次の行動が取れません。
「さぁ、春がそこまで迫っているよ!愚図愚図してないで立ちあがれ!」と我が身をけし掛けて・・・で、漸くに畑に出向いたのが午前10時を回っていたのです。


畑での我が担当区域は主に花壇用スペースです。
姉が畑の花壇も担当していた時には、様々な種類の花が、あちらこちらと無分別(と私は思った)に植えてあったので、何が何処から何時芽を出すのか分からず、草を取りながら(主に鎌を用いるから)新芽を欠いてしまう事が多かったから、思い切って花の種類を減らし、ある程度、種類ごとに纏まるように植え替えました。
今年は、まだ完全な配置とは言えないものの、草取り中の気遣いが無いだけ楽になった様に思います。
花壇区域としているのは、畑の3か所に分かれているので、昨日の作業は、とりあえずその3か所の草取りに集中するが、何れにしても、草取りがこれで終りということは無いのだから、お得意の「イイ加減」にして帰宅すると、時計は正午を過ぎていたのです・・・かなり集中した2時間の作業でした。

「イイ加減作業」であっても、足腰は痛むし、それに、草取りに力を入れた為に、突然、指が攣ってしまうのが一番の被害かも・・・そう、今は、パソコンで作業すると雖も、事務的作業に不便を生じてしまうのですね。
考えると、私も随分、アレコレ文句を言いながら仕事をしている、以前は、仕事ができる事が楽しく、文句など言わずに仕上げて居たのに・・・それだけ作業がきつく感じるようになったという事だろうと実感します。
甥から不足の書類が届いたが、まだ足りないものあるので作業が完了出来ません。
電話で催促をしながら、不得意分野なのだから仕方ないな・・・と思う一方で、一体誰の仕事だと思っているの?、自立する気持はあるの?・・・と愚痴が毀れそうなのを抑えて、「ま、私が本当に動けなくなる迄、我が身の事と感じないのだろうが、その時にはもう私には何も出来ないのだから自分で考えればイイ」と、心の内で投げやりな言葉を吐いている自分を、やっぱり年を取ったのだなぁ・・・と、しみじみ感じるのです。


今日は午後から、畑の「ネギ」に追肥するつもりなのですが・・・健気に(?)働く老婆(私)の姿が、「あめのうずめの尊」よろしく、春の女神を誘い出すかも・・・ね。

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今日は「雨水」だそうですね

2022-02-19 12:38:54 | この頃思う事

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ご近所さん宅の川津桜より開花が早いと言われる「伊豆の国桜」の蕾が膨らん来て、一輪、二輪とほころび始めている・・・いやぁ~、春が待ち遠しいと思う今日この頃。

 

 


 

草取前                草取後

本日(19日)は、二十四節気で「立春」に続き、第二の「雨水」だとニュースで報じている・・・「気節散じて水と為せる也」なのだそうだ。


木曜日(17日)の事だった。
前日の夜、全く、寝付かれなくて、漸くに眠りに就いたのが翌朝午前4時頃で、目が覚めたのが午前9時を回っていたのではないか・・・と思う。
昼過ぎ、用事で姉宅に出向いたが留守で、銀行へでも行ったのかと思っていたところに姉が帰宅したから、「買い物?」と聞くと「いや、ジャガイモを植える準備で畑に行っていた」と言う。
「声を掛けてくれれば行ったのに・・・」と更に聞くと「畑に行くよって言ったのに返事が無かった」のだそうでして・・・そうよ、爆睡中だったからなぁ。
その翌日(18日)には、また畑に草取に行くという姉に従って、今回は、私も畑に出向いた。

今日は「玉ねぎ畑」の草取りを済ませて追肥をすると言う。
まだ成長過程初期の玉ねぎの苗周辺にはびっしりと草が蔓延っているから、玉ねぎを傷めないよう、でも草の根は取り除かないと・・・で、当玉ねぎ畑担当の姉は、天気予報では「明日から雨になる」ので、何としても今日中に完了させたいという希望であり、昨日、手伝いをしなかった私としては協力せざるを得ない訳だ。
しかし、3、4カ月ぶりの農作業は足腰(私も姉も)に響きそう・・・2時間ほど、膝を付いて畑を這いずりながら(腰痛が怖いから)頑張ったという次第、ま、当然の事ながら収穫物は労働相当の権利を主張して置いた。



そして、今日(19日)・・・そうか~、雨水なんだ・・・と知って、農業って、ホント、暦(それも旧暦)に従っているんだなぁと実感する。
今の世、農作物も季節に関係なく工場生産する方向に向いているようだが、素人的には、果たして「良い方向」なのか?という疑問も感じる・・・自然災害による食料不安がなくなるけれど、自然と食物(生物)の連鎖関係を理解出来なくなるのでは?、如いては、得られる食物に感謝の気持ちなど失せてしまうのではないか?・・・とかね、「良いのかなぁ」と少し考えるのですよね。
ま、将来の事は、ずっと賢い人たちが上手~く考えてくれるのだろう・・・ね、きっと。


姉が来て、「腰が痛くて伸びないよ、足腰大丈夫?」と聞くから、「お互い様にね」と答えた・・・我が家の農業の将来はアヤシイものである。

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「語り合える」って事に・・・

2022-02-13 10:14:27 | この頃思う事

植えっぱなしで草取しかしなかった「水仙」の花壇に、昨年、少し土を入れた時、肥料を入れるかどうか迷った。
というのは、以前の様に「花」を付けなくなったのは肥料が足りないからと思いながらも、肥料をすると「葉」が、一層、ワサワサと伸びてしまうのではないか・・・と心配もあったからだ。
困った事に、長く伸びた葉(時には花茎も)が、風などで倒れた様が、とても、気持ちが悪いので、もう水仙をこの場所に置く事を止めようかと考えているのを見透かされたのか、ポツリポツリと花が咲き、私の決断を躊躇させている。

 

 


 


市民講座の「書道教室」を辞めてから、もう何年経ったのだろうか・・・偶~に、筆を持って書の真似事などしたりするが、殆ど、我が生活からは遠ざかってしまっている。
そんな時、その当時の先生から友人を介して、「会いたい」というメッセージが届いた。
何か仕事(書道的な)があるのかな?と思って、先生と友人と私の三人で軽い「ランチ&お茶」の場を設定した。
で、結論的には「仕事」ではなく、「会話」をしたかった、聞いて貰いたかったようなのである。
先生は、コロナ禍と雖も、現役で仕事をしているから、いろいろ悩みは有るとしても、ほゞ閉鎖的生活の私より、ずっとましな状態だと私自身は思っているが、ストレス解消に私を選択(悪い意味ではなく)したのは、やはり「隣の芝生」かなぁ・・・と考えたりした。
二時間くらいのランチが済んでから別の喫茶店で、小一時間、珈琲を楽しんだ後、先生は、まだ、話足りないようだったが、また近いうちにお茶をしましょうと約束をして別れた。

その二日後・・・先輩ご近所さんが、ご自宅の日当たりのいいバルコニーに座っているのを見かけて、俯いて眠っているような感じだったので風邪でも引いたらイケナイと思い声を掛けたら、大根を干しているのだと言う、乾いたもの(所謂切り干し大根)をくれるというので、欲得も絡んで上がり込んだ。
それから話が始まって、一時間、二時間、まさか三時間か?まぁ、長い井戸端(では無いが)会議を続けたのだった。
基本、私も暇だから付き合うが、先日の先生の件も含めて、何か人恋しい気分が辺りに漂っていると感じるのだ。
私は姉の家の片隅に居候しているが基本的に一人だが、先生も先輩ご近所さんにも、ご家族が居る
コロナ禍の自粛が引き金になっているのかも知れないけれど、もっと基本的な家族関係の変化に、人間自体が付いて行けない状況なのかと思ったりもした。
翌日、先輩ご近所さん宅に干し大根のお礼に立ち寄ると、またまた、昨夜、ちょっと熱が出てこれでワクチン接種は大丈夫かな?とか、もし家族にコロナを感染させたらと不安が・・・とか、そんな話題で数時間費やした(ホント、私も暇人だなぁ)が、話の最後に、あまり自分で心配を作らない、その時その時で何とかなるものよと思いましょ・・・と、励ました・・・というか、放り投げたというか・・・

私自身も、周囲の人から語り掛けらる事で、結構、ストレス解消出来ていると思っているが、ちょっとシンドイなと思う時もある・・・そう、勝手な人間の一人。

 

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唯々、前に向かって・・・

2022-02-08 12:10:00 | この頃思う事

わが家の日当たり環境において、最高の位置に置いてある「鉢植え水仙」の芽が、一斉に伸び始めた・・・春が来た⁉

 

 


 


2月6日に新コロナワクチン第三回目接種が完了した。
今回は「モデルナ」だと言うので、正直、多少迷うものもあったが、何しろ、ぐずぐずと先延ばしにすることに堪えられない性格が決断を促したもので、現在は、心と言うか頭と言うかに存在していた「オカシナしこり」が消えた事は事実である。
当日の夜に患部が熱を持って腫れだし、寝返りも打たないくらいに痛みを覚え、「何だこの傷みは?、前もこんなに痛かったのかな?」と、今回は違うような考えも浮かんだりしたが、まぁ、昨日のことも忘れる私だから、前回もこんな具合だったんだろうと納得させて眠りに就いたが、如何とも動きが取れない状態だったので、翌日の腰痛にはさすがに参った。
2日目(7日)の晩には、すこし熱っぽくなって来たようだったが、改めて検温するのも面倒で、冷蔵庫に保存してある「保冷材」を水枕代りにして寝たところ、翌朝、姉が「今朝は寒かったね」と言うから「いやぁ、ワクチンの熱で寒さを感じなかった」と答えたら、「何でも2面があるねぇ、考え用で良くもなるし、悪くもなる」と言うのを聞いて、なんでも悪くしか考えられなかった姉が、随分、成長したな・・・と、ちょっと嬉しい気持になった。
今朝(8日)は熱もスッカリ引いた・・・このワクチンが絶対の効力がある・・・との思い込みは、正直無い、唯、ド素人的には、今回の接種が最後になって欲しいと心から願うのみ。


先日、同級生から留守電があり、「電話に出なかったのは畑かな?って思ってた」と言うのを聞いて、そろそろ畑に向かう心の準備を始めないと、また、草茫々に見舞われるなと思ったので、午後一に様子を見に行くと、まだ草茫々とは行かないものの、随分、畑が青々と見えるのは・・・やはり、春は、少~しづつ迫ってきている証拠かな?

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2月、「如月」ですねぇ・・・

2022-02-01 09:54:21 | この頃思う事

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年が明け最初に咲く梅の花を「初花」と呼ぶのだそうだ。
で、「如月」を別名では「初花月」とも呼ばれているそうな・・・例年の如く、我が家の近所では一番に開く「初花」の風景である(我が家の梅もポチポチと開花し始めている)。

 

 


 

  ←道端の陽だまりに「カタバミ」が・・・花の暖かさに魅せられて、しばし眺めていた。


3、4日前の事、徒歩で15分程の所に住む同級生から電話が来て、彼女の娘さんに確定申告を頼んだが不明の点があるからパソコンを使った方法を教えて貰いたい・・・という話だったので、同級生の自宅に居ると言う娘さんと連絡を取り、その家で会う手筈を取った。
で、当日は久しぶりに徒歩で向かった・・・我が家と同級生の家との地理的関係は、我が家が「谷底」でかの家は「山の上」であり、当然、つづら折りの急坂道なのである。

故郷にUターンした当時(60歳)、その家に出向く際には、必ず、この坂道を登って行き、急坂と雖も苦になる程ではなかったので、車で迎えに行くと言う同級生を制して往復とも歩いていた、思えば「いい運動」であった。
それが今(75歳)、何と苦しい坂なのか・・・と、一歩踏み出す度に息を整えながらのまるで苦行を強いられたようなもの。
時たま、後方から通り過ぎる車は、喘ぎながら歩いている老婆(私です)には目もくれないで追い抜いていく・・・日本は碌な人間も居なくなったのかよ・・・なんて文句を垂れ垂れしながらも登り切ったが、多分、15分以上は掛かったと思う。

娘さんから、友達が「パーキンソン病」発症により、単独生活が難しくなったという事で、今現在、近くの「施設」に入居しているという話を聞いて、昨年暮れに亡くなった同級生や、暮れに入院していたと言う他の同級生の状況を考えれば、そんなこともあるよな・・・と納得はするものの、自分自身の老いを正確に認識していない(脳細胞で理解していても、肉体的には問題意識が無い)私にも、差し迫っている老後の諸問題を改めて示された感がある。
娘さんには、「コロナが静まり面会が出来るように為ったら施設に会いに行くから・・・と、お母さんに伝えて」と託した。


2月に入った・・・この月、三回目ワクチン接種を控えて、何とか落ち着きたいものだ・・・と、それのみを願う。

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