IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

爽やかな5月の風!!

2019-05-30 23:53:50 | この頃思う事

   ←拡大可能
今年は、庭のあちらこちらで勝手に増えた「かたばみ」が、たくさんの可愛らしくもあり、また、結構華やかでもある花を見せている

 


 

 

ず~っと昔の話、森光子主演のパンツ屋のおばさん(下着類訪問販売業のおばさん)という設定のTVドラマがあった。
そのお話内容は、殆ど、忘却の彼方となり、記憶にございません状態だが、何故か、忘れられないフレーズが一つある。

それは・・・「あなたにあげられるものと言ったら、爽やかな5月の風と精一杯愛する事だけです。でも結婚してくれますか(だったような・・・)」というセリフが
妙に印象に残り、「5月」と言えば「爽やかな風」、「爽やかな風」と言えば「5月」と私の脳細胞は即座に反応するようになってしまっているのだ。


そして、今年の5月は、果たして、待望の「爽やかな風」は吹いたのだろうか・・・困ったことに、記憶に無い!


年々、異常気象気味となり、太陽暦の春夏秋冬割り当て月(1月・2月は冬、3月・4月は春・・・というような)の名目と現実にズレが目立つように感じて来ている。
さぁ、5月だ、爽やかな風が・・・と、待っていたものの、現実には、もう爽やかな風は4月に吹いてしまっていたのかも知れないと思ったり・・・


現在、5月31日午前0時38分・・・爽やかな風を知らぬ間に、5月が終わろうとしていることに、少し、動揺している。
「すべて地球環境の所為」としたいところだが、若しかすると「我に責あり」の部分もあるなと思った。
思いもかけないトラブル(こんな時には「想定外」と言ってしまえば、ある意味、楽かもしれないけれど、「想定外」という言葉自体に、自分自身が納得していないので、ま、自ら逃げ道を塞いでいるのかも)にぶつかり、自分では特別意識はしてなかったが、精神的に追い詰められていた(爽やかな風にも気が付かず)のだろうと推測出来る。
「自分の精神は自分でコントロール出来る」と豪語(?)している自分が如何に傲慢だったかと知り、どちらかと言えば、トラブルそのものより、脆い部分の有る自分に動揺しているのだと自覚した。



もう沖縄方面の梅雨入りも近い。
当地方も、直に、ジメジメ季節が巡って来るだろう。
あと残り1日、5月の内に、心の中に「爽やかな風」を送り込もうと決意(?)・・・5月中に片づけて置きたい事もあるし・・・。


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つかの間、安らぎを・・・

2019-05-25 11:21:57 | この頃思う事

「都忘れ」だと思うんですが・・・白い花が好きな私でも、この花だけは「青紫」がイイナと思うのは、名前の雅な響きの所為かしら・・ね

 

 


 

 

小さな庭にも季節は巡っており、そこかしこに花々が満開となっている。

 

 

「姫ヒオウギ」に蝶が舞飛び、「ミニバラ」には、我が物顔にカエルが鎮座している・・・しばらく、じっと眺めていると、こんな小動物の生き様に安らぎと勇気を感じてくるのだ。

 

自宅療養中だった姪の病状回復が思わしくなくて、4月末、今年2度目となる入院治療を開始し、5月中旬からは別の病院でリハビリ入院している。
動き回れないものの寝たきりではないから、そう、手は掛からないが、毎日、傍らで看護している母親にしてみると、気を抜く時がないだろうし、案外、入院中が休息になっているのだと思う。
ただその母親を見ているだけの私であるが、可笑しなことに、これまた、何とな~く気が抜けなくてマゴマゴしているんだね・・・少し疲れもあった。
だから、私も少~し、休息のお裾分けに預かって、朝一(大体午前6時半頃からかな?)に、庭で落ち葉掃きをしながら、小花壇の花々を、じっくり、眺める日が多くなっている。

蝶々も見えたり、カエルも見えたり、勿論、小さな青虫も見えたりで・・・この青虫は、私的には害虫の範疇になっているから、ゴメンねと殺傷する。
退院予定は7月中旬なので、ま、「つかの間の安らぎの時間」を頂いたと神様に感謝すべきか(ちょい嘘っぽいな、本音では、ウラミたい気持ちもある)・・・と。

 

 ←貴重な(かも?)「おしろい花」の双葉

気持ちに余裕が出ると何かをしたくなるようで、しばらく保存しっぱなしでいた(何時の物かも不明な)朝顔の(と本気で思っていた)種子を蒔いてみた。
ようやく出て来た双葉を喜び勇んで見ると、あれれ?これって朝顔じゃぁない!と気づいた・・・そう、おしろい花の双葉だったのだ。
姉からは、「おしろい花と朝顔では種の形が違うでしょ?誰がみても分かるよ」と蔑まされたが、でも、何であれ、こうして芽が出て来た事が嬉しいじゃぁないか・・・ねぇ。


そんな訳で、この「おしろい花」を、このまま、鉢植えにして置くか、はたまた、別な場所に植え替えるか・・・ホンにノウテンキな悩み事を楽しんでいる私の日々。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インスピレーションが湧いて来ない!

2019-05-19 10:08:45 | この頃思う事

「カラー」の花の白さを見ていると、塞がりそうな心が開放されて来るのを感じる・・・この花は5月初旬に降った「雹」で、見るも無残に傷だらけになってしまったが、現在、次の花が伸びて来て、辺りに明るさを放ってくれている、有難いなぁ!

 


 

このブログを始めた十数年前、続けて行くには何か中心になるもの(大袈裟に言えば、主題というか)が必要だと思った。
でも、それに囚われ、縛られる気持ちも嫌だなと考えた時に、ふと、浮かんだのが「我家の庭に咲く普通の花便り」だったのだ。
自慢になるような植物や珍しい種類の花がある訳でもないが、親から受け継いだ「花が好き」というだけで集めた普通の花々が、四季折々、それなりに咲いてくれていたのが、良い材料となったし、その上にお手軽だし(案外、大事なんだよね)・・・という訳である。

とは言っても、さずがに暖かい当地方と雖も、冬の間は、花の数も少なくて、花が咲かないとブログが書けない・・・という新たな問題も出て来たりして、ま、性分と言うのは厄介な代物だと気づかされたりもしたが、咲いてくれた花を見ながら、あれこれブログの内容を考えるのも楽しい時間だった。

のに・・・どうした事か、今年は、次から次へと開花する花に、私の脳細胞が付いていけない・・・のだ!
かつて、花を見て湧き出ていた創造力が、まるで、活動していないのに気付いた。
他の問題に気を取られているのも確かではある・・・が、それにしても、こんなに創造力が落ち込んでいるとは・・・ちょい悲しい事。

 

ま、そんな訳で(まるっきし言い訳だよね)4月中に咲いた花たち(モッコウバラ・十二単・大てまり等々)には、大舞台を踏ませられなかったけれど、5月に咲き始めた花たちには、なるべく機会を逃さないように・・・という気持ちだけ(?)は持っている。
牛に牽かれて・・・ならぬ、花に牽かれて・・・脳細胞の活性化に努めなければならないなと実感の日々。

因みに冒頭の写真は5月3日撮影したものである。
その後にも、撮りためた花々の写真がずらぁ~と控えているけれど、月末までには、折角咲いた花を、一つでも多く、晴れの舞台に登場させてあげたいなァと思いつつも・・・ちょいと難しいかな?とも。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一つづつ「卒業」しようと・・・

2019-05-12 10:17:19 | この頃思う事

JR三島駅の傍に、お気に入りの「カフェ(名前が覚えられない)」がある。
三島駅から出かける際には、必ず、370円の「モーニング」を取る。勿論、値段とメニューとのバランスが気に入っているのだが、何と言っても一番は、窓辺から眺める大木(上部写真)に癒されている事。

 


 

急用が出来た為、自ら課した「掟」を破って、この連休の真っ只中(5月2日)に東京に出かけた。
何時も利用しているJRのサービス「ジパング」を使おうと思って、はたっと気がついたのは、ゴールデンウイーク中にはサービスを受けられない・・・という事だった。
いやいやいやぁ、最後のチャンスだったのに・・・
「ジパング」の会員になった10年前は、当初は頻繁に東京に出かけていたし、割引(3割)された額で、ちょいとした食事が出来る事がお得だと考えたからだった。
最近は、あまり出かける事もなくなって、何だか会費分の元を取らねば(2回東京に行くと元が取れる)・・・みたいな感じで、半ば、脅迫的に出かけたりしているようになっていた。
もう止め時かな?とは思いながらも、数年間、継続して来たが、今回(期限は6月末日)「もう卒業しよう!」と、決心したという訳だ。

 

先日、当地方が、突然、「雹と土砂降りの雨」に見舞われた。
我が東屋は、久しく雨樋の掃除をして無かったため(腰痛も一因)に落ち葉が詰まってしまい、屋根からは大河の如き流れを発し、まるで雨樋としての用を果たしていない状況となっていた。
そこで、重い腰(痛い腰でもある)をあげ、屋根に這い登り怪しげな足元を踏んばりながら、瓦屋根の上の落ち葉を箒で掃き、雨樋から枯葉をつまみ出し・・・この歳にしてする仕事ではないよな・・・と、つくづく感じながらも作業を終了した。
で、地面に降り立った時、下で見ていた姉に宣言した・・・「この仕事からは、今日で卒業する」ってね。

 

正直なところ、「ジパング」にしても、もう東京へは行かない訳でもないし、持っていれば使う事もあるだろうが、拘束感みたいな義務感みたいな・・・そんな気持ちに左右されている自分が面倒になり、自由でいたくなったのかも知れない。
「雨樋の掃除」に関しては、もうしない!・・・と、いう訳には行かないから、また屋根に這い上がる事にもなるだろうが、自らが・・・というより、他の方法も考えてみようという思いに至ったということかな?

 

こんなたわいも無い事ながら、一つづつ、卒業する(引退と言えないところが微妙なんだよね)方向に向かいつつある私の近況である。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「平成」から「令和」に代わる中で・・・

2019-05-03 20:09:40 | この頃思う事

「白藤」のふくよかな香りが庭いっぱいに漂い、人間も蜂たちも、十分、堪能させて貰った・・・今年、いろいろな植物の花付きが良いのは、何故だろうか・・・と考えるに、やはり、「大自然の為せる技」としか思い当たらない。大自然の恩恵に感謝の日々である。

 


 

 

4月30日「平成」の終わり、5月1日「令和」の始まり・・・日本中が狂喜乱舞しているかのような報道番組に、少し、当惑気味の私である。
まぁ、何時の時も、世間の風潮に乗れないのが私だから、この騒ぎように拒否反応が起こる事は、当然と言えば当然であるが、もう少し、文化的に成熟した大人らしい風格のある過ごし方もあったのではないか・・・なんて事も、思ったりしている。

 

それはともかくとして・・・10連休であるな。
もう数十年来、私自身は、正月休み・春休み・ゴールデンウィーク・お盆休みには、どこへも出かけず家で燻っている・・・という習慣を続けている。
とは言っても、既に、私は毎日が日曜日であり、365日連休を実践して十数年、ベテランの域に達し、10連休ごときで浮かれはしないが、これまた、日本中が狂喜乱舞しているかのようである。
この現象を見て、日本人の休暇の使いかたが未熟であるというような意見も出ていた。
つまり、国民の祝日に集中して休むのではなく、年次(有給)休暇を、もっと個人の都合に合わせ、有効に使える環境を作らなばならない・・・という事らしい。
私が勤め人だった頃の海外旅行は、所謂、連休を使わず、正月休みが明けた後とか夏休みの終盤とかの時期外れに、有給と土・日曜を連続して10日前後の旅をしていた。
その当時は、前例がない、自分勝手な行動を取る・・・等と、陰口もたたかれたみたいだが、仕事はきちんとこなしてあるのだから文句を言われる筋合いはないと強気で押し通しているうちに、何時の間にか、他の社員と違う時に、長期(と言っても10日程度なのに)に休暇を取るのが私だという定番が作られていった(その為に、休暇を取らないと海外へ行かないの?と質問攻めにあったけれどね)。

 

他人と違う事をするのは、実際、勇気がいる事だと知っているが、それでも、誰かが始めないと前例が作られない。
せっかく与えられた権利・有給休暇を、働く者としては戦略的に実践して、我が身に有効かつ意義のある形にして行って欲しいなと思う。
そして、会社(というより同僚社員かな?)と戦い続けた一社員として願うのは、渋滞や人込みに押されるのではない「真の休暇」を楽めるような世の中になってもらいたい・・・という事である。

「令和」の時代が、より成熟した日本に成長出来るよう、努力し続けてくれるくれる事を期待している。

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする