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IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

本年も押し詰まりましたねぇ・・・

2015-12-29 21:29:00 | この頃思う事

ようやく咲き始めた「水仙」ですが、日当たりの関係で、茎がヤワなので、風の耐久性がなく、よく倒れてしまうのです

 


 
いやぁ~、まるで気絶でもしていたかのように、一週間も、ボ~ッと過してしまっていました。
もう、今年も既に、12月29日になっているのですよね。
音信不通でゴメンナサイ!

ここ数日、深く考えているでもなし、かと言って、目覚めてもいない状況で、この一年(昨年12月から本年12月迄)を思い浮かべていました。

昨年12月始めに母を送り、12月末には友人のお母様が急逝し、正月には別の友人の御身内が亡くなり、4月には、ちょっとした行き違いで友達と決別し、5月には同級生遊び仲間の思いもよらない逝去、続いて7月にも、再び同級生を亡くし・・・母の死に目でさえ、淡々と、見つめていられた私でも、さすがに、心が挫けてしまったのです。
不安定な気分が、またまた、疑心暗鬼と自信喪失を呼び、数か月間、ホント、苦しく無気力な日々を過ごさざるを得なかったのでした。
そして、11月・12月と、相次ぐ遊び仲間の病気と怪我・・・ダメ押しを喰らったような思いでした。

そんな日々でも、友人達にも助けられて、漸く、前を見る余裕が生まれてきました。
師走のこの時期、世間の皆様が忙しく走り回っているのにも係わらず、師走とは係わりのない時間の中で生きています。
でも、何もしないで引き籠っていた訳ではないのですよ・・・念の為ですが・・・それでも、あれこれと動いていました。
12月初旬に植え替えた花壇の様子を見に出掛け、偶々一緒だった友人と、花壇周りの落ち葉掃きをしたり、亡くなった友人のご家族に会いに行ったり、私扱いである唯一の農産物、九条ネギ畑(と言う程の面積は無し)の草取りもやり、そうそう、暫く、中止していた我家の庭の落ち葉掃きもしたり・・・ま、たいした仕事ではないですが、一応、動いていたのですよ。

働き者では無い私が、何故?とお思いでしょうね・・・そう、何だか、再び、気分が沈み込む予感がしたのです。
すべてから解放されて、余りにも、足や手を引っ張られる感触の無さに、自分自身が捉えていられなくなりそうだったのですね。
少しだけ(たくさんでは、もう無理で・・・)目的を見つけようと努力をしているつもりですが、何故か空回りしている気がするのです。

もう、今年は、これで良いとします。
来年(鬼が笑うっていいますよね。でも、どうして笑うんでしょうか?後で調べて見ますね)には、歯車の調整をしながら、多少でも、噛みあえるものを探そうと思っています。

今年は、本当に、皆様にお力を頂き、ブログをしていて良かったぁ・・・と、心から感謝します。
これからも、よろしくお願いします・・・皆さま、良いお年をお迎えくださいね。

 

  

 友人も掃除をしてくれた市民会館前花壇です・・・来春には、もっと、華やかになるでしょう








 

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「苔庭」で、晩秋を愛でて・・・

2015-12-22 10:14:20 | この頃思う事

  

黄色の「千両」も、今が、丁度満開(と言うのでしょうか)で、こちらも、正月用活け花までは、持ちそうもない気がします

 


 

2日掛かりで、年賀状を仕上げました。
どんなに素晴らしい出来栄えか・・・と、勘違いされてしまいそうですが、全く、手抜きに手抜きを重ねたものなのです。

「おもて(宛先)」と「うら面」はPCで印刷しました。
「うら面」に少しコメントを書こうと思い、とりあえず、一日、保留して考えを纏め(ではなく、やる気に追いやるために)て、翌日、1年に1度しか使わない「万年筆」を取り出したところが、「インクが出ない!」のですよ。
う~む・・・買いに行くのも面倒だし・・・ボールペンにしようか、はたまた、細いサインペンが良いか・・・半日、考えました。
要するに、書きたくない訳で・・・

午後、「PCでの年賀状の作り方」を教えている(殆ど私が作るのです)友達から、作成教授日時を知らせてきました。
これも、気になっていた案件で、日時が決まれば、もう作業の半分は終わった気分になって、安心できるのです。

で、何だか、気が楽になって、我が年賀状の仕上げをしました。

とってもバカげていますが、こんな事でも、一つ一つ、完了してしまうと、とても、解放された気分になるのですね。
そうなると、周りの景色も変わってくるのです。
今朝は、毎度の「落ち葉掃き」を、半ば、寒さ対策の運動のような気持ちで、のんびり、気楽に済ませ、晩秋(まだ初冬というには暖かすぎるような・・・)の風情も満喫できるのです。

そうそう、月2回しかない「書道教室」で、12月は一回欠席したので、次回に向けて、少し、筆慣らし(生意気な発言ですが、筆も持たないと感覚がオカシクなるのです)に、少しだけ予習(否、前回のお手本を書いたから復習?)をして、自己満足に浸っていたのです。
それも、今朝のいい気分の原因かも知れませんね。

 


 

   

我家の東側は小さな里山(それも、荒れ果てた竹藪)で、絶え間なく散る落ち葉にうんざりしているのです。
でも、今朝の苔庭(単に日陰に苔だけが元気という場所を、半ば、自嘲も含めて、そう呼んでいます)に舞い散っている「もみじ」に、ちょいと感動したのですね・・・昨日とは変わらない落ち葉なのに、人間(私だけ?)は、心のまゝに、勝手な事を思うのです。

 


 

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師走らしい一日も・・・

2015-12-19 15:05:29 | この頃思う事

   11月14日撮影:今年の「千両」はヤマドリのお目こぼしか、しっかりと実を保持しています。


              


  大根一本を、イイ加減サイズの千六本に刻みました

 

全く、お正月を迎える気分も無く、日々、何をするでもなく過ごしていますが、ここに来て、漸く、「年賀状」を書く気持ちになってきたのですね。

それで、年賀はがきを調達に郵便局に向かいました。
何時もとは違う郵便局で、サービス品として「キッチンタオル(少々)」と「フリーザパック(小)」「ナイロンタワシ(1個)」貰いました。
私としては、何時のも郵便局での「ポケットティッシュ」の方が便利なのですが、まぁ、師走ですから、何時もと違ってもイイわな・・・と思いました。

「筆グルメ」を起動させ、まず、宛名から印刷に掛かろうかとして、ハタっと思い出したのが「喪中のお知らせ」で、そうか、チェックをしなくては・・・と、中止しました。
何か気を削がれて、「住所一覧表」と「喪中ハガキ」を並べたきり放置してしまいました。
そんな事が昨日で・・・

今日、さてと始めようかとPCの前に座りプリンターの電源を入れて、そうだ、インクが終わってしまいそうなんだと気が付いたのですね。
午前中は寒いので出かけたくないから、午後、やっと、重い腰を上げて、インクを買いに出かけました。
量販店でインクを見ながら、「百均」でネコ除けに使えるものを見て行こうと思いついたのですよ。
そこで見つけました「フラワー猫よけマット」。
あるものですねぇ・・・百均はスグレモノだと実感です。

家に戻ってから、手作り中の「干し大根」を日当たりのよい場所に移動し、花畑には「猫よけマット」を敷いて、ついでに、庭に溜まっている「落ち葉掃き」もしました。
これで、もう、師走の仕事は終わったような気が・・・あぁ、そうそう、肝心の「年賀はがき作成」は明日に順延です。

怠け者の師走は、ま、こんな程度なのですから、全く、どなたの参考にもなりません・・・ゴメンナサイです。


百均で調達の「猫よけマット」も、しっかり、設置しました 

 


 12月11日撮影の「千両」:お正月まで、後、2週間あるが、正月用の活け花にも使えるかも・・・無理かな?

 


 

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大根三昧に飽きて・・・

2015-12-17 13:02:08 | この頃思う事

我家の「ドウダンツツジ」は赤く紅葉しないで、黄色になって落葉してしまいます・・・真っ赤なドウダンツツジに憧れているのです

 


 

我家の畑でも「大根」が豊作となり、日々、大根料理(この日はブリ大根)ばかりで・・・・

              その次には「イカ大根」にしました。    

その上、副食に「大根味噌汁」と「糠漬け大根」を添えて、もう、大根漬けな毎日なのですね(続ける私もクレージーなのです)。

    
    (余談:パンフに載っていたインドの世界遺産(6ヶ所共)は、一応、観て来ていたのですが、殆ど、忘却の彼方・・・なのです)

そんな時、友人からランチの誘いがきました。
もう、一も二も無く、「タンドリーチキン」が食べた~いと叫んだのですね。
そう、ずっと、「タンドリーチキン」に飢えていたのです。
以前から、気になっていた「ナマステ」というインド料理店に出向きました・・・タンドリーチキンの鎮座したランチセットで、一息つけました。

満足して帰宅しましたが、朝方採ってきた大根2本を前にして、さて、どうしたものか・・・と、しばし悩み、結局、「切り干し大根」として処理する事に決定しました・・・必ずしも、食さなければならないものでは無いのですが、捨ててしまうには、何故か、大根に申し訳ないような気がするのですね。

そんな訳で、12月17日は、朝から、大根を千六本に切ったのです・・・この作業、案外、腰に来ますよ、う~んな状態です。

 


 

 日々舞い散る「もみじ」には無い、真っ赤な色が、我が貧弱な盆栽(自然に実生した5センチ丈の「もみじ」)に見せてくれています。

 


 

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36趣味(酒味)の会・手打ち蕎麦教室で忘年会!

2015-12-15 09:15:04 | 三六趣味の会便り

      

 

12月14日、今年の36趣味(酒味)の会も最終行事となりました。

蕎麦打ち教師は、毎度のMKさん、生徒は、ただ腕組みをして見ているだけのSTさん、SMさん、TKさん、UYさんに、ちょっとだけ実地体験したOTさん、それに後から馳せ参じたSFさん、お世話係の私の計8名でした。
忘年会も兼ねていたので、少し寂しい参加者数でしたが、今年先急いで逝ってしまったKIさんとSUさんを偲びながら、この1年を締めるに相応しい良い時間を過ごせたと思います。
体調を崩したという他の仲間の皆さんのご快復と復帰を願い、来年もまた、楽しい経験が出来たら・・・と、皆で語りました。

今回の手打ち蕎麦は、北海道産蕎麦粉を使用した「二八蕎麦」だと先生(MKさん)が言ってましたが、自分では出来ないので、手順を、一生懸命、撮影しましたので、是非、お試しください(尚、ご質問は先生に・・・ね)

      

また、「新春36新年会」でお会いしましょう・・・では、良いお年を・・・(報告:YTです)

 


 

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気鬱気味でして・・・

2015-12-13 11:08:39 | この頃思う事

                 

先日の大風で、庭いっぱいに舞い散った落葉の発信源たちをご紹介します。
とりあえず、欅(かなぁ?)は丸坊主になり、ただ今、もみじが行動を開始し、相変わらずの竹は、年中無休なのです。

 


 


雨の所為でしょうか・・・何とな~く、気分が晴れません。

昨日は、関西に住む友人が、お里帰りした(お母様の命日で墓参とか)帰り道で、1年振りに会いました。
あれこれと、次から次へと話が出てきて、3時間余り、話し続けたのです。
独身時代には想像も出来ないくらい積極的な生き方をしている友人に、多分、初めてではないかと思うくらいの羨望を感じました。

近くに住む友人に、採りたて大根を上げたところ美味しかったというので、また届けたのですが、大根の真ん中が固かったので手間が掛かったとか言うのです・・・私の所為なの?・・・と思いましたが、黙って聞いていました。

帰宅すると、市のある協会の幹事さんから、会議に代理出席依頼の手紙がきてました・・・私の仕事かしら?・・・と、またまた思いましたが、受けました。

翌朝、我家の子猫が、先日、花を植えたばかりの花壇をトイレに使っていたので、飼い主(姉です)に、きちんと排泄を躾けてと言いますと、自由に出歩くから仕方がないと反論するので、猫の排泄躾は、そう難しくないと聞いているよと言ったのですね。
飼い主(姉です!)は、ぷぃと、怒ったように「どうも悪かったね、これから気を付けるから・・・」と答えたのに、今度は、私がムッとしました・・・私が怒られる事?
とは言っても、私は猫が好きでないから、過敏な反応をするのです、それは認めます。

 

と、まぁ、その他諸々、どうでも良いような事が重なって、何だかとてもイライラしているのです・・・馬鹿げていますよね、この感情の原因は私が「変」なだけのです。
多分、雨や強風の為に、落ち葉で埋まった庭の掃除が出来ない事が、イライラの第一原因だと、自己分析しました。
音楽でも聴いて、少し、気持ちを転換します。

 


 

もみじの今年の紅葉は、さほど綺麗ではありませんが、他の落ち葉よりもカラフルなので、掃除する時には、多少、楽しめますよ。


 

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市民会館前花壇冬季植替えボランティア

2015-12-10 19:58:09 | 三六趣味の会便り

 

  36趣味の会担当花壇                                      商工会女性部担当花壇

 

ボランティア活動をしている市民会館前花壇の冬季植替えがありました。

土や肥料を漉き込む作業をシルバー人材センターに依頼する事になった為、夏季に植えた花の片づけをする旨、通知があったのは、11月29日でした。
急遽の指示だったので、参加出来たのは2名、でも、1時間内で終了。

12月10日、植替え指定された日ですが、何時も参加してくれる仲間達の都合が付かず、とりあえずは、1人だけ確保出来たのみで・・・いろいろ考えた結果、最悪の場合1名でも、時間を掛ければ、何とか作業を完了できるだろうと判断したのです。
でも、再度、参加依頼をしたところ、何とか1名だけ都合つけてくれました・・・それも、体調不良だが、様子を見て参加できるようにするというのですね。
それで、少し、考えました・・・もう、私たちの活動も限界にきたのか・・・と。
当初、このボランティアに参加したいと申し出た時、我らが仲間は、後継者がいないから、出来なくなったら辞退しますと告げてありました。
だから、何時かは辞退する時期が来ることは、それこそ、想定内なのですが、それを何時にするかは、はっきりとは、決めかねているのです。


10日には午前6時起床し、もしかすると1人で作業という場合を考慮して、作業開始は午前8時からなのですが、午前7時に現地に向かいました。
開始までの1時間で、花壇の土を均し、植え込み用に畝を作って、花が届いたら能率良く、端から土を寄せて行こうと思った訳ですね。
準備が整い、後は花の到着を待つだけだった時、もう1人の仲間が来てくれたのです。
「おはよう」「ありがとう」の挨拶で、彼女が鼻声なのに気づき、無理をさせてしまったのではと、申し訳なく感じました。
でも、2人で作業したお陰で、順調に植込みが出来て、商工会グループに遅れることなく作業終了となりました。
本当に、ありがとう・・・なのです。

2人で珈琲タイムを取りながら、話し合いました。
「もし、この活動が無理ならば、辞める方向も考えるから」という私の意見に、「まだ大丈夫だから、もう少し続けられる」と有難い言葉を貰い、気持も持ち直してきました。

基本的に、無理はしたくないのです。
しかしながら、活動には参加してない知人・友人からも、「花壇の前を通る時、必ず、観てしまう」と聞かされると、何となく、嬉しくなってくるのですね。
もう少し、続けられたら・・・と思っていますが、ご意見、ご希望があったらお聞かせくださいね、検討したいと思っています。

 


 

お知らせです・・・AHさんの写真集・東京シリーズ2作品(写真:左)    新刊中の1ページ(写真:右)

 

東京に住むAHさんから、新刊の写真集「東京・愛犬日和」が届きました。彼らしい、ほのぼのとした暖かい写真集ですよ。


 


 

 

 

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TKさんからの投稿・・・「伊豆の富士山」

2015-12-09 09:54:15 | 三六趣味の会便り

[写真と文:TKさん提供]

    (写真1)大瀬から井田方面へ少し上った付近からの「大瀬岬と富士山」

 

富士山シリーズ第2弾です。

たまたま通りがかって撮りました。
伊豆に生まれて、富士山を眺めて育ち、「富士の御山は伊豆から撮れ」と、勝手に決め付けております。
富士山に関しては山梨県には負けたく思いが自然に湧いてきますね。

他県の方にとっては、どうでもいい話ですが・・・
テレビ番組でも富士山の「静岡」「山梨」対決の放映(2回放映?)がありました。
その時は、「山梨」が優勢だった気がします。

そこで、チョッピリ伊豆の広報活動をして、応援します。
「写真1」の細長い半島は大瀬崎(おせみさき)と言います.
大瀬崎には神社があり、そこに真水の池があります。
なぜ真水なのか、いまだにナゾです。
海と富士の見える景勝地で、ダイビングスポットでもあります。
伊豆へお越しの際、是非、お立ち寄りをお勧めしたい所です。
撮影場所では、ちょうど駐車に適した場所にあるガードレールに接続の、ポールを利用してガードレールに上り撮りました。

重装備を駆使して、イノシシなどの野生動物をも気にせずに山中に入って行けるなら、日本一の富士山を撮れるかも???
技術と体力、それとチャレンジ精神を持っていればですか・・・ああ、若ければなぁ・・・


あ、富士山とは全く関係ないですが、私にとっても、今や、PCは必需品ですから、PCのOSをWin7からWin10へのアップグレードを検討してみました。
でも、Win7からだと、少し、注意が必要かもですね、色々と。
現行OSを使い続けたい方は、現行のOSのupdateを実行しないとヤバクなりそうな気配あり・・・ついでのお知らせです。

尚、下記サイトが参考になりますから、興味のある方はどうぞ。
         http://jpita.jp/pc/index.php?20151109

 

        (写真2)井田・明神池の上近辺から観た「富士山」

 


 

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母の命日に想う・・・

2015-12-07 09:08:05 | この頃思う事

 

  母の生前に、叔母(母の妹)から贈られた「シクラメン」は、何とか、一年、持ちこたえましたが、花の咲き具合がイマイチで・・・

 


 

毎日新聞 12月5日付 「身じまい」のおと(滝野隆浩社会部編集委員)から・・・伊豆の花抜粋

「在宅ひとり死」という選択

女性学・ジェンダー研究の第一人者、上野千鶴子・東大名誉教授が最近、「在宅ひとり死」を提唱しているらしい・・・先月、講習会があったので聴きに行った。
・・・先生はまず、「一人で死んでも孤独死と呼ばれたくない」と訴える。
いま高齢者の単身世帯は2割強で、同じく夫婦世帯が3割。夫婦はいつか死別するから「単身予備軍」である。ならば、日本は「高齢者おひとりさま」世帯が半数の社会に近づいて行く。
・・・本当は多くの人が「死ぬのは自分の家で」と思っている。しかし、実際は施設に入り、そしてそのあと8割が病院で亡くなっている。
・・・「在宅ひとり死」の条件について、上野先生は
① 本人の強い意思
② 介護力のある家族の存在
③ 利用可能な医療・看護・介護サービスが近くにある
④ あとちょっとのお金
を挙げる。
・・・「親と同居すべきですか?」と質問を受けるという。先生は決まってこう答える。
「同居はしないで、仕事も辞めないで。自分の家で逃げも隠れもできず、家は介護職場になってしまう。フルタイムでなくていい。家族はパートタイムでいいじゃないですか!」(以上抜粋)。

 

12月7日は、母の命日であり、母亡き一年が過ぎた(一周忌法要は先月に済ませた)。
私は、両親の存命中であっても、親孝行など無関心で(と言うより、親不孝の見本になりそうな)、両親亡き後も、とりわけ、供養などもしなでいる人間である。
まぁ、褒められるような人間ではないと、自覚はしている。
そんな人間だけれど、「身じまい」と言ってもいいかもしれない「終活場所」の大多数が「病院」であることに疑問を感じていた。
父は病院の都合(と、今でも、そう思っている)で、家の近くに入院したのに、遠くの病院に転院させられ、そのまま亡くなった。
その理不尽さ(?)に、母の時は、何が何でも家で終末を・・・と、頑なに、決めていたところがあったと思う。
火事が不得手(嫌い?)な私は、仕事を持ちながら母の介護をすることに不安を感じて、仕事は辞めた(その事に未練はない)が、適当に遊ぶ時間も作って、介護そのものに入れ込んだり悩んだりする事はなかった(上野先生いうところのパートタイマー的な気分だと思う)。
それを実践するために、「私は、絶対、母は殺さない」と宣言し食事と身の周りを人間並みにするとして、「優しい」だとか「痒い所に手の届く」という介護は、他の人にお任せした。
随分、身勝手な人間だったかな?とも、今にして思うけれど、それが私にとっては良かったのだとも、確信している。

ただ、「自宅で看取る」ことの(敢えて言うと)困難さは、後遺症のように残っているのだ。
その一つが、「死亡診断書」を書くには、通院をしていないと「検視」を必要とするという事だった。
月一で「薬(これにも、ちょっと疑問も・・・)」を処方して貰っていたが、最後に近づいて来た頃には、母は、病院どころか、起き上がることも嫌がったので、通院していなかったのだ。
介護施設にも、常勤の医師が居なかった。
私は、「検視」が、法律上、必要というならばそれもあり・・・と覚悟もしました(結果的には、医師の往診を受けて検視はなかった)。
こんな事が、8割が病院で亡くなるという一因でもあるのかも・・・と思ったりします。

たまたま、母の命日を前にして、「在宅ひとり死」の記事に接し、なかなか自由に話せない私の思いも、「話せば分かる」ではありませんが、理解を貰えるかも知れないと考え始めています。

 


  

    貰った時は一鉢だったが、株を2つに分けて植え替え、それぞれに花が付いたけれど、冬を上手に越せるかどうかが勝負なのですね


 

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突然のお誘いで「紅葉観賞」に・・・

2015-12-04 11:04:33 | この頃思う事

 

 

 「天城ふるさと広場」は、訪れる人も少なく、静かな雰囲気の中で、の~んびり、赤アリ、黄緑アリの「紅葉観賞」が楽しめる所です

 


 「西伊豆・松崎海岸」で、朝からの雨もすっかり上がって、爽やかで穏やかな海に憩う(今日は富士山が見えませんでした)

 

12月3日、寒いし、朝から雨も降っている。
一昨日の「鎌倉散歩」で、足腰がキシキシ悲鳴を上げている(ちょい高さのあるヒールの靴だった)ので、本日は、グタグタと過ごすつもりで、PCの前にドカッと坐って、皆様のブログなどに没頭していた時、突然、固定電話が鳴った。
受話器を取り上げると、聞きなれた友人の毎度の如くの「ねぇ、今日ヒマ?」の声が飛び込んだ。
「まぁ、ヒマだけど・・・どうした?」と、私も、毎度の答えである。

こんな訳で、足腰に「喝!」を入れて、友人の車に乗り込んだ。
「雨も上がるらしいから、天城山に紅葉を見に行こうよ」と言うから「今年はセイセイと紅葉観賞してないから行ってもイイよ」で、もう、まっしぐら・・・なのですね。

国道136号線を「天城湯ヶ島」迄、更に国道414号線で天城越えして「河津」に、県道に入って「西海岸・松崎」に抜け、再び、国道136号線に乗り、「土肥」から「天城湯ヶ島」に戻って帰路に着く・・・という伊豆半島ほゞ半周の紅葉観賞ドライブを満喫してきた。

そのドライバーさんは、私より、ずっと先輩なのだが、何よりドライブが大好きで、免許証を返納する(近々の腹積もりだそうで)前に、アチコチと出かけておきたいという、バイタリティ溢れた人なのだ。
天城山中の紅葉は、さすが、手付かずの自然の中のこと、綺麗も綺麗だが、むしろ、赤や黄色に緑というダイナミックな景観を、十二分くらい、堪能出来た。
それ以上に良かったのは、ま、二人とも無事で帰れた事かな?こんな事をいうと、友人に叱られてしまいそうだが・・・

  

松崎では、「金箔付金目煮つけ定食」を頂き、この町に来たら絶対寄りたい喫茶店(店名を忘れました)で、珈琲を味わい(木製のスピーカーからまろやかに流れるジャズに聴き惚れながら)、「満足満足!」の一日だったが、やっぱり(案の定?)、足腰は4日になっても、キシキシ、ヨタヨタなのですね・・・本日は、ゆっくり休みます。

(お詫び:お気に入り喫茶店の写真を撮り忘れたので、掲載の写真は、ずっと以前のものなのです。
        今回の活け花は、「萩」ではなく、「ムラサキシキブ」や「イズセンリョウ」等でした。花瓶は紹興酒の甕だそうです)


 

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