IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

こころを癒す「小さな花壇」

2014-11-29 22:05:35 | この頃思う事

咲いている花が無くなった花壇に、「ベゴニア」が、ひっそりと、白い花を付けていた・・・何となく、気持が引き締まる


 

偶々、見ていたニュースで、東日本震災の被災地で、ことごとく流れ去った家の敷地内に、ボランティアで「小さな花壇」を造っている人を紹介していた。
亡くなられたその家のご家族の写真を見て、同じように見える顔型の花壇を造ったと言う。
ご遺族の方が、その花壇を眺めて、心を癒し、前向きな気持ちになられたのだそうだ。

それは、本当に小さな花壇だった。
海岸から拾い集めたのか、河原からなのか、丸いコロコロした石で花壇を囲み、その中に、タイルのようなもので顔かたちを作ってある。
そして、顔に寄り添うように、花を植えてあった。

不覚にも、胸が熱くなり、涙もこぼれそうになった。
決して大がかりな援助ではないけれど、確実に、相手の心に届いている事に感動すら覚える。

私も、ここ2年かな?、仲間たちと、「花壇管理」のボランティア(というのも恥かしい位些細な)を続けている。
称賛の言葉を貰いたいのでは無い・・・でも、もう少し、反応があるだろうという期待は持っていた。
「お手伝いさせてください」という申し出があれば最高だが、そこまで行かなくても、せめて、この花壇にゴミを捨てないで、もし、落ちているのを見たら、拾ってくれても良いだろうに・・・と、ついつい、愚痴が出てきてしまうのが、最近の私だ。

被災地での「小さな花壇」を拝見し、我が心の卑しさを痛感した。
自分自身が楽しめれば、それが最高、他に期待はしてはいけない、初心忘るるなかれ!

若しかして、こぼれそうなった涙は、我が身を恥じたのかも・・・目を覚まさせてくれた「東北の小さな花壇」であった。

 我家の孫娘が造った「洋風箱庭(?)」

ま、褒めてくださいと言い難いので、「なんと芸術的な・・・」と感じて頂ければ・・・ね。
おばあちゃんは癒されているようですよ。

 


 

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今年も、近場で「紅葉狩り」

2014-11-27 18:19:31 | この頃思う事

 

朝9時には、雲一つない、裾まで真っ白な富士山が見えたが、カメラを忘れてしまったので、次回に、先送りにした。
公園から、遥か彼方に富士山が、かなりくっきり見えるのだが、残念ながら、裾の方には雲が漂っている。
一応、ケイタイで撮ったが、ズームにしてもこの程度である・・・やはり、富士山を撮るなら、我が町(伊豆の国市)が良い(身贔屓です)。


 

書道教室の日。
毎度の如く、お勉強よりランチタイムで、新たに見つけた「お食事処」に行く予定だったのを、「紅葉をみたいね~」で、急遽、行先変更、「修善寺公園」に向かった。

「修善寺公園」は当地の隣、伊豆市にある。
我らが小学生時代には、遠足で出かけた場所だ。
だから、ちょいと軽~く見がちで、最初は、「綺麗だと言っているから、とりあえず、行ってみる?」てな気分で出かけた。
が、以外も以外、ホントに綺麗なのだ・・・誰かさんではないが、「感動した!」
それから、時々、訪れるようになった。

公園近くの駐車場に入ると、結構、車が止まっている・・・「伊豆」ナンバーばかりではなく、「横浜」とか関東方面のナンバーも見える。
どうして、こんな場所を知ってるのだろうと思ったら、友人曰く、TVで「今が見ごろ」と放映していたそうな・・・
地元に居ても、それ程関心はないのに(というのは私だけかも・・・)、「そう、紅葉の名所なんだぁ」と納得したが、TVの力は偉大なものと、あらためて思う。

で、肝心の紅葉は・・・ご覧のとおり、ちょっと、過ぎた感じかな?
去年だったか、強風のために何本か倒れてしまったので、さっぱりとした風景になっていたが、それも、仕方がない事なので、素直に受け入れる。
多分、若木も植樹しただろうから、何年か後には、素晴らしい紅葉のトンネルが見られるかも知れない。
ま、私には、その風景を見るのは、無理だろうな。

てな訳で、「お食事処」変更「紅葉狩り」も、十分、楽しんで来た。
しかし、次回の書道教室では、絶対、「お食事処でランチ」にしようね・・・と、皆と約束をした。



  

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TKさんから・・・「富士山絶景スポット案内」

2014-11-25 17:34:07 | 三六趣味の会便り

 

[写真と文:TKさん提供]

 

さて話は・・・・あるんですねぇ、伊豆の「富士山絶景スポット」。
 
伊豆からの「富士山」を撮りました。
良く取れたと、勝手な思い込みで画像を送ります。

以下は、私の個人的感想・自己満足の世界です。

たまたま発見しました、富士山絶景ポイント。
ご覧ください。

参考として、今回の撮影場所のヒントをお知らせします。
良かったら探索してください。

ヒント: 一つは、戸田峠近くの「金冠山頂上の直下付近」です。
     金冠山の頂上も素晴らしい景色、伊豆で一番かも知れません。
     

     もう一つの場所は、戸田峠から、車で、北側に下り、「道路沿い簡素なボロ展望台」です。
     あと4、5年で朽ち果てるかも??
      
     また、この道路、走る車は見かけません。
     夜 走るなら、鬼が出るか蛇が出るか?
     何か出そうな雰囲気で・・・・勇気ある方、チャレンジを。

    [マップ:Webから転載]

伊豆の各所から、富士山撮影にチャレンジしてみるのも良いかも知れませんね。
ハイキングを兼ねて、いかがでしょうか?

また、伊豆半島からの絶景富士山スポットで、これが一番!と、「人知れず自信」をお持ちの方、情報を期待しています。

 

追伸:因みに、私の撮影スポットは、伊豆長岡駅付近、国道136号線、駿豆線、狩野川が並行して走る辺りです・・・伊豆の花

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愛媛県からの情報で・・・

2014-11-24 11:24:19 | この頃思う事

 

結構、長い期間(30年以上)、「シャコバサボテン」を育てている。
引越3回にも共に歩き、季節には、欠かさずに、花を見せてくれた。
漸く、落ち着き先が伊豆になった時に、半日村に合わなかったのか、次々に、枯れてしまう。
そこで、「挿し芽」で生存を維持してきたものが、ようやく、一応の形が出来て、見せられる程度の花を付けてくれた。
「白色」「橙色」「薄桃色」「濃桃色」「赤色」の5色があったのだけれど、運よく根付いたのは「赤」「薄桃」「濃桃」の3色だけで・・・ま、この位で「丁度良し」とするつもりでいる。

 


 

改めていう程の事ではないが、私は、静岡県在住である。

遠く、愛媛県から、「静岡ご当地ドラマ」に嵌っているという情報が入った。
ご当地である私は、全く、ご存じなかったので、早速に、その情報をチェックするために、11月23日、TBS・PM9:00をセットして置いた。

「宮藤官九郎脚本」で「ごめんね青春!」という。
それなりの地方都市・三島市が設定場所だ。
軽~いノリで、今時テンポの「学園ものに絡む周辺の人々」ってところでしょうか・・・
昔々のご当地ドラマ「細腕繁盛記」ほどの、地方色も濃くなくて、さりげなく見られるドラマで、なかなか面白い。
愛媛で受けてるのも、ちょっと、理解出来るなぁと思う。

男子校と女子校が合併し・・・なんていう筋書き事情を見ると、我が母校(男女共学だったが、以前は、純粋女学校だった)と近隣の工業高校(ここも男女共学だが、工業という事から男子学生が多かった)とが合併し、総合高校になったとか、伊豆箱根鉄道駿豆線を「いずっぱこ」と呼んだり、「三島コロッケ」の宣伝を、さりげな~く流したり・・・やっぱり、わが身に引き寄せてしまう。
それが狙いのドラマにしても、笑えるドラマだと、私も推薦したい気持になった。

毎週、視聴する事は無いと思うが、時々は、チェックは入れてみようと思っている。

愛媛からの楽しい情報を、ありがとうございました。
こんな情報は嬉しいですね。

 


 元は「白色」だったはずの「薄ピンクのシャコバ」です

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寒くて・・・言い訳です

2014-11-23 09:45:00 | この頃思う事

 

昔々の事、シーズンオフに、長野県「霧ヶ峰」で「コロボックル」という小屋で休んだ時、静謐な草原の草の影には、本当に、「コロボックル」が住んでいるような気配を感じた・・・我が家の庭に出現する「コロボックルの小屋」には、彼らはいない


 

この一週間は、たいした用事ではないが、出かけなければならない事が続いて、一日を中途半端に過ごしている。

当月の予定は、一ヶ月前から、ある程度の計画を立てる。
だが、そう、計画通りに事は進まないのは当たり前で、突発的な用事も出来る限り消化するようにしているが、元来、怠け者だから、一所懸命に、予定をこなす事はしない。
で、結局は、自分だけに係わることなどは後回しにし、結局、取りやめてしまう事が多い。

犠牲になるのは「書道の復習」である。
月二回ある教室で、先生からの課題が、時間内に消化出来なくて、必然的に、自宅で復習しなければならない状況になる。
以前は、怠け者なりに、一日か二日を、自宅で、復習時間を持つよう割り振っていた。
母が、放浪を始めてた頃から、その時間を予定することが出来なくなった。
道具をセットして、筆にたっぷり墨を含ませた時、最初の一文字を書き始めた時等など、全く、タイミング悪く(若しかすると、タイミング良く?)母が出かけてしまうという事が重なって、復習の時間が取り消されてしまうのだ。

そんな事で、復習という習慣は、あっさりと無くなったという訳(多分に言い訳かもね)なのだが、現在、母が放浪しなくなっても、その時間は復活していない。
こんな生徒を受け持つ先生は、とんだ災難だろうと思う。
先生が、「書道を楽しんで・・・」と言われることに、唯々、楽しませて貰えることに感謝しつつ、甘えている・・・ホントです。

27日は「書道教室の日」、後、4日ある。
何とか、数枚でも復習しようと思っているけれど、今日は寒くて・・・・


  

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恒例「ゴミ拾いとバーベキュー会」&「七滝」情報

2014-11-18 18:04:01 | 三六趣味の会便り

我家の庭の木も、少~し、紅葉してきました・・・早速に、紅葉(もみじ)名所(近場の公園ですが・・・)に行って来ようと思います


 

 

11月18日。
風もなく、穏やかな陽の光の中、恒例(?)になっている「道路脇ゴミ拾いとバーベキュー会」を行う。

今回は、体調不良あり、所用ありなどで、参加者3名(SK君(まさかのケガを押しての参加)、OT君、私YT)と少ないが、まだまだ若い(?)と、男性陣が頑張ってくれて、2時間程のゴミ拾い作業も、恙なく、毎度のゴミ山を作りあげて終了。
この山が出来ない事が最良なのだが、ま、理想を言っても始まらないし、我らが、細々でも続けている事で、多少でも、捨てる人が減ってくれたら良しとしようと話し合った。
地元であるSK君が言うには、事実、以前に比べて、道の周辺が綺麗になったそうだ。

お昼のバーベキュー(SK君自宅で)には、少し、時間が早かったので、ゆっくり、目についたゴミ(主にペットボトルと缶)を拾いながら、ウオーキングを楽しんだ。
のどかな天気の中、軽く疲れを感じる位の、程良いゴミ拾い作業だった。

バーベキューには、歯医者から馳せ参じたUY君、遠方からのSM君、初参加のKYさんが加わって、賑やかな昼食となる。
今回は、皆、車で来たために、アルコールは論外で、こんな日があるのも、結構、真面目に話が出来て良いものだと感じた。

   皆さん、お疲れ様でした、ありがとう・・・・                                                                        
                                                                      [報告:YTです]

   


TKさんから、「河津七滝散歩道」の情報が送られてきました。
今度は、皆で、出かけてみたいですね・・・新緑の頃が良いかな?・・・YTです。

[以下、写真と文:TKさん提供]

 

写真左:「初景滝」の「伊豆の踊子と私の像」   写真右:「河津七滝ループ橋」

 

何十年ぶりかで、「河津七滝散歩道(かわづななだるさんぽどう)」へ行ってきました。

最近話題のジオパークの影響を受けてか、散歩道は、以前と比較にならないほど整備されています。
七滝付近の紅葉は、まだ、イマイチの感じでしたね。

川沿いを歩く、林の中の散歩道ですので、心が癒されます。
体力も、そこそこに使いますので、運動と癒しを兼ねて行くのは最高ですね。
天城、天城、天城越え~ です。

参考になればと思い、画像を添付します。

註) 「七滝(ななだる)」とは、天城トンネルを下田方向に抜けてから、河津川上流にかかる滝で、釜滝、エビ滝、蛇滝、初景滝、カニ滝、
      出合滝、大
滝の七つの滝を言う・・・伊豆の花。

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新聞記事から・・・「寄り添う家族」

2014-11-16 11:26:40 | この頃思う事

 

姉の丹精で、「皇帝ダリア」が、花を見せてくれた。
昨年は、あまり背丈が高くなりすぎ、強風で自滅してしまったが、今年は、まずまずの高さで、花も、2階からでなくても、良く見える。


 

11月11日は「介護の日」だという事を、知っていますか?
私、勿論、知りませんでした(な~んて、エラそうに言う事では無いですが・・・ね)。

本日(16日)、恒例の「新聞斜め読み」をしていて、初めて知りました。
知らなかったからと、どうこうするつもりは有りませんが、さすが新聞ですね、こんな記事が載っていました。
誰でもが、そうありたいと思っていても、現実では、なかなか思い切れないのが、この問題なのでして・・・
でも、私の考え方に似ているところもありますので、とりあえず、我が信念(それほどの思いもないです)を、確認するつもりで転載します。
以下、11月11日付、毎日新聞企画特集版から抜粋(伊豆の花)


11月11日は「介護の日」寄り添う家族

ジャズシンガー綾戸智恵さん
母が脳梗塞で倒れたのは2004年11月、78歳の時です。
・・・・08年にライブ活動を休止・・・約一年後に活動を再開しました。
自宅をバリアフリーにするリフォームがととのい、車椅子も上手に扱えるようになったので、もう大丈夫かなと思ったからです。
でも、過信でした。
私が過労で倒れ、救急車で運ばれてしまったんです。
それからはプロの方の力も借り、介護と仕事の両立はだんだんうまくなりました。
・・・・決めていることは何もありません。
自然に成り行きに任せています。
今日一日を母が機嫌良く終えられればいい。
そう思って、一日一日を過ごしています。


医師・作家 米山公啓さん
① 認知症と診断された時すべきこと
・・・・(認知症を)受け入れるのに1年ぐらいかかってしまうことも多いので、その期間を如何に短くするかが大切です。
そのために必要なのは、勉強ですね・・・・

② 家族の心構え
大切なのは、終わりがある事を知る事。
患者さんが全体の経過の中で今どの辺りにいるかを知ることが必要です・・・・

③ 施設や病院との付き合い方
施設や病院と付き合う上で大事なのは信頼感しかありません。
・・・・家族はとかく遠慮しがちですが、主張しなければ改善されませんから、「うるさい家族」になった方がいいと思います。

④ 認知症にならないために
認知症は確実に予防する方法はありません。
・・・・生活習慣病・・・の治療は必要です。
あとはウォーキングなどの適度な運動。
それから新しい体験や刺激のある環境を作ること・・・・

⑤ 介護とは
介護とは、その人や家族の人生だと思います。
・・・正面切って介護と向き合うのはやめた方が良い。
ちょっとハスに構えたぐらいがいいと思います。
まじめな人ほど何とかしようとしてしまいますけど、ちょっと手を抜く。
それがいいです。
(以上、記事抜粋)


私のイイ加減判断から考えるに、結局は、「普段通りの生活」でいい・・・という事ではないでしょうか。
その「普段通り」も、神経細やかな人から、大ざっぱな人から、私のようにイイ加減な人から・・・と様々ですもの、その人が、一番、心地よいとする介護方法を選択していくしかないと思いますよ。
だから、大切なのは、適切な解放時間を見つけて誘導してくれる家族や友達がいる事だと痛感しています。




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油断大敵!

2014-11-14 21:21:16 | この頃思う事

昨日(13日)の富士山は、ホントに雲一つない、「すっきり富士」だったが、余りにも、風が強くて、撮影に行く気力が出なかった。
本日、多少、雲の姿はあるものの、これから徐々に麓に向かっていく雪景色のスタートとしては、かなり良い線の姿を捉えられたと思う。


 

11月14日。
目が覚めたのが、午前7時を回っていた。
寒くて起きられなかったのも理由の一つだろうが、何しろ、怒涛(?)の一週間を過ごした疲労もあったと思う。

出だしが遅れると、何かと、モタモタしてしまうが、朝の一連の作業を終わったのが、もう、10時を過ぎてしまった。
さて、買い出しに行かないと・・・と思えども、買おうと思っているものは何だったか、すっと出て来ない。
で、メモに、アレとコレと・・・と書いてみるが、何か、抜けている気がするが、思い出さない。
もう、お昼になってしまうし、店に行けば思い出すだろうから・・・と、何時ものイイ加減を採用。
母の様子を見ると、寝入っているようだから、声を掛けずに、姉に託そうと行ってみるが、不在である。
一時間くらいだから、このまま、行って来よう・・・と、またまたイイ加減で出掛けた。

3件の用事を済まし、帰り道、富士山絶景ポイントで写真を数枚撮った・・・でも、それなりに急いだのですよ。

家に戻ると、部屋に母がいない!のだ。
トイレかな?と、覗いてみるも、見当たらず・・・
私が、今、帰ってきた坂下に向かう道では会わなかったし、そう遠くへは行けないから、これは、また、藪の中か?
母を呼んでも、返事をする人ではないし、一瞬、どうしようかと考え、一人にした後悔も、チラリとする。
でも、藪に向けていた目を、反対側に向けた時、植え込みの影にうずくまっている母を見つけた。

最近、殆ど歩かないし、寝ている時間が多い事に、私が慣れてしまっていた為の「油断」だったのだ。
過去に拘らない、未来も考えない私だが、現状には、すぐ馴染んでしまうという性格の盲点である。
この事で、明日からの対処には何ら影響はないが、「油断大敵」というのはあるものだなぁ・・・と実感したという話である。

ただ今、午後10時。
昼間の影響か、何時までも寝ないで、ウロウロと家の中を歩き回っていた母が、ようやく、ベットに落ち着いたようだ。
私は、これから、ゆっくり、お風呂に浸かって、疲れを癒すことにしよう。
で、ハタッと思い出した。
どうしても思い出せなかった買い物は、「出汁の素」だったと・・・もう、遅いんだよね、ま、毎度の事だけれど。


 

 湯気でボケて仕舞っているが、一応、「ぜんざい」のつもり。

   友人から貰った「あずき」で「ぜんざい風」を作り、他の友人から貰った「葛湯」を、とろみとして混ぜてみた(イイ加減レシピで)が、
   味にうるさい姪が、「美味しい~」と言ってくれた。
   案外、このレシピは、成功かも知れない・・・と、密かにほくそ笑んでいる私。 

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タンゴに酔いしれた後は・・・

2014-11-12 12:03:34 | この頃思う事

   

 

朝7時半から、ボランティアの「花壇整備」を済ませ、食料買い出しをしながら、「マック」で、珈琲とホットドッグで朝食を取る。
少し、ほっとしたところで、帰宅する・・・午前10時、食事の片付け、洗濯をするうちに、もう、昼食である。


昨日は、友人と二人で、「横浜みなとみらいホール」にて、「マランド楽団(8人編成)」のタンゴと2組のダンサーのダンスを鑑賞した。
彼らはオランダ生まれというが、コンチネンタルというよりアルゼンチンの香り漂う、「オレグァッパ」「マンボNo5」「ブラジル」等々、ラテンのノリに魅了された時間を過ごす事ができた。
で、コンサートには、何の問題も無く、とても、満足して会場を出た。

それから・・・があるのだ。
「横浜みなとみらいホール」から、三島に戻るのは、今回、「みなとみらい駅」→「横浜」→「新横浜」→「三島」の経路を選んだ。
新幹線は「新横浜」からだが、乗車券は「横浜」からになっているので、まず、「横浜」に出て夕食を取り、「横浜」からは横浜線で「新横浜」に向かう事にした。

食事も終わって駅に向かい、さて、乗車券をと言った時・・・友人の、毎度の行事で、「切符が無い!」が始まったのだ。
そのこと自体、何も迷惑でないし、急ぐ旅でもないから、ゆっくり探してと待っていたが、今回は、どうしても見つからないという。
私も、友人のバッグの中を、あちこち(何でこんなに必要なの?という程ポケットがある)、探してみるが、本当に無い。
「お財布は?」と聞くと、「無い」というのだけれど、ちょっと借りて探ってみたが、ないようだ(というのは、お金には触りたくなかったから、カードや割引券などを、一枚一枚をあっただけで)。

友人も、さすがに諦めて、帰りの乗車券を再購入することに落ち着いた。

結局は、帰宅してから、バッグ等、ひっくり返して探したら、お金の間に挟まっていたと言う。
証明書を発行して貰ったから、代金は戻ってくるというので、まずは、一安心したという次第であった。

そうそう、余波があったんですね。
「横浜」から横浜線に乗ったつもりが、京浜東北線に乗ってしまい(同じホームから乗る)、「鶴見」まで行って気が付き、慌てて「東神奈川」に戻り、横浜線に乗れたと安心したものの、「新横浜」に着いたのが気が付かず、オバサン二人、飛び乗りならぬ飛び降りをするという・・・なんと、まぁ・・・ものであった。
これは、私の責任で・・・。

そんなこんなの「高齢者2人組都会の旅」をしたという笑い話


 

 「かたばみ」のピンク色が、暖かいなぁ・・・と感じる季節だ


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「法律」というのは・・・

2014-11-11 08:27:02 | この頃思う事

 

何時からか、庭の片隅にあるこの植木の名前は分からないが、何故か、花に蜂が寄ってくる・・・蜂には必需品らしいので刈らずにいる


 

11月10日。

我が母は、頗る病院嫌いで、集中治療室に入った時には、「殺される~」と喚いて、念書を書かされた上、逃げ出した人間である。
それ以来、訪問看護(月2回だが、祭日等で1回の時もある)と、月1回、常備薬を貰う為に通院していた。
お蔭様で、特に悪い症状も出ず、病院逃走劇以来、6、7年経ったと思う(相変わらずイイ加減で・・・)。
この夏から、動くのを嫌がるようになり、月一の通院も止めた。
この状態で、私自身には、何の不都合はない。

通院していた病院より呼び出しを受けたので、丁度、薬を貰うついでがあったから、昨日、時間を打ち合わせて(私も病院嫌いでして、待合室で、延々と待たされるのが嫌だから)出かける事となった。
それでも、小一時間、待ったかな・・・そこでの話である。

ここ2か月、薬は貰っているものの、殆ど、診察をしない状態なので、医師が、この後にあろう事を心配しての助言と解釈した。
つまり、法律では、診察していない医師は「死亡診断書」を書けないので、訪問看護の回数を増やし、月2回位、医師の派遣を入れたらどうか・・・という趣旨だったと思う(ホントに、しっかりと話を聞かない私です)。
私は、「診断書」の為に、必要もない看護も医師の派遣も、受ける気はないと答えた。
そうなると、どうなるかと言うと、警察が入って「検視」になると言う・・・それは、よく理解できる。
でも、私は、了解した。

帰り道、しげしげ考えるに、「検視」は気分的に良いものではないにしても、それを避けるために、声高に叫ばれている高齢者医療費の赤字財政を増やすのって、変しいと思いませんか・・・という事だ。
多分、患者側から、そういう要望が多くあるのだろうと推察できる。
だから、医師からの提案に、異論はない。
ただ、「法律」は、我が身を狭めるもの(義務)ではなく、正しく守るもの(権利)の道筋と理解している。

私たちのポリシーが、「法律」を正しく運用できるかどうかに、掛かっているような気がするが・・・如何。




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