IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

心が、揺らぐのですよね・・・

2016-10-28 11:26:27 | この頃思う事

自生なのか、はたまた、以前に植えた事があったのか・・・雑草の中で、毎年、「オキザリス」の花が咲きます。

 


 

27日は「書道教室」でした。
実は、ちょっと、迷っているのですね。

「教室」に関して思うのは、元々、ナマケモノで、上達したいという目標もなく、ただ、集中出来る時間を持ちたい・・・という理由で通い始めたから、今現在、自分の時間を自由に出来る状態になって、あえて、時間を作る必要が無くなり(つまりは目標を失って)、もう、教室通いは辞めようと考え始めていたのです。

そうなると、一気に、いろいろな事の情熱(そんなものを、持っていたかどうかも不明ですが・・・)が醒めると共に、煩わしくなって(これは、私の、一番、悪い癖)くるのですよね。
ホント、申し訳ない事ですが、教室では、ともかく、一応、先生のお手本に従って書きますが、楷書・行書・草書と各一枚を、サッサっと書くだけで、「先生、完璧な三部作です!(そんな事は無い)」と言って見て貰い、それで、もう、お仕舞にしたくなるのです・・・始めてから、30分間位しか経過していないのです。
こんな生徒は迷惑極まりない奴だと自認していますが、どうにも、飽きてしまい、持続出来ないのですね。

で、昨日、教室に入ると、最年長(90歳を越えています)生徒さんが近寄ってきて、先日の文化祭会場での、ご自分の作品の写真を示して、とても嬉しそうにお話をされるのですよ。
彼女は、とても前向きで、熱心で、作品自体も力強く、生き生きとした書風で、書を愛していられるのが感じられて、我らにも励みになる方なんですね。
「来年の作品は、もっと、大きなものに挑戦しましょうよね」と、私もエールを送ったのですが、そう言った自分が、「辞めます!」ってのは、随分、無責任だわなぁ・・・と思った訳ですよ。

先生から、楷書など基本の字だけでなく、隷書や篆書・金文なども書いてみたら・・・との提言も出て、「ふ~む、私は、如何にすべきか?」と迷い始めたという塩梅なのです。

 

今のところ、結論を出すのは、今期末(来年3月)まで「保留」という状態で行こうと考えていますが・・・

 


「オキザリス」の花の近くでは、「コロボックルの家」が建ちました・・・例年よりも、豪邸(?)です。


 

 

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どこもかしこも・・・

2016-10-25 17:51:33 | この頃思う事

全く、手を掛けない「ホトトギス」の株が小さくなり、花の数も少ない。
さて、「家康」で行くか、「信長」を取るか、はたまた、「秀吉」を採用するか・・・迷うところだが、まず、秀吉的栽培法(咲かせてみよう)を選んで、鉢植え等に移し、環境を変えて見ようかと考えている。

 


 

昨日(24日)は、私の古希誕生日である。
「国民健康保険高齢受給者証」なるものが、市役所より送られてきて、公も認める高齢者となった。

この日の午後6時から、友人と、居酒屋で祝杯を挙げるべく予定していたのだが、朝から体調が良くない。
多分、風邪を引いたのだろうが、夜、出かけるのが億劫になっているのも理由の一つなんだと思う。
しかし、この日にしようと決めたのは、私自身なのだからと、肉体(精神)に鞭打って、約束場所に出掛けたのに、友人が来ない。
暫く待ってから電話を入れると・・・電車に乗り遅れた・・・と言う。
ま、こういう事があるのも想定内の我らである。
30分程遅れてきた友人に、「今日は私の誕生日だから、ちょい体調が悪かったけれど出てきた」と伝えると、「先に言ってくれればプレゼントを用意したのに(実際に、呑み代全部友人持ち)」と言うから、30分遅刻もチャラにした。
午後8時過ぎの帰り道、対向車のライトが眩しくて、愛車(チャリ)では、全く、前方確認が出来ない。
仕方なく、乗っては降り、降りては乗り・・・と、殆ど、歩きで帰宅した。
当然、足腰が痛む。

翌日、午前中は雨が降らないと言うので、大急ぎで、買い物と友人(1年前に亡くなった)宅を訪ねるために、最寄り駅まで愛車で出掛けた。
友人宅は一駅先である。
友人の奥様(私より6歳若い)が「脳」の検査を受けたら、80歳位だと言われてショックを受けたと言う。
どうしたら良い?と問われたけれど、その私だって、褒められる「脳」では無いし、「まぁ、頭を使う事よね」と返事をしておいた。
あれやこれやと話が長くなり、雨も、ポツポツして来たので、大急ぎで駅に戻り、最寄駅に着いた時には、雨足も、かなり、強くなっていたが、ともかく、愛車で帰宅した、勿論、濡れた(風邪気味だというのに・・・)。

正午を回った辺りで、突然、三島の友人が現れた。
理由を聞くと、知人とお見舞いに行く約束をしたのに、現れない。携帯に電話をしても繋がらない(どうも携帯していないらしい)。で、一人でその見舞い宅に伺ったけれど、不在だった。だから、私のところに寄ったのだと言う。
「ちょっと電話をくれたらいいのに・・・」と言う私に友人の返事は、「だって携帯電話を持って来ないもの」。

ホント、どこもかしこも、同じような人間の集まりって事でしょうねぇ・・・(古希バンザ~イではなくて、お手上げ!って事)

 



 

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「小春日和」を楽しんでいます

2016-10-23 12:35:18 | この頃思う事

我家で、一番、日当たりの良い場所ですが、「鉢植え」を置いたら、毎日、水遣りが必要なのです。

 


      

「酔芙蓉」の葉が、色付いて落ちています。その鮮やかな黄色の中に、ほんのりと赤色が・・・やはり、「酔芙蓉」なんだなぁ・・・と思ったり。
漸く、草茫々の「水仙」花壇も、草取りを終えました。
日当たりが悪いためだからでしょうか、水仙の花付がワルイのです。
今年は、少し、研究してみようかと思っています(思って終りかも・・・)。


と、「小春日和」の、のどか~な一日は、外回りをブラブラしながら、あれこれと思う訳ですよ。
まぁ、私の事ですから、半分も実行出来ないだろうとは思うのですが、とりあえず、計画だけは練っているのですね。
柿の木の剪定は12月から2月頃に、あの枝は落としてイイよな・・・、紫陽花の2度目の剪定は、今月中に済ませて・・・、バラに病気が付いたみたいだから薬剤を買ってこなければ・・・でも、季節も終わりだから葉が落ちるのかなぁ・・・とか、しょうも無い事を考えながら、庭の点検をしているのです。

で、「小春日和」って、正しい使い方は?・・・と、急に思う訳でして、早速、検索をしました。

・・・・晩秋から初冬にかけての、暖かく穏やかな晴天である・・・と、出ていました。

そう、正に、今日のような日の事だと確信をもって、表題に掲げました。
最近、ロクな会話をしないからか、言葉を忘れてしまい、表現力が、とてもイイ加減になって来ています。
元来、イイ加減な人間なのですから、それも当然だと承知しているのですが、やはり、ちょいとミエもありまして、間違った語句は避けたいという気持もある訳ですよ。

「表現する」カッコ良さよりも、「理解を得られる」言葉選びに注意したいと思うようになりましたね。
このところ、何度か、言葉で心が痛む思いをした私の、唯一、反省点であると共に、気遣わねばならない点だと、「小春日和」の中で、ボンヤリと考えているのでした。


 


名も知れぬ(私が知らないだけで・・・)雑草の花も、穏やかな陽の中では、可愛らしく見えて、取り除けなくなります。

 


 

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夏の名残がある中に・・・

2016-10-19 09:57:25 | この頃思う事

 三島・隆泉苑の回遊式庭園で・・・

まだ暑い、日差しを避けて散歩しましたが、庭園に射す木洩れ日には、何故か優しげな空気が漂います。

 


10月も半ばを過ぎました。
前半の、私にとってはケタタマシかった日々から開放され、今日(18日)は、の~んびりと、三島・佐野美術館での、「横山大観・・・大気を描く展」で、時間を過ごしました。

 (パンフより転載)

三島楽寿園と佐野美術館には、三島市が市民に無料券を配布していて、市民である友人のお蔭で、私も、その恩恵に浴しているのですね、ホント、有難い事です。
それに引き替え、我が市では、全く、な~んもない町(美術館もないし、公園も無い)だから、余録のような楽しみがないのです(と、何に付けても、わが身の欲得に結び付けるオバサン特有の症状が顕著になりまして、スミマセン!)。

前から、行こうよね・・・と、約束していた和食店で昼食を取り、友人は、午後から、箱根・成川美術館に行きたかったようでしたが、私自身が、「疲れているから、またの機会に・・・」と、断り、行きつけのお気に入り喫茶店で、とても長い時間をかけて、珈琲(450円なのに、デザートやら、お茶やら、お茶菓子など頂き・・・)を味わいました。
帰りがけに、店主から、またまた「お土産」を手渡されたのですね・・・「ハロウィン」のサービスだと言うのです。
商店街を挙げて、「ハロウィンイベント」を開催しているのだそうです・・・又しても、我が市では、と思うものの、「言う事なし!」です。

友人の友人(私にとっても知人)は一人娘である為、お母様の介護真只中で難儀をしているらしいのですね。
友人は、時折、様子を見に、ご自宅を訪問しているのですが、やはり、気休め程度であり、彼女の負担を減らすまでには行かないのでしょう。
私の介護経験を聞きたいと言うので、「私の介護は、母と私の関係の中でしか有効でないから、彼女には参考にならないと思う。ただ、一人で何もかもやろう、やらねば・・・と思わないで、使える援助は進んで利用したら良いし、他人様の口出しなど気にしない方が良い・・・とだけ伝えて」と、友人には話しました。

 

「秋10月」とは言っても、まだ、「夏の香り」が残っている街で、友人と、とりとめに無い会話をし、心の中をカラにしました。
帰りの電車の中で、「そうだ、明日にはこれをしなくては・・・」と思い出した予定事もあったり・・・
こんなボーっとした一日も、我が歳になれば、大切な時間なのです・・・よね。




 

  

***  三島市内での、私の好きな風景です ***

左:三島駅傍・喫茶店からの眺め 中:青々とした「八つ手?」に射す陽光 右:回遊式庭園石畳と木漏れ日


 

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芸術鑑賞も楽じゃないのです!

2016-10-15 08:49:02 | この頃思う事

ちょい時期が外れてしまいましたが、「ニラの花」です。
庭や畑の、あちらこちらに、逞しく自生しているのです、元は、母が植えたもので・・・つまり、遺産なのです。

 


 熱海サンビーチでの「薪能」(パンフ転載)

14日、午後3時に、友人と、三島駅で落ち合って、JR東海道線で熱海に出掛けた。
熱海サンビーチで行われる「薪能」を鑑賞するためである。

この「薪能」は、ある宗教団体が主催して、毎年、団体所有の美術館で行われていたようで、友人は、一度、観賞した経験があったが、私は、ハッキリ言えば、「海岸で行う薪能」が見たくて、友人を誘った。
友人は、二つ返事で 快諾してくれたが、実は、私には、もう一つ、思惑があった。

友人は、来年の運転免許証更新を可か否か迷っている所で、もう止めようと思う一方、まだまだ大丈夫だという考えも捨てがたく、とりあえずは、高齢者運転能力適性検査(とでも言うのでしょうか?)を受けるつもりでいると言う。
私自身は、運転を止めろ、いや続けろと指示する権限も義務もないから、友人の決断に任せるだけであるが、ただ、車が無いと「虚しい闇」の世界に陥ってしまうと思っている友人に、楽しみ方はいろいろある・・・と知って貰いたいと思い、電車で行く小さな旅(熱海までは30分はかからない)に誘ってみたという訳もあった。

「薪能」は午後4時半から7時頃までの予定だったから、友人には、「寒くなるから防寒着を持ってね」とだけ伝えた。
で、三島駅に現れた友人は、首に薄いマフラーだけで・・・あれ、上着は?と思ったが、もう、仕方ないから、そのまま出発した。

目の前が相模湾(太平洋)の海岸の砂の上に、持参の敷物を敷き、どっかり、腰を据えて開始を待つ。
何しろ、無料であるから、贅沢は言えない

午後4時頃までは、そう、寒くなかったが、辺りが薄暗くなるにしたがって、海からの風に、時折、身震いがしそうな感じになってきた。
寒そうに身を縮じこませている友人に、風邪でも引かれたら大ごとだからと、私の手袋、ショートコート、ちょい大きめのスカーフなどを渡して、少しでも、寒さ対策をして貰った。
友人の前では、やせ我慢をしていたけれど、当然、私も寒い!

催し物としては、当熱海の御姐さん達の粋な「唄と舞」に始まり、本邦初お披露目の「新作能(「海」と言ったような・・・実際、海から登場したらしいが、まるで見えない)」を観るのだが、舞台が遠くて実感が無いから、集中出来ず、のめりこめない上に、寒くて仕方がない。
「能・・・海」が終了した時、「もう帰ろう、寒くて居られない!」と友人を促し、その場を離れた。

 西の空では、「オーロラのような落日」

         片や東は、「十三夜さんの名残月?」

 

そんな訳で「薪能」は、十分、堪能したとは言い難いが、雰囲気だけは、申し分なく、浸って来た(一切、撮影は禁止だったので、お見せできない)。
その穴埋めでは無いだろうが、大自然が見せてくれた一大ショー、オーロラを見るような「落日の空」と、雲間に現れては隠れる「おぼろ月」に感動し、友人と二人で、「今日、熱海に来た事は正解だったね」と頷きあった・・・でも、運転免許は諦められないらしい。

 


 

 

 

 



 

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もう、無理だ・・・と、悟りました!

2016-10-13 08:40:00 | この頃思う事

「紫」「白」「黄色」の3種類あった「ホトトギス」が、「白」は枯れてしまい、「紫」も株が減ってしまって、ちょっと寂しい思いの中で、「黄色」は株が大きくなり、花もたくさん咲きました。

 


 

多分、1年以上は会っていないかも・・・関東に住む友人から、久しぶりに会おう・・・と電話が来ました。
この友人とは、中国:南京・蘇州方面の旅で知り合って以来、その後、十数年に亘り、数回、海外の旅を楽しんで来たのです。

私の旅は、基本的に、有名観光地は避ける傾向だったので、なかなか連れになってくれる人もいなくて、最初の旅「シベリア」は妹と、その後は、一人参加での旅が多かったのですね。
この友人とは、旅の嗜好が、何となく似ていて(友人が我慢してくれたのかも知れないけれど・・・)、中国:砂漠地帯やチベット、イラン、トルコ、インド、ベトナム等、かなり、場所的にハードなところを旅してきました。
その上に、自由時間にはオプショナルツアーを利用しないで、二人で街のぶら歩きしたり、スーパーからビール等を買ってきて、二人宴会で過ごしたり・・・で、ホント、ツアーと言っても、かなり、気儘に海外の旅を堪能してました。

二人とも、勤務場所が東京だった事もあり、旅以外でも、度々、会うようになったのですが、私が、故郷に戻り、海外の旅を止めて(国内でも泊まりの旅はしなかった)からは、年1回ぐらいしか、会う事が無くなりました。
でも、その年1回であっても、会えば、次々と話題が飛出し、時間が見る間に過ぎてしまうのです。

今日(12日)も、お互い「久し振り~!」で始まり、「ねえ、この前会ったのは何時だったっけ?」と問うものの、お互い、「一年以上は経っているんでないの?」ぐらいしか記憶になくて(いえ、認知では無いですよ・・・言い訳か?)、お互い、明日に用事を控えているからと、上野精養軒でランチ(と言いながら、ホントは、フルボトルワインとつまみを注文、足りなくて、グラスワインを追加)3時間あまり、その後、上野公園近くにある上島珈琲店のテラスで珈琲を味わいながら、またまた話し続け・・・帰宅したのが午後8時過ぎでした。

友と会うのも嬉しい事ですが、都会好きな私には、一日中、都会の空気の中で過ごす事が重要であり、お蔭様で、随分、解放された気分になって、満足しているのです。

が、なのですよ・・・お出掛けに「6センチヒールのブーツ」を履いて行ったのですよね。
この高さ、ちょっとキビしいかな?・・・という思いは、確かにありました。
でも、ま、イイか・・・と、決断した事が、ホント、間違いでした。

(スミマセン、時間が無くて・・・午前中、書道教室に出かけてきます。続きは後で・・・AM9:25)

(PM1:50・・・書道教室より帰宅)

歩行困難(?)で、膝は悲鳴をあげ、腰は知らず知らずに前のめり風になって行く気配に、何度も、立て直しを図り、泣きの涙(は、出ませんが・・・)で帰宅したのです。
家に戻って、つくづくと、「6センチヒールのブーツ」を眺めて、もう、これを履いて、都会を闊歩する(本人は、闊歩しているつもりなんですよ)には無理だなぁ・・・そう、つぶやいてしまいました。
いいえ~、お気に入りのブーツですから、無論、捨てたりはしませんよ、あまり歩かない時だけ履きます。

ただ、もう、この高さでは歩けないなぁ・・・と悟っただけなのです。


翌日(13日)の「書道」にも力が入らず、疲れ切ってしまっている私ですが、14日は、「薪能」観賞に、またまた出掛けて来ます。
当然、低いカカトの靴を履いて行きますよ・・・でも、「はぁ~」なんですよね。

 

午前9:20頃、JR新幹線三島駅ホームから見た富士山・・・小都市ながら、だんだん高いビルが建つようになり、この位置からの富士山も、見られなくなりそうな気配です。

 


 南伊豆にある野草植物園(と、言ったか?)で貰った「ホトトギス」。
 葉が痛んでしまったけれど、健気に咲いてくれます。


 

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秋に罪はありません・・・よね?

2016-10-09 09:07:56 | この頃思う事

「朝顔に つるべ取られて もらい水・・・加賀千代女」

何故か、この句に憧れていて、朝顔を植える時に、何時も考える・・・井戸が無いからつるべも無いし・・・で、今までに、物干し竿とか、雨樋とか、ツルが巻きそうな場所に朝顔を置いて、疑似体験していた。
今年は、庭の隅に打ち捨てられている「うんてい」を、「つるべ」に見做して、数本を纏めて植えて見た。
何の手入もせず、朝顔の為せるまま放置していたけれど、季節外れのこの時期まで花を付け、今までのうち、一番、逞しく成長している。

この「うんてい」は、父が孫のために、自ら作って設置したもので・・・千代女では無く、「つわものどもが夢の跡・・・芭蕉」とでも言いましょうか・・・


     「いろは書道教室 28年度文化祭参加作品」

 

書道教室としては、3回目の「市文化祭」に参加した。
今年は、先生が、割合と乗り気になって、生徒さん達に勧めてくれたから、参加人数は多くなっている。

が、私が飽きてきた(秋だから?そんなダジャレは不要!)のだろう。
全く、気持ちが入らない。
今回の我が作品を見ると、ありありと、その兆候を感じるのだ。

一)  元々、熱心な生徒でない事。
二)  目の前にニンジンをぶら下げ無い(つまり、目先に目標が無い)継続は、私には向かない事。
三) 3年目にして、ある程度の参加作品が揃うようになった事で、文化祭参加を言い出した義務感のような責任が無くなった事。
四) 母が生存中は、なかなか、集中出来る時間が持てなくて、月2回1時間半、「書」に没頭し無(に近い)なる時間は貴重であったが、母を送ってからは、毎日が自分だけの時間になり、敢えて、時間を作る必要が無くなった事。

等々、勝手に理由付けているが、多分、そうだと思う。

 

 

 「あかあかと ひはつれなくも 秋の風・・・芭蕉」

まるで、わが心境のような秋の句に、ちょっと惹かれて、急遽、書き上げた(当然、先生の手本アリ)。
でも、やはり、イマイチ・・・なんだよなぁ 

 


この朝顔、蒔くのが面倒くさくて、庭の隅に捨てた種が育ったもので、何か、生命力というか、意地と根性を感じる。
私には持ち合わせていないものである・・・嗚呼、う~~~む!言葉にならない。

 


 

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十分、「古希」条件を満たして・・・

2016-10-07 17:10:59 | この頃思う事

  我家の「金木犀」は、満開の花を楽しむ間もなく、散ってしまいました。


 

10月24日は私の誕生日で・・・そう、「古希」条件が、十分、整う日なのです。

10歳、20歳、30歳・・・と、過去に大台に乗った時には、ただ昨日が今日になっただけであり、全く、特別の意識をする事も無かったのに、今回、古希を迎えるにあたっては、やけに、じっくりと考えてしまうのですよね。
何故なのか?
自分でも、よくは分かりませんが、やはり、先が見えてきた・・・という事なのでしょうかねぇ。

で、身の周りの「整理整頓」が気になってしまうのです。
よそ様に比べれば、我が周りは、整理されている(初めから整理する程のものが無い)という自覚はありますが、それでも、あれも捨てた方が良いのでは・・・これは、必要事項を抜き出しておかなければ・・・とか、いろいろ、目について来るのですね。

とりあえず、一部の「アルバム」を廃棄処分、自分で作成しながら観る事も無かったDVDをゴミに出し、農作業用にと残して置いた古着を捨てました。
もう着ることは無いだろう衣服は、これから整理を始めようと決めています。
それでも、家の中の見た目は、何も変わりません。

そうそう、一番大事な事は、「今以上には、物を増やさない」という事!
そんな事を、毎日、ぼんやり考えて、ぼんやり片づけています。

 

友人から、「秋になったら、一杯やろう」と誘われていましたが、日時を決めていなかったのですね。
20日以降なら、何時でもOKだから、都合の良い日を指定して・・・と、メールを送りました。
そしたら、あちら様の指定した日時の中に、我が誕生日が含まれていたのです。
では、24日に・・・と、返信しました。
イイエ~、下心なんてありませんよ~、ただ、指定された日から選んだだけですよ~

とは言いながらも、なんとな~く、誕生祝いで、飲み代チャラになるのを期待してるような気も・・・・いや、そんな事は・・・・無い・・・筈でして・・・

 


     これは「銀木犀」ではありません、念のため。

あるレストランの庭先で、一面の白い花の絨毯が目に留りました。
自宅に戻って調べて見ると「銀木犀」というがあるのですね・・・人生古希にして、初めて目にしました。

 


 

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晴れ間に浮かれて、急遽・・・

2016-10-04 20:20:45 | この頃思う事

 十国峠から見た富士山は、まるで水墨画の世界のようで、今日は、最高の「富士日和」でした

  ←拡大すると・・・右:富士山、左手前:愛鷹山、左奥:南アルプスが見えますよ。


 

4日朝8時、電話が鳴った。
「ねぇ、今日は晴れるから、これから箱根に行かない?」と、友人からの電話である。
「えっ、何処へ?」と一瞬、戸惑う私に、友人は「岡田美術館」と答えた。
そうだった、そうだった・・・以前から、この岡田美術館の噂は聞いていたが、主に「陶器」や「日本画」のコレクションという事と、入場料が2800円と、私にはとんでもない料金で、進んで出向こうという気にならないでいたのだ。

でも、お誘いとなれば、これも縁である。
一度、見ておくのも悪くは無いと思い直し、午前10時半に迎えに来て貰う約束をした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

友人は、美術館が目的ではあっても、ただ、そこに向かって一途・・・という性格ではないから、「十国峠で富士山観賞」コースを取り、その道すがら、毎度利用するレストラン(それなのに、2人とも、店の名前は知らないというイイ加減さ)にてランチを取った。

店内では無く、テラスで気持良い秋風に吹かれながら食事をする・・・とても解放された気分になり、「これに勝る贅沢は無いな」と、思う・・・誘ってくれた友人に感謝である。

 

 レストラン入口

本日のランチ(珈琲は別) 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

     本日ドライブの主目的:若冲と蕪村展(パンフ転載)

友人は、すこぶる「若冲」好きで、まだ、私などが知らない内からの、年季の入ったファンである。
初めて友人に誘われて観賞した以来、私も、かなり、「若冲」を観て来たが、華やかな色彩は観賞するには良いけれど、やはり、私的好みから言えば、若冲の作品でも、「墨一色」の方が落ち着く。
友人は、また、「蕪村」の実物観賞の経験がなくて、どうしても見たかったと言う。
今回の展示品にはいたく感銘、2800円払っても満足だと言う・・・メデタシ、メデタシというところかな?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

急遽出かけて、たくさんの美術品観賞(1階から4階まで、各階に6~7室の展示室があったと思うが・・・)は、私にも、かなりの疲労感があった。
友人は、そうは言わないけれど、疲れただろうと思う。
また、日を改めてディナーをする約束をして別れた・・・帰宅時間は午後5時半。

 


 

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ケータイから、試してみました!

2016-10-03 09:54:55 | この頃思う事

    

退屈凌ぎに、「ケータイから投稿」を試してみました。
試験だから、写真も、小さいサイズで添付・送信したので、遠くに「富士山」が鎮座しているのが見えますでしょうか?

わざわざ、ケータイ通信料を使ってまでも投稿する記事は無いのですが、自分がしない事は許せるのに、自分に出来ない事が目の前にあるのは、何故か、許せないのですね・・・傲慢で、ちょい、オカシイのです。

でも、また、実験してみたいですね。
あ、そうそう、文字は送信後にパソコンで追加しました、ケータイでは入力が面倒で・・・   

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