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IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

やぁ~、長い事待ちました!

2016-09-29 10:22:57 | この頃思う事

9月27日 午前10時10分の「酔芙蓉」

9月27日午後5時29分の「酔芙蓉」

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「酔芙蓉」の苗を友人からもらって4年?5年?それすらも忘れてしまっているが、なかなか、花を付けなくて、今年、咲かなければ処分しようか・・・と迄、思っていた。

その「酔芙蓉」が咲いた!
9月27日、午前6時52分から、午後5時29分迄、ほゞ、1日中、「酔うて行く様」を観察する。

首を長~くして、待ちに待った「酔芙蓉」の変わり様(ヨウ)をご堪能あれ!

 

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 9月13日 酔芙蓉の蕾

 9月26日 酔芙蓉の蕾   

 9月27日 午前6時52分

 9月27日 午前11時48分    

  9月27日 午前12時54分

 9月27日 午後1時27分  

 9月27日 午後2時41分

9月27日 午後3時56分  

 9月27日 午後4時10分

9月27日 午後5時6分   

 9月27日午後5時29分


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この後は、暗闇に包まれたので、撮影中止。
翌28日朝、再び、観察に行くと、花はもっと赤くなって萎れていた。
やはり、「花の命は短くて・・・」という事か。
この年、一番のイベントだった・・・疲労感あり!

 


 

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青空で~す!!

2016-09-27 17:18:07 | この頃思う事

    すっきりとした青空の下で、「彼岸花」がノビノ~ビしています

 


 

晴れ間が2日間続き、如何にしても、じっと引き籠ってばかりという訳にもいかず、重い重~い腰を上げて、草取りをする事にした。
午前6時、自転車に、農作業用具一式(普通の鎌と草刈鎌)を乗せ、「燃えるゴミ」を2つ持って、まず、ゴミ集積場へまっしぐら・・・で、ゴミ袋に名前が書いてない事に気づき、また、家にとって返し、再び、ゴミ集積場に行って、そのまま、畑に向かう。
毎度、こんな調子である。

もう、私の担当箇所は、「立葵」と「花しょうぶ」だけなので、その草取りである。
 
なのに、ともかく、怠けに怠けていたので、「草茫々」なのだ。
「草刈鎌」の活躍する場となって、最初は丁寧に、段々とイイ加減になり、最後は、普通の鎌で、バサバサと払うだけ・・・それでも、4時間かかった。
本当は、「花しょうぶ」の株分けまで終わらせたかったが、もう、胸は苦しいし、腰がまっすぐにならない。
後から畑に来た姉の、「無理をしないで終わったら?」という忠告に、待ってました!とばかりに、素直に従った。

  畑は狭いが、草の量は莫大である・・・拡大してご覧あれ!

 

 読まない積りが、何故か諦めきれなくて購入した本   興味があれば拡大してネ

という事で、「国歌を考えてみよう 橋本治」を読み始めたところ。
全部で204ページ、24日から読んでいるが、ただ今のページは58ページ・・・完読できるのか自信がない。
我がポリシーを冒してまで、本を読むか・・・と言うのは、来春20歳になる姉の孫に読ませようと思ったからだ。
先の選挙では、選挙権を持った若者の支持政党としては「自由民主党」が多かったらしい。
だからイケないと言うのではなく、果たして、その政党が行おうとしている政策を理解しているのだろうか・・・という疑念を感じた。
我家の孫にも、世の流れを、冷静に眺められる知識を持って欲しいと思う、年寄りのお節介精神からであって、まず、自分で内容を把握してからと思ったのだが、いやいや、把握するよりも、読むこと自体が大仕事(視力が・・・ね)なのだから、エラそうな事は言えない。

ま、孫の成人式迄には、まだ、すこし日もあるから、何とか、完読しようと思っている。
本来は、「完読する」ことでなく、内容を吟味し「勉強する」事なのだが、果たして、そこまでたどり着けるのか・・・



久し振りの晴れた空に、小躍りしながら、ちょいと働いた気分になっている。

 


 


 

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雨降りばっかりの日々ですが・・・

2016-09-24 11:02:02 | この頃思う事

   何故か、「ムラサキツユクサ」が好きです。「青い花」が好きな事も、理由の一つでしょうか・・・


 


朝方は曇り空だったが、午前10時頃から、雨が落ちてきた。

今週は、一日中晴れた日は無かったような気がする(メモしている訳ではないから、間違っているかもしれないが、雨ばっかりだったなぁ・・・という記憶しかない)。

雨の日が嫌いではないけれど、こんなに降り続くと、家中がカビ臭くなって(我家では、紛れもない事実!)、お蔭で気分が悪くなってしまうのだ。
そんな時の為に、安価な「お香」を焚き(香道では、正しくは聞くと言うらしい)気分転換を図るのだが、本日は「在庫切れ」。
姉に、お香が切れたと話す、「お線香なら、たくさんあるよ」と言う。
ま、私自身が、もう、お線香を焚いて貰っても不思議でない状況だから、それも良し・・・なのだが、「訪ねて来た人に、手を合わされそうだから遠慮するね」と、お断りした。
近々、鎌倉まで、買い出しに行かねばなるまい。

先日の16号台風の時、常には閉めない雨戸を閉めようとして(台風防御の為というより、背負った山から根元が腐った竹が、強風で滑り落ち、我家に直撃してガラスでも割れたらコワイので・・・)、敷居が腐っている事に気が付いた・・・といっても、半ば承知で放置していたのだが、もう、崩壊寸前に進行していた。
状態から判断して、イイ加減な対処療法では収まりそうもない。
しばらく眺めていたが、とりあえず、防腐剤でも塗りこんで置こう・・・という結論にした。
考えの底には、あまりこの家に手を掛けたくない(つまりお金を・・・)という気持ちがあるからだ。
もし、これ以上の進行があれば(かな~り、確率が高い)家が傾くかもしれないが、それまで、生きているかどうかも不明だし・・・と、マイナス思考に陥ってしまう。

そう言えば、先日、気分転換に・・・と、寄った店(常には寄った事が無い)の珈琲の不味かった事!それも、雨の所為?
これは、雨の罪ではないかもしれないが・・・でも、室内のスゴイ湿気も、美味しくない要因だよね。


こう長雨が続くと、思考も停止し、建設的な意見も出て来ない。
来週(25日から)には、晴れて、かなり暑くもなるらしいから、もう少し、前向きな対処をする気持に向くかも・・・と考えてはいる。



「ツユクサ」と名も知れぬ「野の花」のコラボレーション・・・こんな風情もイイですねぇ。


 

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私にしては、かなり悩んだ末に・・・

2016-09-20 11:40:39 | この頃思う事

   姉が管理している「オンシジューム」・・・今年は、皆に見て貰いたい程の出来だそうです。



台風16号は、現在、四国沖にあるそうで、我が町に影響を及ぼすのは、今日の夕方から明日未明になりそうだ。
今は、時折、雨が落ちてきてるが、台風を感じる程ではない。

そんな訳で、今日は、家を出ることなく、相変わらず、TVで、台風情報を見たり、DVDに切り替えたり・・・と、グウタラな時間を過ごしているが、時折、ふと、どうでもイイ事を考えたりもしている。

そう・・・こんな私でも、4、5ヶ月くらい、心が重くて、迷っていた事があったのだ。

私は、人から頼まれた事を断る事が出来ない性分で、ちょっと大変かな?と思っても、本やネットで調べたりしても、何とか恰好だけは整えて、依頼した人に答えてしまう・・・という、ま、無理をすると言えば無理をして来た。
で、数か月前、依頼された時は、毎度の如く、少し勉強すれば、何とか対応できると判断し、承諾した。
そして、4、5ヶ月間、一応、勉強を始めようという気持ちだけはあったが、何度も読み返してみても、全く、羅列された文章の意味を理解出来ないのだ。
だんだんと、不安になってきた・・・こんな状態では、最終的に、迷惑をかける事になる。
でも、落ち着いて、じっくり取り組めば、何とかなるかも・・・受けといて「出来ません」では、随分、無責任ではないか。
この繰り返しで、考えれば考える程、気持ちが重くなって、突破口が見つからない。
決断の期限は9月だと、自分では決めていた。

本来は、お会いして断りの事情(他の理由もあったので・・・)を話さなければならないと思ったが、決断を下したその日に、ともかくも説明をしたかったので、朝一に電話を入れた。
話してみれば簡単なもので、相手方も、様々な事から私と同じ気持ちでいたと言う。
この4、5ヶ月の思いは何だったのか・・・という気もするが、これも「世の習い」なのだろう。
多分、私が依頼されて断った初めての事だと思う(いやいや、以前にも断られたという方も有るかも知れないが、(私にとって)都合よく記憶には無いので、悪しからず・・・)。

台風情報を見ながら、この経過・結果を考えていたのである。
4、5ヶ月の苦悶(私だけだが・・・)は、どういう意味があるのだろうか・・・世に言うように、若い内には、悩むのも人生、勉強の内とはいうが、もう、私の歳では、無駄な日々だったような気がする。

 

今、急に思い立って、数年前に整理したアルバムの内で、あえて残した3冊のアルバムを、数年分だけ残して(ここ何年かは、自分自身の写真を撮る事も止めており、アルバムの枚数半分にも満たない)処分した。
数年分だっても、残す必要があるかどうかは怪しいが、思い悩む材料を、一つ減らしたのだと納得している。

 


 

 ミョウガ・秋茄子・さつまいものお天婦羅

書道のお仲間から頂いた「ミョウガ」を姉に頼んで揚げて貰った。
しかし、私、少々疲れて爆睡していたので、目が覚めた時には、お天婦羅が待ちくたびれていました。
でも、「野菜だけのヘルシー(?)揚げ」は、香りもよくて、美味しかったですよ、ご馳走様!


 

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しば~し、幽玄な時間を・・・

2016-09-18 06:05:26 | この頃思う事

「羽衣」を舞う八田達弥氏・・・氏曰く、静岡県民は「羽衣」を観なければいけないという「法律」がある・・・のだそうだ。
「羽衣」の舞台は、世界遺産指定された「富士山」の付属場所として指定された「清水・三保の松原」である。

  ←拡大すると「月」が観えますよ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

17日午後6時から、「願成就院」庭園で、「観月の夕べ・能とフルートのひととき」を堪能した。

「願成就院」というのは、「蛭が小島」に流された源頼朝が奥州平家討伐の旗揚げをした時、北条時政(北条政子の父)が、戦勝祈願のために建立したと言われている(北条氏の氏寺だったらしい)名刹である・・・と言っても、私自身、最近になってから、仏像好きな友人に誘われて知ったというテイタラクではあるが、この寺には、最近、国宝に指定された鎌倉仏師・運慶作の仏像があり、数回、拝観している。

我が市でも、「能」のミニコン(と言ってもイイのかしら?)は、年に数回、開催されているようだが、興味はあるけれど、なかなか、進んで観に行こうという気にはならないでいた。
今回の上演は、たまたま、最寄駅で電車を待つ間に目に留ったパンフで知った。
これが「縁」というのかも知れない・・・そう思い、早速に友人を誘ったら、二つ返事でOKを貰った。

 今日の雲の厚さでは、「観月」は無理なようだが、夏の名残と、少~し秋の香りがする木立の中で、ゆったりとした時間が過ごせた事が、「観月」がなくても、十分満足し癒されたと思っている。
勿論、上演後に友人とした「ワイン付晩餐(何の変哲もないフツウの夕食)」も含めて・・・である。

以下の写真をご覧くださって、何も言いません、しば~し、幽玄な世界を、ご自由に、お楽しみくださいね。

 

 


 

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観ました!「中秋の名月」です

2016-09-15 20:03:34 | この頃思う事

‎                2016‎年‎9‎月‎15‎日、‏‎20:01:43撮影

 

昨晩から、夜空を仰ぎ、「中秋の名月」を撮影してやろうと待ち構えていたのですが、デジカメの多機能な操作を、全く、覚えられません(否、覚えようとしないのですが・・・)。
だから、暗闇の中の写真は、この程度にしか撮れませんが・・・現物の月は、もっと、輪郭がはっきりして、明るかったですね。

肉眼で見る「中秋の名月」は、とても幻想的な輝きで、現実離れしていて・・・まるで、地球に近づく「未確認飛行物体」を思わせるようでした。



可笑しなもので、自分で企画した催しが、無事、終了したような・・・何とな~く、ほっとしています。
2日掛かりの、「観月疲れ」です。

 


 

 

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明日の「中秋の名月」は・・・

2016-09-14 17:15:38 | この頃思う事

   「シュウメイギク」が咲きだしました。静かに、秋は進行中・・・

 


 


今年は、9月15日が「中秋の名月」なのだそうだ。

このところの雨は、宵の口から明け方頃というパターンなので、多分、明日も、明後日も、そうなりそうだなと思っている。
今(14日午後5時過ぎ)、空を見上げたら、厚い雲に覆われていたから、せめて・・・と思う今夜の「名月前夜祭」も無理だろうな・・・

実は、「観月の夕べ」と銘打った「能とフルートのひととき」の催しが、17日、地元「願成就院・庭園」で行われる。
「願成就院」は、頼朝の奥州討伐を祈願して北条時政が建立したとされ、建立に併せて造られた諸像(運慶作)が、最近、国宝に指定された寺である。
私も、鎌倉仏(運慶)の切れ味のよい姿が好きで、時折、眺めに行ったりしていた。
そこで行われるという能(略式上演の「羽衣」)に興味をもって、早速、観賞を申し込んだ。

奈良や京都の有名寺院でコンサートなど上演しているのを聞いて、一度は体験したいと思っていたが、なかなか、関西方面まで行って観賞する程に熱心ではないから、今回の「ミニコン」は、丁度良い機会・・・と、飛びついたという訳であった。

寺院だという事に加えて、「中秋の名月(後だけれど・・・)」の元で観られるならば、遊び好きな私でも、希少な体験になろうと、ワクワクしているのだが、どうやら、雨が降りそうなのである(雨天の場合は本堂で行う予定)。
「雨人間」の私の事、十分あり得る事態なのだと観念しているけれど、やっぱり、晴れて貰いたいなぁ・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・

そう言う理由で、本日から、空を見上げて、神様にお願いをしているが・・・まさに、「苦しい時の神頼み」であり、ま、聞き届けられなくても“トーゼン”という事でしょうね。


   変形な花びらは、ビョウキなのかな?


 

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どんな「意思疎通手段」であっても・・・

2016-09-12 10:20:55 | この頃思う事

     
「玉すだれ」・・・Zephyranthes(ゼフィランサス):ヒガンバナ科だそうで、今頃になって、「サフランモドキ」と、同じ種類だったと知った・・・遅かりし・・・だが、知り得た事はイイ事よね。


 


パソコンを使うようになって、一番、変わったのが、「意思疎通」の手段である。

元々、何故か電話が嫌いだった(仕事では頻繁に使用していたが・・・)。
だから、以前は、簡単ではあったが、友人達には、葉書・絵葉書を出して、近況報告をしていたし、偶には、便箋数枚に、諸々の心境などをシタタメて投函してもいた。

しかし、「E-メール」を使う仲間が増え、日頃の連絡が簡単に済むようになり、おおよそすぐに結論が出る事が、私には、最適の「意思疎通」手段となったのだ。
そうは言っても、私の性格上、メール文書が簡単な為に、勘違いをされる事も多かったが、ま、分かって貰える人には分かるだろう・・・ぐらいの気持ちで、今でも、長い文書でメールする事は少ない(偶に、微に入り細に入り、述べる事もあるが、それだって、理解を得たかどうかは不明)。

ケイタイでのメールは、私にとっては、PCより面倒なので、尚、一層、短い文書になってしまう、「ありがとう」とか「了解」とか、その程度で済ませてしまう。
要点が伝われば良いし、誤解が生じたら、会って説明すれば良いという気持ちでもいる。
会う事もしたくないならば、それも良し・・・と、かなりの「唯我独尊的病」だと、自認している。
ただ、私も、時には写真という「絵手紙」で、近況報告をするが、なるべく、文章を書きたくないという怠慢の結果であることは言うまでもない(皆、承知の事?)。

そんな時、友人達から、素敵な絵手紙が送られてくると、思わず、にこっとしてしまうのは、随分、イイ加減だなと思うが、嬉しいものだ。
せっかく頂いた「絵手紙」も、ずっと保存して置くことが嫌なので、ブログに掲載して置くようになった。
見たい時、何時でも、ブログを開けば良いと考えている(個別カテゴリーを作ってもイイかも)。


 「年賀」も「暑中見舞い」も絵手紙の友人。

                        

この夏に、小中学時代の同級生から初めて貰った便りが、絵手紙だった。 

 

友人らには、これからも続けて欲しいが、私自身は、印刷でも手書きでも、全く、構わない。
元気でいる事を知りたいだけである。
今、ブログを書いていたら、「会おうよね」と、約束をしていながら、何となく会えないでいた友人から電話が入った。
高齢のお母様を抱えているので心配はしていたが、問題はあるもののお元気だと言う。


電話であっても、葉書であっても、簡単メールであっても、「意思疎通」が出来る事は幸い(出来なくなる事も想定内)だと思うので、大事にして行きたい。

 


 

「サフランモドキ」・・・雨予報には最適な花で、雨が近づくと、花が咲く。今年は、よく咲いたって事は、雨が多い?


 

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13歩半の豪邸?

2016-09-10 15:29:52 | この頃思う事

所謂、「ミニ薔薇」である。水遣りが面倒だから、地に植え替えたものだが、切り戻ししておくと、年に何回も花を持つ。
その切った茎をイイ加減に挿しておくと、根が付き、数株増やした。
その連鎖が面白くて、「挿し木」を止められないのである。


 


 

以前にも書いたかも知れない。
東京で住んでいたアパートは、入口(一応、玄関で・・・)から13歩歩むと部屋の隅に辿り着き、後、半歩で外(一応、ベランダに・・・)に出てしまう・・・という作りだった。
私は、それを「13歩半の豪邸」と呼んで、皆に話しをしていたのだ。
つまり、家とは言えない程の空間で寝起きして15年間も過ごした訳で、自嘲気味と言えない事もない。
でも、わたしが「豪邸」と評したには、別の理由もあったのだ。

その「豪邸」は、山手線最寄り駅から5分程度の距離の住宅街に在り、通勤には頗る便利な上、私の生活上、欠くべからざる喫茶店へは歩いて出かけられるし、公園、美術館、デパート、電気街(秋葉での、OA製品ウインドウショッピングが、やけに好きで・・・)には、定期券(通勤圏内)で行けたし、スーパーは、歩いて1分、その横には、所謂、地元銀座商店街があり、数十軒の小売店が軒を並べていて、日常の食料に事欠く事はなかった。
だから、私にとっては、「世間的豪邸」に勝るとも劣らない環境であり、「13歩半の豪邸」と評価したのである(世間的豪邸なる物には、お近づきが無かったので、実は比較は出来ないのだけれど)。

何故、今、そんな事を思い浮かべたのか・・・今朝7時、花壇当番最終日なので、ちょい念入りに、掃除と水遣り、花殻摘み等を済ませて、筋向いの「マック」で100円珈琲を飲んでいる。
初秋を思わせる風が、目の前に見える木々の葉を、やさしく揺らしている・・・

唐突に・・・幸せって、何だろうか?・・・と、思った。
喫茶店も美術館もデパートも地元商店街も無いこの場所を「終の棲家」と決めた以上、過去を追い求めず、今、ここの住み心地に満足感を求めなくては虚しいばかりではないか・・・。

そういえば、「13歩半の豪邸」では、窓を全開する事は無かったなぁ・・・と思いだした。
勿論、自分の庭など有りよう筈もない・・・でも、今、目の前には、自分が手入れをした花壇が見える。
そうか、これが幸せと言うのかも・・・と、かなり、こじ付け的ではあるものの、何となく、落ち着くところに落ち着いたなという気がして来た。
この日で2連チャンで「マック」に来ているが、店員さんが、トレイは要らないと言った私を記憶していたらしく、「トレイは要らなかったですよね」と、珈琲カップを手渡した・・・こんな対応に触れられるのも、この場所だからだろうなと思って、何となく嬉しい、まぁ、幸せと言ってもイイのかも。

因みに、現在の我が陋屋は長方形で、長い方が20歩、短い方が10歩だった。
13歩半よりはあるけれど、それこそ「50歩100歩」の世界なのである・・・嗚呼。


 


ピンクの「ミニ薔薇」も挿し木したものが大きくなったのだが、どうしてか、親木が見つからない・・・枯れてしまったのだろうか。

 


 

 

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どこか待っている自分に・・・

2016-09-08 07:58:17 | この頃思う事

  「秋海棠」と言う名称を思い出すのに、数日、かかった・・・かなりの重症か?


 


次から次と、台風の発生と襲来に、いささか疲れを感じている。
だからと言って、この場から逃げ出す事も出来ないのだから、ある種のアキラメは必要かもしれないと思う日々でもある。

今週は、4日から10日まで、花壇ボランティアの水遣り当番で、4、5、6日は、午前6時、朝食前に花壇に向かい、帰途にスーパーが開いていれば食料調達して、帰宅後、朝食を取り、洗濯をしている(お気づきの通り、掃除は、時折しかしない)。
しかし、一週間早朝出勤は、遊んでいる身であっても、かなり、辛いところもあって、前日には常には見ない「天気予報」などチェックして、怠けられる日を模索し、雨が降れば2日間は水遣りはしなくてもイイナ・・・と、取らぬ狸の皮算用的計算をしたりしている自分が情けない。

台風による直接的被害が無いと、人間というのは、こんな風にイイ加減な発想しかしなくなるような気がするが・・・いえいえ、これって、私だけの特異体質かも知れないなと反省はしている。

7日朝、昨夜から雨が降っている。
大手を振って休めるなとニヤ付いていたが、早起きしたのが何だかモッタイナクなって、そうだ!雨樋の掃除をしよう・・・と思い付いた。
ホース持って屋根に上がり、強力水圧をもって、雨樋に詰まっている枯葉(殆ど堆肥状態)を吹き飛ばし、一応、雨樋としての役目を果たせる環境に戻したが、まぁ、再び、堆肥状態になるのは、そう、遠くない・・・虚しい戦いなのだ。

それでも、気になっていた雨樋掃除も終り、本日のお仕事も無事完了とTVの前に座ると電話が鳴った。
ああ、彼女(先輩です)だな・・・と、思った通りで、久し振り!今日のランチでもどう?と誘われる。
私も、イイよ~と返事をした・・・つまり、どこかで、彼女からの誘いを待っていたのである。

ランチ(私には珍しくお肉が食べたくて、「ヒレカツ定食にビール付」を注文した。日頃の粗食に体が要求していたのだろう)を食しながらの話で、彼女の50年来友人達も、年と共に、友人達からのお誘いも少なくなって、出歩く事が無くなってきた。で、こちらから声を掛けるのだが、話がはずまなくて疲れてしまうと言うのだ。
彼女は外型タイプ(特に旅行好き)だが、音楽も好きだし読書もしているけれど、自宅では気分転換が出来ないらしい。
私も、出かける事が好きだから、誘われるのは嬉しいが、これだって、何時まで続くかは誰にも分からない。

何かを待つ、何かを期待する・・・悪い事では無いと思っている。
でも、自分から仕掛けて行かないと、何時の間にか、一人になっていた・・・何てことは、想像出来る。
彼女から、「なんとか渓谷へ行こう(スミマセン、イイ加減に聞いていたので覚えていません)」と誘われた。
有名な「寝覚ノ床」より奥にある、それは美しい渓谷なのだと言う。
また、彼女曰く、「美しいものを発見すると、それを独り占めしないで、みんなで楽しみたいから」誘うのだそうだ。


彼女の生き方に触れらた喜び(否、感謝か)を、じっくり思い直している。

         

 写真左:雨樋から吹き落した枯葉 
 写真中:今年最後になった我家で生産した茄子の糠漬け 
 写真右:今年の夏、私が食した最初で最後のトウモロコシ(自家もの)・・・・夏も終わりのあれこれでした。

 



 

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