迷走台風10号は、東北地方に上陸し、北海道を抜けて行ったようだ。
日本列島の位置からして、台風からは逃れられない宿命と諦めているが、それにしても、その度ごとに、見舞われる災害(多分に人災的な要素もあり)に、ホント、これこそ、最先端技術で何とかならないものかと、思ってしまうのは、自然に対する「傲慢」な振る舞いなのだろうか・・・
しかしながら、古にも記されているように、
・・・野分(のわき)のまたの日こそ、いみじうあはれにをかしけれ(枕草子200段)
であり、台風一過の爽やかな天気は、何なのだろうと思う。
荒れ狂った「自然」が見せる、その後始末の「妙」に、ただただ、恐れ入るしかない。
ところで、「葉月(8月)」も、もう最終日となった。
中旬からが早かった・・・気がする。
ちょい体調を崩し気味なのか、動作が鈍くて(体重増加だから?)、何をしても捗らない。
今日(31日)は、書道教室部外展示の「ミニギャラリー」を、午前10時に閉設する日だった。
展示会場のすぐ前にある店舗に用事があったので、ついでに済まそうと、午前9時に家を出た。
たっぷり時間はあると思ったけれど、用事に手間取って、展示会場に着いた時には、みな、片づけられていたのだ・・・ゴメンナサイ!怠けるつもりなんて・・・勿論、有りませんでしたよ。
こんな具合で、どうも、きっちり始末が出来ないから、気持ちもすっきりしない。
明日からは「長月(9月)」である。
ここで気持ちを切り替えて行かねば、また、だらだらと終わってしまいそうだ。
2日は、「写真展」観賞で東京に行く。
暑いだろうなぁ・・・いやいや、天から与えられた爽やかな季節を、十~分、楽しんで来よう。
※ 秋だから、少し、文学的な気分になって、「万葉調」を気取り、遊んでみた。
若かりし頃、一心に読みふけった「紫式部」も「清少納言」も、何時の間にか、精神的にも遠~い人となっている。
今年の「ムラサキシキブ」は、実の付き方が良くて、秋が深まれば、もっと良い風情を見せてくれそうだ